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Channel: 237号室 タカの無事是名作映画烈伝 A級からZ級まで
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リトル・フォレスト 冬/春

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『リトル・フォレスト 冬/春』






2015年 「リトル・フォレスト」製作委員会






《スタッフ&キャスト》



監督・脚本 森淳一


原作 五十嵐大介


撮影 小野寺幸浩


音楽 宮内優里




出演 橋本愛/三浦貴大/松岡茉優/温水洋一/桐島かれん






《解説》



生きるために食べる 食べるためにつくる


第65回ベルリン国際映画祭キュリナリー・シネマ部門正式招待作品 自然の恵みを食べて、生きる力を充電する春夏秋冬の4部作、ついに完結


美しい日本の田舎での自給自足の暮らしを描き、海外でも高い評価を受けた話題作 1年間に渡るオール東北ロケを敢行! 豪雪の冬、桜が満開の春など美しさと厳しさを併せ持つ日本の四季の魅力を映しとった圧倒的な映像美!






《物語》



小森は東北のとある村の中の集落 いち子は一度は街に出たもののここに戻ってきた そんな秋のある日、いち子の元に一通の手紙が届く 5年前の雪の日に突然失踪した母・福子からだった



今日はクリスマス、いち子は以前に福子が焼いてくれたクリスマスケーキをアレンジして黒米の甘酒とカボチャで紫と黄色のケーキを焼き、幼なじみのキッコとユウ太を招いて年忘れ会を開催


正月を迎える頃のご馳走は納豆もち 子供の頃に分校の餅つき大会で砂糖醤油仕立て 今でもいち子はもち米を作り、つきたての納豆もちを楽しむ



小森の冬は雪かきに追われる厳しいもの 外気で凍らせた大根や秋から保存する干し柿を美味しくする 冬の寒さは調味料だ


ストレスは甘いもので解消する 小豆のお焼きやまんじゅう、小豆のマフィンを食べてストレス解消



ある日、いち子はキッコと些細な事でケンカ いち子は辺りを散歩して帰ってくるとキッコが仲直りにカレーを作ってきて一緒に食べた



小森の春は梅や桜、山菜や田植えが一度にやってくる いち子も山へ入り山菜を摘んで天ぷらにする


何年かに一度、小森に大雪が降る いち子は雪かきを手伝わずに、ばっけを摘んでと母に頼んで学校へ向かった いち子が戻るとばっけ味噌を残して母は失踪した


1人になってからいち子は労働の大変さを知り、自分は母にとって家族と言えるかと考えてしまう


春は雑草として邪魔になるつくしを佃煮にするが下ごしらえや苦労のわりに量はわずかでつくしの主張も弱い それでもつくしに対してロマンを語るユウ太にいち子はロマンを語る背の高い男に弱い



薪割りを手伝いにきたキッコにいち子はノビルと白菜、塩マスでパスタを作って振る舞いキッコの職場のグチを聞く


母はジャガイモを混ぜたパンが得意だったがいち子には20歳になるまで作り方を教えないと 秋に届いた手紙には失踪の言い訳と近況が書かれていたがジャガイモパンのレシピは書いてなかった



いち子はジャガイモを今年は植えないでいた 来年には小森にはいないから その後、いち子が残したタマネギ畑を守るキッコとユウ太はいち子の事を語り合う






《感想》



リトル・フォレスト 夏/秋」と本作のシリーズは大好きです どうせだったら不定期シリーズにして橋本愛や松岡茉優のライフワークにしたらいいのにと思ってしまいました


橋本愛演じるいち子が一人で自給自足で逞しく生き、そして自然から得る旬の素材を使った質素な食事も生きるために食べ、食べるために作る 全てが感謝につながる素敵な作品です



簡単そうですが凄く手間暇掛かっていて凄く時間を掛けて作っているんです 料理にもセンスは必要ですね 前作同様にドキュメンタリーっぽく見せるシーンもあって面白いです


橋本愛は本作でベルリン国際映画祭に招待され着物でドイツ語で挨拶していました 普段は緊張しない橋本愛がメッチャ緊張してました



橋本愛は「寄生獣 」など話題作にも出演して若手では実力派でどの作品を観ても彼女は魅力的ですね すっかり大人っぽくなって背も高くなりました


幼なじみのキッコ役にプライベートでも親友の松岡茉優 本作の舞台挨拶では松岡茉優の誕生日をサプライズで祝い、松岡茉優が涙しちゃいました



この松岡茉優は注目女優の1人でおいらが見る印象は凄く善人な感じがします とてもイイ奴で友達思いで他の映画の舞台挨拶でも親友の武田梨奈を泣かせてしまうイイ奴です


本当に本作で橋本愛が作る食事が美味しそうです 素材を生かして食事だけでなく、ケーキなんかも美味しそう 春キャベツやジャガイモパンも食べたくなりましたもん


それに生活の知恵なんかも教えてもらった感じでなんだか知恵袋でしたね 日本の四季を一年かけて撮影した理由が分かります 映画を彩る景色が素敵ですもん





生きる=食べる=作る それが『リトル・フォレスト 冬/春』です。





光熱費の事なんか気になるところですが、ガス代は自己管理みたいなセリフがありました 都会と違って光熱費の支払いは違うのかな?













悪魔は誰だ

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『悪魔は誰だ』






2013年 韓国






《スタッフ&キャスト》



監督・脚本 チョン・グンソプ


撮影 イ・ジョンヨル


音楽 アン・ヒョンジョン




出演 オム・ジョンファ/キム・サンギョン/ソン・ヨンチャン/チョ・ヒボン/ユ・スンモク/ジョン・ヘギョン






《解説》



時効を迎えた幼女誘拐事件 15年の時を経て、悪夢が再び蘇る!


「殺人の追憶」や「チェイサー」といった生々しく恐ろしい殺人スリラーを排出してきた韓国映画界の系譜に連なる、新人監督チョン・グンソプによる衝撃作


幼女誘拐事件の犯人逮捕を願う被害者の母親と事件を追う刑事、巧妙に姿をくらませる犯人の攻防を描くサスペンス


韓国歌謡界の女王と呼ばれるオム・ジョンファが、大鐘賞映画祭で主演女優賞を獲得






《物語》



15年前の誘拐事件で幼い娘ソジンを亡くし、今だに犯人が逮捕されない中、自ら情報を集めているハギョン




担当刑事のチョンホは事件が公訴時効を迎えるにあたりハギョンのもとを訪ねた 犯人逮捕や新しい情報を待っていた彼女はそのやりきれない思いをチョンホにぶつける


公訴時効まであと5日と迫るその日、事件現場を訪れたチョンホはそこに一輪の花を見付ける ハギョンに電話するとハギョンは現場には行っていない


それにこの場所が事件現場と知る者は犯人だけ 現場の監視カメラを調べると深夜に何者かが花を置く姿が映っていた


そして15年前に犯人が車を乗り捨てた現場近くに行ってみるとそこには新たなタイヤ跡が残っていた それらを手掛かりにチョンホは捜査を再開




時効まであと9時間となった時に犯人の物と思われる車を発見 そこで怪しげな人物を視界に捉えチョンホは追うがあと一歩のところで取り逃がしてしまう 車のナンバーを調べると廃車のナンバープレートと取り換えてあった




7月19日に公訴時効が成立し責任を感じたチョンホは刑事を辞める事を決意 しかし新たな誘拐事件が発生する


その犯行手口は15年前のソジン誘拐事件と酷似していた 捜査チームはソジン誘拐事件の資料を探すが見付からない、資料はチョンホが全て処分していたからだ


当時の担当者だったチョンホの元に友人の刑事チャンシクが現れた 現在はボム誘拐事件のチームの一員で話しを聞きに来たのだ


チョンホは同じ犯人が再び完全犯罪を繰り返すつもりだと睨み、独自調査を開始する








《感想》



これは一筋縄では行かない誘拐事件でした ありきたりな誘拐事件を描いた作品ではなくアッと驚く展開です


それに15年前のソジン誘拐事件で幼い娘を亡くしたハギョンの悲しい思いもなぞられます 彼女はこの15年間ずっと一人で調査していたんです


このハギョンを演じたのが韓国歌謡の女王と言われ、現在は女優のオム・ジョンファ 「ベストセラー 」などで影のある役を見事に演じ切った彼女ですが本作でもその存在感はさすが




おいらは彼女が好きで数本レビューしていますが、昔から変わらず美しいです 整形を公表していますが美貌だけでなく演技も素晴らしいです


以前はヌードも厭わない奔放な役も多かったのですが、最近は儚げな役が多いような気がしますけどそれはそれでセクシーです(笑)




チョンホを演じるのが「殺人の追憶」のキム・サンギョン 彼は「殺人の追憶 」で刑事役のイメージが強く付いてしまって刑事役ばかりオファーされて刑事役はあえて避けていたようですが本作で刑事役を復帰


15年前の事件が時効を迎えて同じような事件が発生するんですが、その手口がほとんど一緒なんです 身代金の置き場所や持ち去り方など、そして誘拐された子供が監禁されたであろう場所


そしてハギョンの娘ソジンの死に方は母親にとっては残酷なものです 本来ならば死ぬ事はなかったのですが、アクシデントもあって死んでしまうんです






ハギョンの恨みは相当なものです、娘を殺されてるのですからね 独自の調査で遂にという所まで迫るのですが…





この映画の結末は、誰にも予測できない 驚愕の展開に括目せよ! それが『悪魔は誰だ』です。





ネタバレしたいくらいの展開なんですけど、あと一歩まで追い詰めて逃がすかね刑事が? 15年前ならそこそこ年齢もいってるのにね









日常之出来事

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みなさんこんにちわ(^_^)




東アジアカップで女子は中国に勝利し、3位で終わり 男子は中国に引き分けで最下位でした


女子は1勝だけで、男子は0勝 もちろんアジアではトップと言われてただけにショックですね


女子はワールドカップのメンバーとガラッと変えて挑みましたが若手にはまだ荷が重かったのか


男子は国内組で挑みましたが海外組の力は大きかったようですね


オリンピック、ワールドカップへは課題を残す結果となりました 残念で仕方ないです


なにやってんだか







錦織圭が米シティOP優勝 世界ランキング4位返り咲き!




ほなっ!(^_^)

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

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アメンバー限定公開記事です。

1305タイトル(^_^)

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みなさんこんにちわ(^_^)




1本ずつ映画をレビューして1305タイトルとなりました コツコツとして継続は力ですね


新しい作品も古い作品も微妙な作品もレビューして自己満足しています(笑)


さておいらはお盆休みでのんびりしています やっぱ連休って嬉しいですもん


お盆休みはレンタルしたDVDや録画したスカパーを観ていかないとね


ツタヤの会員証の更新も行かなきゃ あっ、ポカリ飲まなきゃ(笑)


なんだか堕落した生活をしそうで怖いです(爆)




ほなっ!(^_^)

デビル・インサイド

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『デビル・インサイド』






2012年 アメリカ






《スタッフ&キャスト》



監督・脚本 ウィリアム・ブレント・ベル


製作・脚本 マシュー・ピーターマン


撮影 ゴンサーロ・アマト


音楽 ブレット・デター/ベン・ロマンズ




出演 フェルナンダ・アンドラーデ/サイモン・クォーターマン/エヴァン・ヘルムス/イオヌット・グラマ/スーザン・クロウリー/ボニー・モーガン/ブライアン・ジョンソン/ジョン・プロスキー/クラウディウ・イストドール/トマ・ダニラ






《解説》



全米でスマッシュ・ヒットを記録し話題となった低予算エクソシズムホラー


かつて精神障害と診断された母を持つイザベラ ふたりの神父から強力な悪魔が母親に憑りついていたと知らされた彼女は、その真実を調べるために悪魔祓いを訪ねる


「ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル」を抑え全米初登場№1 これは、番狂わせではない 究極の衝撃体験だ!






《物語》


1989年10月30日コネチカット州 警察に1本の電話が掛かってきた それはマリア・ロッシと名乗る女性が3人を殺害したと言うもの


現場にやってきたドレイファス刑事は2人の司祭と1人の尼僧の死体を発見 隠れていたマリアを殺人罪で逮捕



医師の診断の結果、解離性同一性障害として、そして事件は司祭や教会を巻き込んだことからバチカンのセントリノ病院へ強制収容された


2009年5月23日、25歳になったマリアの娘イザベラは父から驚愕の事実を聞かされる 母は悪魔祓いの最中に3人を襲ったと




母の起こした事件の真相を探るため、教会に行くも司祭たちは何も答えてくれない、それにエクソシストは存在しないと


イザベラはドキュメンタリー監督のマイケル・シェイファーを連れてバチカンへとやってくる ローマ使徒アカデミーは悪魔祓いを教える学校で世界中から関心を寄せられている



授業の目的は司祭の教育、そして一般人に悪魔の存在を知らせるためとロバート・ガロ神父は言う


セントリノ病院の担当医のアントニオ・コスタ医師は親身になってくれて発作は7年間起こしていないがとても反宗教的 イザベラは母と再会、その変わり果てた姿にショックを受ける




そしてイザベラは若い神父のデヴィッド・キーンとベン・カーリングズに会い、母の映像を見てもらい話しを聞いた


彼らは教会の許可を得ないまま科学的な方向から悪魔祓いを行っており、自信を持っていた イザベラは非合法にマリアの悪魔祓いを決意


しかし、マリアに憑りついた悪魔は想像を絶する強力で強大なものだった








《感想》



エクソシスト 」や「エミリーローズ 」の好きな方は好きかもね


このPOV方式とエクソシズムを足したちょっと流行りを意識した作りでしたね 架空の事実をドキュメンタリーの手法で描いた作品です


主人公のイザベラがドキュメンタリー監督と行動を共にするんです 前半部は精神科医や聖職者にインタビューをしていろんな観点から分析します


イザベラの母マリアが悪魔憑きか精神疾患で進んで行くのかと思っていたら早い段階で悪魔の存在っぽい感じになっていきます




でもバチカンのローマ使徒アカデミーでは過去の悪魔憑きのビデオを見せるのですがそれも悪魔憑きか精神疾患かもわかりません


しかしデヴィッドとベンはイザベラに悪魔祓いを見せるんですけど、それがかなり壮絶ここが一番の見どころかも




悪魔に憑りつかれた女性は体をグニャリと曲げて関節が外れているようです それを神父が筋弛緩剤で体を柔らかくして正常に戻してベッドに縛って開始するんです




この女性は基本はイタリア語なんですけど神父を罵るときに英語だったりして一瞬だけ日本語で「タノシミマショウ」って喋るシーンは繰り返し観ましたよ(笑)




それもあってイザベルはマリアに悪魔が憑いていると決めて悪魔祓いをするのです これがまた大暴れで悪魔は1体だけではなく4体も憑りついているんです




その後にマリアから離れた1体の悪魔はデヴィッドに憑りついて拳銃自殺をしてしまいます 病院に運ばれたイザベラにも悪魔は憑りつき病院で医師を殺害


イザベラは悪魔憑き独特の体をグニャリと仰け反らせてしまいます、それをベンが抑えるんですけど… 何とあんな中途半端な終わり方ってないですよ




POVならではの終わり方とも言えますが事件は未解決のままって(汗)





悪魔祓いをテーマに、20年前の殺人事件の真相を探る主人公が想像を絶する恐怖に遭遇するホラー それが『デビル・インサイド』です。






これでR15+なんですね もうちょっとエグさに期待したんですけどね












日常乃出来事

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みなさんこんにちわ(^_^)




本日は8月15日、終戦記念日ですね 昨夜は「火垂るの墓」が放送されてましたね





おいらはあの映画は一回観たきりでその後は観てないんです


だってあまりにも悲惨で可哀想じゃないですか 戦争がアニメだけどリアルに感じてね


節子が無邪気なのが胸に突き刺さります




世界中の人々も「火垂るの墓」を絶賛していて、これほど号泣する映画は他にないとか、過小評価されているとか言われています


YouTubeでも「火垂るの墓」を観て泣く外国人の姿がアップされてます やはり万国共通ですね




でも今日を終戦記念日にしてるのは日本だけのようですね その他の国は9月に入ってから


アメリカは9月2日らしいです 戦争を止めると決めたのが15日のようですね


それでもこの日が来ると日本人としてはなんだか胸が締め付けられる思いは幼い頃からの教育かな?


黙祷




この日、テニスのロジャーズ・カップで錦織圭がナダルに初勝利して準決勝に進出 凄いんですけど連戦で体は大丈夫なの?




ほなっ!(^_^)

ヒドゥン・フェイス

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『ヒドゥン・フェイス』






2011年 コロンビア・スペイン






《スタッフ&キャスト》



監督・脚本 アンドレ・バイズ


撮影 ホセ・マリア・シビット


音楽 フェデリコ・フシド




出演 マルチナ・ガルシア/キム・グティエレス/クララ・ラゴ/アレクサンドラ・スチュワルト






《解説》



絶叫さえもかき消す、予測不能な狂気的サスペンス・スリラー!


南米コロンビアのソフィー・マルソーとも称される美人女優マルチナ・ガルシアと、クールでセクシーな美貌の女神クララ・ラゴがフルヌードで熱演、ミステリアスな展開から目が離せない


巧みに張り巡らされたスリリングな伏線と、主人公3人の異なる視線であぶり出されていく巧妙な謎解き! 死より残酷な衝撃のラストまで緊迫感が過熱していく話題作






《物語》



スペインの若手指揮者のアドリアンはコロンビアの交響楽団で指揮をするため、コロンビア郊外の屋敷で恋人のベレンと暮らしていた




しかしある日に突然、ベレンが別れの動画のメッセージを残して失踪してしまった 手を尽して捜し、警察にも届け出を出したアドリアン


傷心のアドリアンは近くのバーで酔い、酩酊状態となりバーの女店員のファビアナに介抱され仕方なく家に泊めてもらった




次の日、アドリアンはファビアナに礼を言い、屋敷に招待 2人は恋に落ち関係を持ち、一緒に暮らし始める事に




アドリアンからの届け出でベレンの行方を追っていた警察は屋敷に現れ、ファビアナといるアドリアンに疑いの目を向ける




しかしファビアナは屋敷の中で異様な物音や怪現象に怯えるようになる 不自然に揺れ動く浴室の水、排水溝からかすかに聞こえる異様な声、鏡を凝視する飼い犬




スペインで暮らしていたアドリアンとベレンはコロンビアの交響楽団に誘われて2人で移住 新居として借りたのは郊外の別荘でナチスドイツの残党が作ったと言われる物


その屋敷に住み始めるがベレンはアドリアンの浮気を疑い口論となり、ベレンは姿を消した




やがてこの屋敷に隠された「秘密」と「真相」を知ったファビアナの身に、全てを呑み込む最も恐ろしい出来事がふりかかる








《感想》



これはなかなか面白かったです でもね、上のレビューでは本作の核心にはほんのちょっとしか触れてないんです


本作の謎が発覚するのが割りと早いのでネタバレまで書きたかったのですが、もし観る方がいたら知らない方が面白いですからね


このファビアナを演じるのがコロンビアのソフィー・マルソーと称されるマルチナ・ガルシア 表情はあどけないのですがヌードも持さない大胆な演技で魅了してくれます




でもアドリアンにはこのファビアナの前にベレンという恋人がいたのですけど、寂しくて飲んだくれて介抱してくれた女にコロッと気持ちが傾いちゃうんです




捜査していた警察もそれらしき死体が見付かったらアドリアンに身元確認をさせるんですけど、新しい女がいるとわかると疑いの目を向けます


しかも警部の部下の刑事はファビアナの知り合いで彼女に想いを寄せているような感じでアドリアンを敵視するようになりベレンを殺したと思っています


ベレンを演じるのがクララ・ラゴ 彼女はマルチナ・ガルシアとはタイプの違う美人で、セクシーなんです でもアドリアンが浮気していると思っていて別れのメッセージを残して失踪




この失踪が本作のテーマなんですがこれが意外な方向へと進んでいくんです 警察はジワジワとアドリアンに捜査を向けるのですがアリバイもあって証拠はない


それにファビアナもアドリアンが楽団の女性団員と浮気してるのではと疑い始めるんです やはり若くして指揮者を務めるくらいの人物ですから女は寄ってくるでしょうね


本当に美女を追い詰めていく展開はスリリングで不気味でジワジワと真実が浮かび上がってくるのは秀逸でしたね エロティック・サスペンスと言ってますがエロさは弱いです





観る者に不安と恐怖を抱かせ、ラストまで緊迫感が持続する巧みな描写に戦慄が走る! それが『ヒドゥン・フェイス』です。





この映画の秘密を言ってしまったらまったく面白みが無くなるのだけど言いたくて仕方ないです(笑)










裏237号室の「ヒドゥン・フェイス 」のレビューほこちら




アデル、ブルーは熱い色

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アメンバー限定公開記事です。

日常の出来事

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みなさんこんにちわ(^_^)




大阪高槻市で少女が殺害された事件でなんで身元確認にあんなに日にちが掛かったの?


それに13歳の少女がめった刺しにされて窒息死させられるなんて尋常じゃないです


友達で同級生の少年も行方不明 事件当日に一緒に行動してたようです


でもそんな子供が真夜中にウロウロしてる姿が防犯カメラに映っていました


親はそれに対して何も言わないのですか? こんな結果になって悔やんでも悔やみきれませんね


何かの事件に巻き込まれたのか、トラブルがあったのか事件の全容がまったく掴めません


日本も安全ではありませんね




高校野球の決勝戦は仙台育英と東海大相模に決まりましたね


東海大相模って東海大相撲って見間違えません?(笑)




ほなっ!(^_^)

KILLERS キラーズ

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『KILLERS キラーズ』






2013年 日本・インドネシア






《スタッフ&キャスト》



監督 モー・ブラザーズ


脚本 ティモ・ジャイアント/牛山拓二


撮影 グンナー・ニンプノ




出演 北村一輝/オカ・アンダラ/高梨臨/ルナ・マヤ/黒川芽以/でんでん/レイ・サヘタビー






《解説》



「冷たい熱帯魚」の製作者×「ザ・レイド」の世界が注目する新鋭インドネシア監督が放つ新たな劇毒エンターテイメント


東京とジャカルタ、2つの都市で暮らす殺しに魅了された男たちの姿を描く、日本とインドネシアの初の合作によるバイオレンスドラマ


圧倒的なアクション描写で話題を呼んだ「ザ・レイド」のギャレス・エバンスが製作総指揮を務め、危険なムードの漂う作品を作り上げた






《物語》



東京、森の中を下着姿で逃げる女 しかし男に追いつかれビニール袋を頭から被せられて失神 目を覚ますとイスに手足を固定されてそこは無機質な部屋






男はハンマーで女を殴り殺しその様子を撮影して映像を編集してインターネットの動画サイトにアップした 死体はバスタブで酸で溶かし、建物の隅々まで掃除して証拠は完全に消す








男の名は野村、今夜もいつものようにターゲットを物色していると女性が道路に年の離れた弟を立たせて車に轢かせようとしているのを見た野村は彼女に興味を持った




2人の後を付けて実家の花屋と知り、訪れるようになり彼女の名前は久恵だとわかった 野村は裕福な客を装い、いつも花束を購入






ジャカルタのジャーナリストのバユは有力者ダルマの汚職事件を追求したが罠にハメられて断念 別居中の妻ディナと娘エリを支えに生きていたバユはネットでダルマの記事を調べていると偶然に野村の動画を発見 嫌悪するも目が離せないバユ




そんなある日、バユはタクシー強盗に遭遇し殺されそうになるが逆に犯人を殺してしまう 興奮したバユは死んでいく犯人の姿をスマホで撮影しネットに投降


その動画を観た野村は同じ種類の人間だと直感し、パソコンでバユに接触を試みる


久恵の花屋に頻繁に訪れるようになった野村は自閉症でいじめられっ子の弟の宗一が野村を慕うようになり、久恵も心を開いていく




一方バユは野村に刺激され自分でも拒絶しながらも抑圧してきた暴力衝動を抑えることは出来なくなっていた


国の違いも育った環境も超えて通じ合い殺人にのめり込んでいく男たち そして2人は宿命の出会いを果たすことになる








《感想》



とにかくね、北村一輝のサイコパスっぷりが良かったです でも特別な殺人や暴力のスキルを持っているわけではなくケンカしても負けたりします




女を凌辱したり惨殺したりする時は自分を開放してエグさ全開なんです でも実際に女性を狙う犯罪者なんてのはそんな感じなのでしょうね


自分より弱いものにはとことん強いんです 黒川芽以が演じるみどりは黒人と組んで売春してるんですけど、この黒人に野村はボコボコにされるのですが、やっぱ仕返しもして殺しちゃいます


みどりもさらって自宅に監禁して拷問を開始 この黒川芽以が気の強そうな眼差しで痛めつけられるのはゾクゾクしますよ オドオドした女性より良いですよ





出番は少ないのですがしっかりと印象を残しています それに彼女はなんだかセクシーで、メリハリのあるボディではないのですけどその眼差しは色っぽいです






その拷問中に訪ねてくるのが久恵なんです 花屋とお客として知り合ったのですが久恵は何かおかしいと感じたのでしょうね


この久恵を演じるのが高梨臨 彼女は背も高くてモデルのような体型なんですが本作では少し影のある儚げな感じの役を演じていました




絶対に接点の無いはずのインドネシアに住むバユとの絡み、これを思うとインターネットの力は凄いですね このバユを演じるのがオカ・アンタラ




バユは別居中の妻のディナと娘のエリを支えに生きているんです このディナを演じるのがルナ・マヤ 出番は少ないですがバユの暴走する姿に心配しています




監督は「マカブル 永遠の血族」のティモ・ジャイアントとキモ・スタンボエルからなるモー・ブラザーズ 製作総指揮は「ザ・レイド 」のギャレス・エバンスが務め、インドネシアの力が結集しています





日本とインドネシアの映画人が手を組み、かつてない劇毒エンタテインメントを誕生させた それが『KILLERS キラーズ』です。





インドネシアの映画はこれからも注目ですね 世界的にも映画に熱い国かもね










裏237号室の「KILLERS キラーズ 」のレビューはこちら

日常ノ出来事

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みなさんこんにちわ(^_^)




大阪・高槻市 での中1女子殺害事件は最悪の結末を迎えました


被害者の平田さんと行動を共にしていた星野君も遺体で発見されました


警察は寝屋川の45歳の男を逮捕、事件の全容はまだ謎のままです


でもあんな時間に子供を外に出してしまった家族は悲痛な思いでしょう


夏休みだから少し開放的だったのかもしれません、でも45歳の男とどうやって接触してしまったのでしょう?


ダンスをして活発だった平田さんとイケメンで人気のあった星野君 こんな若さで命を奪われるなんて


犯人の男は意味不明な供述をしてるようです 同乗者が殺したとか、同乗者の名前は言いたくないとか


それでも犯人が捕まって周辺の人は安心したでしょう こんな残酷な事件は早く終焉してほしいです


何故こうなったか全容を知りたいのはおいらだけじゃないはず


警察は犯人逮捕に時間が掛かってたので威信回復のために早く全容を解明してほしいです




ほなっ!(^_^)

レッド・ファミリー

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『レッド・ファミリー』






2013年 韓国






《スタッフ&キャスト》



監督 イ・ジュヒョン


原案 キム・ギドク


撮影 イ・チョニ


音楽 チェ・イニョン




出演 キム・ユミ/ソン・ビョンホ/チョン・ウ/パク・ソヨン/パク・ビョンウン/カン・ウンジン/パク・ミョンシン






《解説》



ニセ家族を演じる北朝鮮スパイ集団の運命とは


鬼才キム・ギドクが製作・脚本を務めた異色の感動作 映し出されるのは北朝鮮工作員で構成された偽物の家族と、隣に暮らす喧嘩ばかりの本物の家族 ふたつの家族の矛盾した姿をユーモアを交えて描き現代の朝鮮問題と家族のあり方を見つめ直す


先の読めないストーリー展開と映画史上類を見ない衝撃のクライマックス! 製作総指揮・脚本、キム・ギドク 温かな衝撃が、あなたの胸に突き刺さる






《物語》



仲睦まじい家族を装って韓国国内で任務を遂行する4人の北朝鮮のスパイたち 今日も撮影禁止の軍施設の近くで観光客のように写真を撮る





夫のキム・ジェホンに妻のペク・スンヘ、夫の父チョ・ミョンシクに娘のオ・ミンジ しかし一歩家の中に入れば階級に従い妻役のスンヘをリーダーに命令を厳守してスパイ活動を行う


一つ屋根の下に暮らしながらもお互いを監視し、馴れ合いは許されないニセ家族なのだ その隣に住む韓国人の家は毎日ケンカが絶えない スンヘは資本主義の限界と馬鹿にしている



そして家族に暗殺命令が出た 脱北し、メディアに北朝鮮の非人道的な行為を本にした人物だ スンヘが誘き出しミョンシクが針金で殺害予定だったが失敗 逃がしそうなところをジェホンが殺害


そしてまた脱北者の暗殺命令、夫婦2人と幼い子供 ジェホンとミョンシクが夫婦を殺害し、スンヘが子供を殺そうとするが出来ずミンジが殺害した



これによりミンジがスンヘに模範を見せると言ったのに出来ず、皆に厳しくするのはおかしいと反発 しかも子供は殺すときに母親と間違えて私の指を握ったとミンジが涙ながらに語った


ある日、一家に休日を与えられる ミンジは隣の息子チャンスとデート、ミョンシクは隣の祖母と動物園へ、ジェホンとスンヘは脱北をテーマにした映画を観た


そして隣家から祖母の誕生日パーティに家族で招かれスンヘはワインを飲み過ぎ家でも本音を吐露 隣の家族のように偽りなく本音をぶつけ合う姿を羨ましく思い、祖国の娘とミンジを重ねてしまうと



ミンジの誕生日に隣家一家がやってきて南北問題を語りミンジはつい本音を話し、その事は別のスパイに盗聴されていた



その頃、ジェホンの妻が脱北に失敗 スンヘは独断で手柄を立てて助けようとするが大失態を起こしてしまう 逆スパイを間違って殺害してしまう


祖国に残された各々の家族の命と引き換えに4人に与えられた命令は隣家一家の暗殺だった








《感想》



実はコメディかと思って観たら真面目な話でちょっと重たい気分となりましたし、心にグッとくるものがありましたよ


日本から見る北朝鮮ってテロ国家だとか拉致被害者の問題なんかで敵視してる場合があると思いますけど北朝鮮の一般人や工作員らは洗脳されているように思えますね


本作の北朝鮮の偽物の家族がスパイ活動をするのですが、隣家の本物の家族とは当初はゴミ問題なんかでトラブルはあるんですけど、交流を重ねてまさに家族ぐるみの付き合いとなるんです



隣家は自分勝手な夫、家事の出来ない妻、人生に疲れた祖母、いじめられっ子の息子と典型的なダメ家族なんですけどスンヘは羨ましく思うようになっていくんです



特に若いミンジとチャンスの淡い恋心を思わせる仲やミョンシクと隣の祖母が動物園にデートに行くシーンなんかはピリピリした状況にフワッとする空気を漂わせてくれます



それでも家の中では規律がしっかりしていてスンヘが上司なので絶対なんです そんなスンヘにも上司がいて韓国国内に紛れ込んでいるんです





この工場を営む男が上司なんですがこの男には韓国人の恋人がいるんですけどこの恋人は北朝鮮のスパイと知っても愛していると言って男は銃を手にするんですが…


スンヘを演じるのがキム・ユミで凛とした表情でたまに見せる笑顔が素敵で大人の女性って感じがしましたね



ミンジを演じるのがパク・ソヨン 彼女は韓国では期待の若手女優らしくてこの先が楽しみな逸材です 女の子は数年でガラッと綺麗になりますね



本作のラストはちょっと疑問が残ったり、その後はどうするの?って感じではありましたけどね





東京国際映画祭で観客賞に輝いた、全ての映画ファンの心を鷲掴みにする極上エンタテインメント! それが『レッド・ファミリー』です。





韓国と北朝鮮の問題はおいらたち日本人には到底わからない大きな問題やわだかまりがあるんでしょうね







1310タイトル(^_^)

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みなさんこんにちわ(^_^)




この間、食事しようと思ってショッピングモールに行ったんです


地下の駐車場からエスカレーターを上がると吹き抜けでライブが始まりました


誰か知らない歌手が来てるのかなぁと思ったら壁を立てて目隠ししてるんです


周りをくるっと回って見える場所に行くと剛力彩芽でした





偶然見かけたタレントでは最高かも! 顔もちっちゃくて可愛らしかったです


大阪に住んでるとたまに芸人は見かけますけど女性タレントはあまり見かけません


剛力彩芽を見れてちょっと得した感じでした




ほなっ!(^_^)

鑑定士と顔のない依頼人

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『鑑定士と顔のない依頼人』






2013年 イタリア






《スタッフ&キャスト》



監督・脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ


撮影 ファビオ・ザマリオン


音楽 エンニモ・モリコーネ




出演 ジェフリー・ラッシュ/ジム・スタージェス/シルヴィア・フークス/ドナルド・サザーランド/フィリップ・ジャクソン/ダーモット・クロウリー/キルナ・スタメル/リヤ・ケベデ






《解説》



アカデミー賞外国語映画賞受賞「ニューシネマ・パラダイス」の伝説のコンビ、監督トルナトーレ×音楽モリコーネが仕掛ける、豪華で知的で刺激的な謎が散りばめられた極上のミステリー


一流オークショニアでもある天才鑑定士が、決して姿を見せない依頼人の女性に惑わされ、驚くべき謎に魅入られていく姿を描き出す


トルナトーレ監督が、哀切なラブロマンス仕立ての巧みなストーリーテリングで、「シャイン」の名優ジェフリー・ラッシュ演じる主人公ばかりか、映画を観る観客をも鮮やかに翻弄






《物語》



天才美術鑑定士としての成功と名誉を収めている一流にしてオークショニアのヴァージル・オールドマンは身なりも完璧で行きつけの高級レストランでも彼の名の入った食器が用意されている





そんなある日、ヴァージルのもとに一件の電話が入る 依頼内容は両親が亡くなったのでその美術品を査定して欲しいと、両親の遺言で処分するなら最高の競売人のヴァージルに託せと女性依頼人のクレアは言う



女性と接するのが苦手なヴァージルは自宅の隠し部屋に大量の女性の肖像画を飾り、鑑賞する性癖の持ち主で1人悦んでいた



自身が競売人を務めるオークションでは友人のビリーと共謀し、格安で女性の肖像画を落札していたのだった



ヴァージルが依頼人の女性クレアの屋敷を訪れると本人はいなく、屋敷の管理人フレッドが案内してくれた ヴァージルは不信感を抱くも屋敷の地下室で何やら不思議な金属を見付けた



それはウンベルト・ヴェルーダの1890年に描かれた絵に描かれている物と似ている、歴史的発見かと思うと手が引けなくなった


しかし彼女は姿を現さず幽霊とは仕事を出来ないと言うヴァージルだったが、電話での会話で彼女は屋敷内にいることがわかった



フレッドの話ではクレアの両親は死の数年前から体調が悪くなり、しかも使用人と働いていたがクレアには1度も会ったことがない、引き籠りなのだ


ヴァージルは知り合いの修復士に機械を調べさせると、J・ヴォーカンソンの18世紀の機械人形の部品だと判明した



ヴァージルとクレアは壁越しに話しをするようになり、彼女は広場恐怖症で長年引き籠っており、潔癖症のヴァージルとは奇妙な共通点があった



クレアの容姿に興味を持ったヴァージルはクレアを盗み見ると美しく若い女性だった そして遂にヴァージルはクレアと直接対面を果たすが…









《感想》



何かね、主人公のヴァージルがちょっと変態なんです もう引退間近のお年寄りな男なんですけど女性は苦手で隠し部屋に女性の肖像画を沢山飾ってあって悦に浸るんです





正直言って気持ち悪いですよね それも潔癖症でいつも手袋してるんです 電話を持つのも顔に当たる部分にはガーゼみたいなのでガードしたりね


それに天才鑑定士なんて言われてるもんですから態度も横暴なんです 最初はクレアの依頼にも暴言を吐いて依頼を断ろうとするんです


でもクレアの屋敷の地下で見付けた機械に目を奪われます 大発見かと思うと引き返せません、行く度に新しい機械の部品が落ちてるんです それを知り合いに組み立てさせるのです



その大発見も気になる所ですが、依頼人のクレアは姿を現さないんです 屋敷のどこかからか声は聞こえてくるんです


でもその声が壁の向こうからだとわかるんです 壁越しに会話をするんですけどやっぱりその姿を見たくなりますよね ヴァージルもそうで帰ったふりして隠れてクレアの姿を見るんです


すると若い綺麗な女性が壁から現れてヴァージルはその姿に心奪われるんです ヴァージルは今まで女性が苦手だったんですけど、なんと女性経験が無いんです



そんなこんなでヴァージルはクレアと対面することになってクレアの信用を得て食事を一緒にするようになるんです 姿を現していきなりケガをした足の指を舐めるのはインパクトあったね


あんな堅物の老人が若い女に気に入られようと必死な姿は何だか健気で痛々しいです 今までは女性の肖像画だけで悦だったのに突然に若い女が現れて歯車がおかしくなります


クレアを自宅に招いて秘密の隠し部屋に招待して、そして遂にクレアとセックス このご老体で初めての経験だったら本当に昇天してしまわないかと怖いです(笑)





これでヴァージルはクレアにのめり込むんです これは男としては仕方ないかな、初めての女だしその快感に溺れたのはね


クレアを演じるのがシルヴィア・フークス 若くて美人で謎の女性を見事に演じてました 劇中ではその肢体を惜しげもなく披露しています



ヴァージルはクレアとの生活のためにオークショニアを引退するんです その最後のオークションも大盛況で拍手で送られるんです



でも戻ったヴァージルの家にはどこかで見たような絵が置かれているんです 当然クレアはいません



このラストはヴァージルにとっては最悪なラストでしたね 彼の身になったらもう抜け殻ですよ 女は怖いね 女だけじゃないけどね





真実が明らかになる時、誰もがその衝撃にのみこまれる! それが『鑑定士と顔のない依頼人』です。





まさかセックスシーンはないと思ってましたがイタリア映画は一味違いますね おじいさんと若い女のセックスシーンはなんだかね…












裏237号室の「鑑定士と顔のない依頼人 」のレビューはこちら


TOKYO TRIBE

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『TOKYO TRIBE』






2014年 「TOKYO TRIBE」フィルムパートナーズ






《スタッフ&キャスト》



監督・脚本 園子温


原作 井上三太


撮影 相馬大輔


音楽 BCDMG




出演 鈴木亮平/YOUNG DAIS/清野菜名/大東駿介/石田卓也/市川由衣/ベルナール・アッカ/丞威/井浦新/石井勇気/坂口茉琴/佐々木心音/叶美香/中川翔子/佐藤隆太/染谷将太/でんでん/窪塚洋介/竹内力






《解説》



東京をぶっ壊せ!


井上三太の人気コミックを異才・園子温監督が実写映画化したバイオレンス・アクション 近未来のトーキョーを舞台に、暴力で街を支配する者たちの壮絶な勢力争いが繰り広げられる


ストリートギャングたちの抗争を描いた本作はヒップホップの要素を重視し、劇中の多くの台詞がラップという異色のバトル・ラップ・ミュージカルに仕立て、監督はそれらのライム(歌詞)も担当






《物語》



近未来のトーキョー 若者たちは様々なトライブ(族)を作り暴力で支配しながらお互いの縄張りを守っていた トライブ間での乱闘は日々繰り広げられていたが力関係は拮抗していてバランスは保たれていた




ブクロWU-RONZのボスであるメラはバックにいるヤクザのブッバとその息子ンコイの力を借りて政治家をも丸め込んで街を牛耳り、さらに勢力の拡大を目論んでいた




ブッバは街で女たちをさらってきてはブクロの風俗街SAGAタウンで働かせ性技を叩き込み淫乱売女に仕立て上げる


メラは数あるトライブの中でもムサシノSARUに対して異常なまでに敵対心を向ける ラブ&ピースを謳うムサシノSARUが大キライで気に入らない




メラはムサシノSARUにスパイを送り込みまんまとメンバーのキムを連れ出し罠を仕掛ける キムを助けようとムサシノSARUのリーダーのテラと海、そしてハシームは危険地区のSAGAタウンに乗り込みメラと対峙


海に恨みを持つメラは日本刀で斬りかかるがテラが海を助け刺されてしまう メラは逃走し、海は追うが逃げられてしまう




SAGAタウンに囚われていた謎の女・スンミを連れて海はムサシノSARUへ戻る




ブッバの元に黒幕の大司祭の遣いが現れ、我が娘のエリカが家出してトーキョーにいるので捜し出せと命令を下す


メラがムサシノSARUに仕掛けた戦争はトーキョー中のトライブに飛び火し、ブッバはメラにトーキョー殲滅を命令 WARUをトーキョーに放ち、一大バトルが始まる










《感想》



ノリに乗ってる「地獄でなぜ悪い 」の園子温監督作品です 「新宿スワン」「ラブ&ピース」「リアル鬼ごっこ」「みんな!エスパーだよ!」など精力的に連続して作ってます



主人公は鈴木亮平のようですがさすがに物凄い体でさすが「HK変態仮面 」です 彼は役者としてストイックでこのビキニパンツの似合う体を作ったのでしょうね



ハッキリ言って内容はあってないような物なんですけど、要所要所で染谷将太がラップで状況を説明してくれるので何となく掴めるんです



それでもこの作品を観る気になったのは清野菜名の存在です 武田梨奈を一瞬思い出してしまいました それぐらい彼女の蹴りの切れ味は素晴らしかったです



小柄ですがパンチよりキックにこだわって闘っています 下着が見えようとも関係なく男どもを蹴り倒していきます カッコイイです





それに大胆にもヌードになってます 細い体ですが形の綺麗な乳房が印象的です 風俗街に落とされて今にも襲われそうですが、「処女を奪ってよ」って寝転んでます


冒頭に新人の婦人警官がドラッグを売るメラを捕まえようとするのですが、逆に捕まりシャツを引き裂かれて胸を揉まれるんです





メラは婦人警官を凌辱しながらトーキョーの説明をしてやるんです メラをボスとするブクロWU-RONZ、他にもシブヤSARU、シンジュクHANDS、歌舞伎町GIRAGIRAGIRLS、練マザファッカー、そしてムサシノSARUらが勢力争いしているとね





この婦人警官を演じるのが「フィギュアなあなた 」の佐々木心音 彼女は芸能界で一番のエロい体と言われています 胸だけでなく腰から下も女性らしい曲線で綺麗なラインです


この作品はアッと驚くような配役がされてます こんな人が出てる、カメオ出演も多くて観ていてなんだかニヤニヤしてしまいましたよ


ブッバを演じるのが竹内力、その奥さんを演じるのが叶美香 息子が窪塚洋介、娘が中川翔子 なんだか凄い家族です(笑)









叶美香さんは竹内力にめっちゃ胸を揉まれています 脱いだり、揉まれたりしてるんだから中川翔子も揉まれたらいいのにね



カメオ出演ではテレビ番組の「テラスハウス」のてっちゃんと大樹が一瞬出てるのがびっくりしましたよ



サイボーグかおりなんて見たのは2回目ですよ 用心棒役にプロレスラーの高山善廣で何だか嬉しかった 清野菜名にやられちゃうんですけどね





ムサシノSARUのレストランでウェイトレスをしてるのが市川由衣 彼女は主役っていうより脇を固めていい味を出してます



まさに園子温監督がやりたい放題で好きに作った作品ですね 台詞のほとんどはラップで日本人にはしっくりこないんじゃない? 酷評されてますね でもね、嫌いじゃないです 面白かったもん でも内容なんて無いですからね


あまり商業的じゃない作品が多い園子温監督ですが、ここにきて一気にブレイクしましたね 今なら作りたい作品を作れる大物監督になったんじゃないでしょうか?


それにしてもメラが海を狙う理由が自分よりチ○ポがでかいからって理由は如何なものでしょう? そりゃ男にしたら重要な事かも知れませんが原作は元々友人だったメラと海がある理由で仲違いするんですけど理由が変わり過ぎ(爆)








累計250万部超、90年代のストリートカルチャー牽引した伝説のコミックが遂に実写化! それが『TOKYO TRIBE』です。





酷評されても園子温監督らしい作品を作ってほしいです 客の顔色を窺うようにはなってほしくないですね











裏237号室の「TOKYO TRIBE 」のレビューはこちら




日常之出来事(^_^)

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みなさんこんにちわ(^_^)




大阪・高槻市と柏原市で発見された中一殺害事件ですが逮捕された犯人が黙秘のために全容が見えませんね


どちらの現場にも献花が行われていて同年代の子供やその親たちが手をあわせています


親としては門限などの話しが出ていましたが夏休みだったら夜に遊びたくなるのは仕方ないね


それに塾もあって遅くなる子供もいるようです やはり同年代の子供が殺された事件なので他人事とは思えないかも


結局犯人の目的はなんだったのでしょうか? 以前にも事件を起こしているようです


それに犯行前に東京で職務質問されていて、注射器や手錠にスタンガンを所持していたのに釈放


この時に逮捕していれば悲劇は回避出来たと思うと残影ですね


連日報道されてますが早く全容解明してほしいです


東京でも劇団員の女性が自宅で絞殺された事件が発生しています


玄関で裸の状態で発見されたそうです おそらく顔見知りの犯行と言われていますが今だに犯人は捕まってません


普段ならすぐに容疑者を逮捕されるような事件ですけど少し時間が掛かってる気がします


慎重にしてるのかな? 未成年の犯行なら慎重に進めるそうですけど被害者が未成年とトラブルはちょっと考えにくいです


こういう事を言うと批判されそうですが劇団員の女性は美人だったので被害に遭ったと考えられないかな


おかしな男が欲望のままに襲ったとか、ストーカー被害があるのも女性が多いです 女性には何の落ち度もないのに


美人薄命なんて言葉もありますけど、美人が理由で殺されるなんて間違ってるでしょ!


生まれた時はみんな無垢ですがどこかで悪が出来てくるのでしょうね


せめて殺人のない世の中になって欲しいですね



ほなっ!(^_^)

猿の惑星:新世紀

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『猿の惑星:新世紀』






2014年 アメリカ






《スタッフ&キャスト》



監督 マット・リーヴス


脚本 リック・ジャッファ/アマンダ・シルヴァー/マーク・ボンバック


撮影 マイケル・セレシン


音楽 マイケル・ジアッキーノ




出演 アンディ・サーキス/ジェイソン・クラーク/ゲイリー・オールドマン/ケリー・ラッセル/トビー・ケベル/ジュディ・グリア/コディ・スミット・マクフィー






《解説》



共存か、決戦か


地球の存亡を懸けた、猿と人類のにらみ合いの末に下される運命の選択や、いかに? 「猿の惑星:創世記」に次いで放たれた新シリーズ第2弾


驚愕の映像革命!スケールアップしたアクション、さらに進化したCG&本物よりリアルな感情表現を可能にした新次元の映像と、心揺さぶるストーリーが空前絶後の興奮と感動を呼ぶ!






《物語》



チンパンジーのシーザーが仲間と共に人類に反旗を翻してから10年 ジェネシス社のチンパンジー実験薬ALZ113による感染症・猿インフルエンザによるパンデミックが起こり、人類の90%が死亡し、文明は崩壊した 猿たちはここ2年は人間を見ていない、絶滅したと考えていた


高い知能を得た猿たちはミュアウッズの森の奥に集落を築き平和な生活を送っていた チームで狩りを行い手話等でコミュニケーションが可能なまでに発達していた



ある日、猿たちの集落に武装した人間が侵入し、猿にケガを負わせる事件が発生 数人の人間に対して80頭以上の猿が取り囲み一触即発だったがシーザーが去るように言う



猿の偵察隊の報告によるとゴールデンゲートブリッジを渡った先に人間の集落が存在することをシーザーは知った


翌日、シーザーは軍勢を率いて人間の集落に赴き、争いは望まない、二度と森に近づくなと警告をして去って行った





猿との開戦を考えるリーダーのドレファスに対してマルコムは3日の猶予で猿との対話を試みるため猿たちの集落に侵入


捕えられたマルコムはシーザーに猿の集落内に水力発電施設があり、それを使用可能にする必要があると伝える



シーザーは悩みつつも、人間に実験をされていたコバは今こそ人間と戦うべきと言うが、シーザーはその言葉を退けてマルコムたちに作業を許可する



作業中の事故やコバの乱入などトラブルがあったがマルコムの真摯な態度を信じたシーザーらの協力もあって作業は完了し、電力供給は成功した


一方、かつて実験動物として虐げられていたコバはシーザーへのクーデターを画策 集落に火を放ち、人間から盗んだ銃でシーザーを狙撃



コバはこれら一連の出来事を人間によるテロ攻撃とでっち上げて実権を掌握し、人間の集落へ攻撃を仕掛けるが…






《感想》



かつてのシリーズを繋ぐ、新シリーズなんですが良く出来てますね 前作のラストで猿インフルエンザが地球に蔓延する恐ろしい終わり方でした


まあそれもあって人類は90%が死滅するんです 免疫のある人間だけが生き延びているのですが文明は崩壊しています


猿たちも集落を作って平和に暮らして、手話や片言の言葉でコミュニケーションを取れるようになってるんです 凄い進化ですね



その進化も人間の作った薬品によるものなんです 人間は自分たちで絶滅の方向に進んで行くのですね 核戦争などではなく猿インフルエンザによって死に、さらに人間は殺し合いをしてしまったのです


それを猿たちはこの10年で見てきたのでしょう 人間の愚かさを、でもシーザーはそんな人間の暖かさも知っているんです 前作「猿の惑星:創世記 」での主人公ウィルとの絆を


それでも猿と人間とのコミュニケーションのシーンもあってそれが凄く良いんです 特にシーザーの赤ちゃんのシーンとマルコムの息子がオラウータンと本を読むシーンは良かったぁ





本作あたりで喋るようにならないと次回作での最終戦争では対等な会話にならないもんね 三部作と聞いているので次は猿が人間を支配するようになるのでしょう


おいらの個人的な願望は第1作目のチャールトン・ヘストンをCGで1シーンだけでも出して欲しいな ラストに猿の惑星に不時着するシーンか、自由の女神のシーン 無理かなぁ?



猿は人間の傲慢さに辟易していたはずなのに、人間と同じように争いが猿たちの中にも起こります 人間に実験されていたコバがクーデター、シーザーを裏切るんです


元はシーザーを慕うコバでしたが、シーザーは平和を祈り仲間から信頼を得ていたのですがコバは恐怖による支配となります それに猿は猿を殺さないとシーザーは決めていたのですがコバは仲間さえも殺しシーザーに猿に非ずと



猿も人間も知恵を付けるとろくな事ありません 次回の完結編が楽しみです





ヒトの世紀が終わろうとしている それが『猿の惑星:新世紀』です。





過去の「猿の惑星 」も衝撃的でしたが新シリーズも凄いですね CGの進化が凄まじいですね









日常乃出来事(^_^)

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みなさんこんばんわ(^_^)




日曜日に「STAND BY ME ドラえもん」を地上波で観ました





レンタルされた時に借りようか悩んだまま月日は流れ、放送してくれてちょうど良かったです


おいらが初めて買ったマンガはドラえもんなんです 小学生低学年でした


もうマンガもアニメも観てませんがCGアニメで劇場版なら観るに耐えれるかなっと


実際はやはり大人向けというよりは子供を意識した作りになってました





でも子供の頃に読んだマンガの印象深いエピソードが色々と出てきて懐かしかったですね


特にしずかちゃんとの結婚前夜のエピソードや、さよならドラえもんと帰ってきたドラえもんのエピソード





子供の頃に感動したのを思い出して再び感動しました


ドラえもんは第6巻の「さよならドラえもん」を最終話にする予定だったそうです





藤子・F・不二雄先生は次作を描いていたのですが思い直して第7巻の1話目となる「帰ってきたドラえもん」を描いてドラえもんは続いたそうです





ドラえもんの話で話題となるのは最終回の話 都市伝説的に色んな話があるようです


その中でも有名なのは、「ドラえもん開発者はのび太」、「植物状態ののび太の夢」、「植物状態ののび太をドラえもんが一緒に天国に」などがあります


同人誌で「ドラえもん開発者はのび太」を読みましたがよく出来てましたよ 藤子・F・不二雄の会社とトラブルになったようですけどね



















これを載せたのは怒られるかなぁ?(汗)




ほなっ!(^_^)

ローズマリー

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『ローズマリー』






1981年 アメリカ






《スタッフ&キャスト》



監督 ジョセフ・ジトー


脚本 グレン・レオポルド/ニール・バーベラ


撮影 ラウル・ロマス


音楽 リチャード・エインホーン




出演 ヴィッキー・ドーソン/クリストファー・ゴートマン/シンディ・ワイントロープ/ファーリー・グレンジャー/ジョン・サイツ/ローレンス・ティアニー/リサ・ダンシース/ドナ・デイビス






《解説》



次の犠牲者はあなた ゾンブンに叫んで下さい…


脳天を突き抜ける長剣、苦悩に白目をむく顔、下腹を刺し貫く農作業用フォーク、銃剣で真一文字に切り裂かれる喉笛、 特殊メイク界の第一人者トム・サビーニによる凄惨なシーンが殺人カタログ調に展開


アクション映画で名を馳せるジョセフ・ジトーのサスペンス演出も快調だ トム・サヴィーニとの同じコンビによる「13日の金曜日・完結編」と並び、80年代スラッシャー映画を代表する傑作ホラー






《物語》



1945年、戦争を終えてヨーロッパから兵士たちが続々と帰国、彼らは妻や恋人や家族のもとへと戻っていった しかしある兵士は恋人ローズマリーから別れの手紙を受け取っていた


6月28日、ニュージャージー州アバロン・ベイのプリッチャー学院では卒業生のプロムパーティが開かれていた




ローズマリーと新しい恋人ロイはプロムを抜け出して河畔でキスをしていると軍服を着た何者かに農作業用のピッチフォークで2人まとめて突き刺されて殺され、ローズマリーの手には一輪の薔薇の花を置いた






1980年6月28日、35年ぶりに再びプロムパーティが開かれようとしていた 過去にチャタム少佐の娘のローズマリーが殺されたことでプロムパーティが自粛されていたのだが実行委員長のパムが再開したのだ




しかもコロンバスで強盗殺人事件が発生し犯人が州をまたいで逃走中 保安官のジョージは休暇を取り町は副保安官のマークだけ マークの恋人で学生のパムは少し不安でもあった




夜になりみんなが会場に向かう頃、寮ではシェリーがシャワーを浴びていた そこで恋人のカールが現れ、一緒に浴びようと服を脱いでいると軍服の男が後ろから彼の頭に剣を突き刺しアゴに貫通




シャワー中のシェリーはピッチフォークで突き刺されて殺され薔薇の花を一輪置く軍服の男




ドレスが汚れてしまい寮に戻ったパムは犯人と遭遇、追い掛けてくる犯人を振り切りマークの元へ マークに全てを話してマークは不審者の存在を報告し、プロム会場から外に出ないように警告


会場の外に出てプールで泳いでいたリサは剣で首を斬られて殺され、リサを捜しにきた女教師のデイビスも首を刺されて殺された






雑貨店主のキングズレーが墓地で若者が騒いでいるとマークに苦情 マークが墓地を調べるとローズマリーの墓が掘り起こされ、中にはリサの死体があった




パムは35年前の事件と関係があると考え2人はチャタム少佐の家へと向かうがそこに軍服の男が現れ2人に襲いかかる










《感想》



本作は個人的には大好きなスラッシャー映画でとにかく残酷描写が素晴らしいです それもあってかカルト作品として根強い人気があります


アメリカ映画ではよくプロムパーティが描かれることが多いですね 青春映画やホラー映画ではこのプロムの後とかにセックスなんてことがよくありますね(笑) こんなことしてたら殺されます




第二次世界大戦が終わって卒業記念のプロムパーティで卒業生のローズマリーには従軍したフィアンセがいたのですが、寂しさのあまり別れを一方的に告げて新しい恋人を作っていたんです


パーティを抜け出して楽しんでいた時に軍服の男に恋人と共に2人とも殺されます それ以来、ローズマリーの父親チャタム少佐の意向でプロムが中止されていたのですが35年経って再開


それによってまたもや殺人事件が発生します ここで犯人捜しの要素も含まれてくるんです 犯人はローズマリーの父親のチャタム少佐か? はたまた逃走中の強盗犯か? それともローズマリーを殺した同じ犯人なのか?


ネタバレしますと犯人はローズマリーを殺した犯人なんですが軍服で顔まで隠してるのでわかりません しかしラストで顔を晒しますが頭は吹っ飛んでしまいます 強烈です




特筆すべきはやはりトム・サヴィーニによる特殊メイクの素晴らしさですね 数々の作品でゴア・シーンを魅せてくれたトム・サヴィーニですが本作はクオリティが高いです


とにかく描写が細かいです 脳天からアゴまで剣が突き抜けるのですが悶絶のあまり白目になったり、プールで首を斬られて殺された女性の傷口から泡が漏れるのは凄い




監督のジョセフ・ジトーは本作のヒットで「13日の金曜日・完結編 」の演出を任され、その後はチャック・ノリスの「地獄のヒーロー」やドルフ・ラングレンの「レッド・スコルピオン」などを手掛けました


「13日の金曜日・完結編」でもトム・サヴィーニとコンビを組んで強烈なビジュアルでシリーズ中でもインパクトある作品となりました おいらもシリーズの中でも好きな方ですもん





忍び寄る恐怖、美しき生贄を求める凶器が鋭く光る! ホラー・メイクの真骨頂!スラッシャー映画ブームにとどめを刺した伝説の衝撃作! それが『ローズマリー』です。





この手の作品はDVDやブルーレイでリリースされてもすぐに廃盤になってしまうからドキドキです(笑)












裏237号室の「ローズマリー 」のレビューはこちら




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