Quantcast
Channel: 237号室 タカの無事是名作映画烈伝 A級からZ級まで
Viewing all 2381 articles
Browse latest View live

日常の出来事(^_^)

$
0
0
みなさんこんにちわ(^_^)




この間に無性にメロンパンが食べたくなってローソンで購入





これは美味しかったです 焼きたてメロンパンが1番ですが、袋パンとしてはなかなかなものでしたよ


コンビニではドーナツが店舗で揚げているようですが、そのうちパンも焼き出したりして




ほなっ!(^_^)

12モンキーズ

$
0
0








『12モンキーズ』






1995年 アメリカ






《スタッフ&キャスト》



監督 テリー・ギリアム


脚本 デイヴィッド・ウェッブ・ピープルズ/ジャネット・ピープルズ


撮影 ロジャー・プラット


音楽 ポール・バックマスター




出演 ブルース・ウィリス/マデリーン・ストウ/ブラッド・ピット/クリストファー・プラマー/ジョン・セダ/H・マイケル・ウォールズ/ボブ・アドリアン/サイモン・ジョーンズ/キャロル・フローレンス






《解説》



み・ん・な・消・え・る


謎の細菌に侵された未来から、原因究明のために1996年にタイムトラベルした男の活躍を描いたSFサスペンス


全編スチール構成のショートムービー「ラ・ジュテ(62)」を原案に、テリー・ギリアムが長編映画化したスラップスティックな作品


21世紀初頭、人類は細菌によって絶滅の危機に瀕していた 科学者たちは囚人を細菌が蔓延しはじめた1996年に送り込む 最近をまいたのは果たして誰なのか?






《物語》



「1997年 50億の人間が死のウイルスにより死滅するだろう 生き残った者は地上の暮らしを捨てて地下にもぐる 地球は再び動物の支配する惑星となる」 ある統合失調患者の問診記録より 1990年4月12日 ボルティモア群病院


2035年 子供時代に目の前で1人の男が殺される光景を目撃し、その強烈な思い出を何度も夢に見てはうなされている囚人ジェームズ・コール



彼は科学者グループの命令で地上の調査をし、荒涼とした街の廃墟で不気味な猿のマークを発見 20世紀末に突如発生した謎のウイルスにより人類の99%が死に、21世紀初頭の人類は汚染された地上を捨てて地下に生活していた



囚人のコールは特赦を条件にウイルスを散布したとされる12モンキーズと名乗る団体とその原因を探ることを命令される


コールは1996年に送り込まれるが機械の故障で1990年のボルティモアに送り込まれてしまった その不審な言動で警官5人をケガさせたコールは逮捕され、精神病医学者のキャサリン・ライリーと会い、精神病院に入れられた そこで入院患者のジェフリー・ゴインズと出会う





キャサリンら医師に、1997年に50億の人間が死に生き残った者は地下で暮らしている そして自分は科学者らの命令で1996年に送り込まれる予定だったと説明するがもちろん信じてもらえない


コールは脱走しようとして拘束衣を着けて独房に入れられるが忽然と姿を消した 2035年に戻された彼は経過報告をして再び過去へ送られるが何故か第一次大戦中のフランスに送られた後に本来の目的地1996年に到着



今や精神科医として成功しているキャサリンの前に現れたコールは誘拐まがいにキャサリンに強引に協力させ、コールは12モンキーズの調査を続ける



フィラデルフィアに向かう2人は街角であの猿のマークを見付ける 12モンキーズはジェフリーの主催する過激な環境保護団体で彼の父親は世界的な細菌学の権威のゴインズ博士だった


ジェフリーに接触するとかつてコールが話したウイルス散布の計画を思い付いたと言いコールは混乱する そして1996年12月、ウイルスが撒かれるその日がやってきた



いつしかキャサリンを愛していたコールは任務を捨て、彼女とこの世界で生きて行くことを決意する 2人が空港に向かう途中に12モンキーズが動物園の動物を逃がしたというニュースを知る


12モンキーズはウイルスと無関係だったのだが…








《感想》



この作品は大好きですね おいらはブルース・ウィリス嫌いなんですけど本作は大好きなんです やっぱ「未来世紀ブラジル 」のテリー・ギリアムだからかな


この監督の独特の世界観は本当に好きです 俳優もノーギャラでも出たいと言わせてしまうほどのカリスマ監督です


テリー・ギリアムの元にブルース・ウィリスとブラッド・ピットが同じ映画に出るとは思いもしませんでしたね それにマデリーン・ストウ 素晴らしい組み合わせですね


特に印象に残ってるのはコールが見る夢ですね コールが子供の頃に空港で目の前で男が射殺される場面です この場面が最初は漠然としてるんですがコールがタイムスリップするたびに少しずつ全貌が見えてくるんです


コールは未来と過去を行ったり来たりしてるうちにどちらの世界が現実なのか分からなくなってしまうんです 最初は意識がはっきりしているんですけど誰も未来人だと信じません、精神病院に入れられたりで薬漬けでおかしくなってしまうんです


「ダイハード」で一躍スターとなったブルース・ウィリスですがテリー・ギリアム監督作品じゃなかったら観てなかったかも 「セブン 」など好きな作品の多いブラッド・ピットはこの作品で強烈なインパクトを残します


ブラッド・ピットは凄かったですよ、こんな俳優だとは思ってなかったもん 紅一点のマデリーン・ストウは一番の被害者かも コールを信じたが為に殴られたり、異常者扱いされたりと散々



コールが一度、第一次大戦の戦火に送り込まれた時に、当時の写真に写り込むんです それを見たキャサリンの驚愕の表情! 少しずつキャサリンの謎が解けていく過程は面白く観れますね


そして人類の99%が死滅する未来を阻止するべくコールと共に動くんですがいろいろな運命のいたずらか難しいんです それに12モンキーズにある意味振り回されてしまった感じですね


この作品を真似するような作品もありますし、監督は環境保護を訴えていたのかも知れませんね そんな前衛的なところがテリー・ギリアムの好きなとこかも





「未来世紀ブラジル」のテリー・ギリアムが、クリス・マイケルの短編映画「ラ・ジュテ」を基に作り上げた時空SFの異色作 それが『12モンキーズ』です。























1315タイトル(^_^)

$
0
0

みなさんこんにちわ(^_^)




ホラー映画好きなら知ってると思いますが、ウェス・クレイブンが亡くなりました


傑作「エルム街の悪夢」の監督です でもおいらはそれ以外に良い映画はなかったように思えます


その1本だけでホラー映画のカリスマとして君臨していました


でも知ってる名前の人が亡くなると寂しくなります


若い頃によく観ていた映画の監督たちは新進気鋭と言われてましたが今はすっかりおじいさんです


逆に新しい監督たちが現れるのも事実です 映画監督も世代交代があるでしょうね


特にホラーなんてジャンルは ホラーは低予算で無名の俳優を使えますから登竜門でもありますから


近いうちにウェス・クレイブンの「鮮血の美学」をレビューしたいと思ってます




ほなっ!(^_^)

繕い裁つ人

$
0
0








『繕い裁つ人』






2014年 「繕い裁つ人」製作委員会






《スタッフ&キャスト》



監督 三島有紀子


原作 池辺葵


脚本 林民夫


撮影 阿部一孝


音楽 小林洋平




出演 中谷美紀/三浦貴大/片桐はいり/黒木華/杉咲花/中尾ミエ/伊武雅人/余貴美子






《解説》



南洋裁店、頑固な二代目店主が、あなただけの特別な一着、仕立てます


池辺葵のコミックを中谷美紀主演で映画化 祖母が始めた洋裁店を受け継いだ二代目の店主・市江と、彼女の服に魅せられたデパート勤務の藤井ら市江を取り巻く人々の生活を繊細に描く


三浦貴大、片桐はいりらが女主人と交流を深める人々に扮し、「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」などを手がけてきた三島有紀子が監督を務める






《物語》



扱っている店は一店だけ、新作は即日完売 神戸のデパートで服飾担当の藤井はそんな洋服を作る「南洋裁店」の二代目の南市江に注目し彼女の服をブランド化する企画を立ち上げる


祖母が始めた仕立て屋を継いだ市江は古いミシンで一生ものとなるような服を一着一着を丁寧に作っている



昔ながらの職人スタイルをとっているので量産はできない、伝統的な技を守る腕は超一流だが、家のことは何も出来ず母の広江に任せきり



藤井のブランド化の再三の提案も断り続け、顔の見えない客には服は作れない 生地も道具もスタッフも揃えると言う藤井に市江は先代のミシンしか作れないと


藤井は市江の服を唯一扱う店ナイーフを訪ねるが店主の牧葵からも先代の作った服の仕立て直しやサイズ直し、祖母のデザインを流用した新作を作る日々に満足している 仕事を広げたくないのだと諭される



図書館で偶然会った市江と藤井 大量に服飾の本を持つ藤井に対して市江の「そんなにあったら本当に好きなものが分からなくなるんじゃないかしら」との言葉に藤井は胸に突き刺さる


食事に誘う藤井に市江は改めてブランド化の話をきっぱりと断る それでも藤井は南洋裁店に通い続け、仕事を超えて市江の仕事に魅せられていた


市江の仕事を知れば知るほどに彼女のオリジナルデザインの洋服を見たくなる藤井はその思いを市江に伝える


そしてある日を境に藤井は姿を見せなくなる ある日、市江は偶然に藤井の妹の葉子と出会い、それが市江の人生を大きく変えることになる






《感想》



とにかく「渇き 。」の中谷美紀のストイックで凛とした佇まいのに惚れちゃいます 鎧を纏うように作業服を着て淡々とミシンを踏みます


藤井には頑固おやじと言われるほど職人気質の市江なんですがチーズケーキを1ホール食べたりと不思議な人です



でも朝は弱いようで母親に起こされてパジャマで下りてくるとそこで藤井とばったりと顔を合わせてあわてて部屋に戻って作業服を着て下りてくるんです そのボサボサ頭になんだか笑えた



好きなシーンで杉咲花演じるゆきが母親のワンピースを自分のサイズに直して欲しいとやってくるんです それはかつて市江の祖母が作ったもの それを作り直してゆきが着たときの嬉しそうな顔がイイ







その後にゆきは彼氏とこのワンピースでデートをしているんです その様子を藤井は見ていて市江の服には人を幸せにすると感じるんです


杉咲花は抑え気味の大人しい演技でここ最近はよくドラマや映画で観ますね 今までは派手な演技が多かったのですが、普段の彼女は大人しくて本当に可愛いです



藤井を演じるのが三浦貴大 彼もドラマや映画でよく観ますね 今や三浦友和と山口百恵の息子という肩書はもういりませんね 「リトル・フォレスト 」シリーズや高倉健の遺作「あなたへ 」や「麒麟の翼 劇場版・新参者 」など



市江の服を取り扱う雑貨屋ナイーフの店主に片桐はいり ちっちゃな娘と一緒でインパクトある母親でした



大きな事件が起こる映画ではなく毎日がゆっくりと流れていく印象の映画です でも普段は生活に追われていても年に一回は南洋裁店の服を着て「夜会」に行く30歳以上の大人たちがいるんです


それは市江の祖母が企画したものです 普段は仕事に忙しい人や、阪神タイガースを応援している夫婦がその日だけはドレスやタキシードでワインやダンスを楽しむんです



藤井が市江の言葉とその真摯な姿勢に胸を打たれて神戸の大丸から東京の大丸の家具売り場へと移動となります


市江は自分がブランド化をずっと断っていたからだと自分を責めるんですけど、街で偶然会った藤井の妹・葉子と出会って人生が変わります


この葉子を演じるのが「小さいおうち」の演技派の黒木華 彼女は美人てわけではないけど愛嬌があります それに本作では色の白さもあって美しかったです



中谷美紀の高校時代の写真が出るのですがそれは実際に中谷美紀がセーラー服を着て撮影したのでしょうか? それとも若い時の写真をCG加工かな?



監督は「しあわせのパン 」の三島有紀子 彼女は中谷美紀が引き受けてくれて本当に良かったと、完璧な女優だと言ってました 中谷美紀も女性監督作品は初めてで感無量だと





服と映画を愛する全ての人に捧げるこだわりの一着とともに歩む人生の物語 それが『繕い裁つ人』です。





もうひとつくらい話があるかと思ったけど唐突に終わりました それも現実的で良かったです









日常ノ出来事

$
0
0
みなさんこんにちわ(^_^)




この間ね、爪切りを買ったんです 新しいのを買おうと思っていてたまたま見た雑誌でいろんなランキングが載ってたんです


そこで爪切りランキングがあって「無印良品」の爪切りが2位だったんです


この爪切りが約800円、1位の爪切りがなんと7000円なので迷わず2位をチョイス





これが素晴らしい切れ味でした スパッ、スパッって切れるんです ちょっと怖いくらい(笑)


無印良品ってたまにヒットしますね 人間をダメにするソファも使っています ボクサーパンツも良いです


でもね、家電はあまりね 空気清浄機は良いらしいですよ




関西は台風18号の影響で大荒れになりそうです 気をつけてくださいね




ほなっ!

鮮血の美学

$
0
0







『鮮血の美学』






1972年 アメリカ






《スタッフ&キャスト》



監督・脚本 ウェス・クレイヴン


製作 ショーン・S・カニンガム


撮影 ヴィクター・ハーヴィッツ


音楽 デヴィッド・ヘス




出演 デヴィッド・ヘス/ルーシー・グランサム/サンドラ・カッセル/マーク・シェフラー/ジェラミー・レイン/フレッド・リンカーン/ゲイロード・セント・ジェームズ/マーティン・コーヴ






《解説》



脱獄囚に娘をレイプされ惨殺された夫婦が、脱獄囚らに復讐していくという、現在も続くレイプ・リベンジというジャンルの原点であり、「悪魔のいけにえ」と並ぶアメリカ・ホラー映画の金字塔


「13日の金曜日」シリーズの製作者ショーン・S・カニンガムと「エルム街の悪夢」の監督のウェス・クレイヴンそれぞれの第一作


ニューシネマの末期に16ミリで撮られた低予算のB級ホラー映画だが、今から観るとスプラッター・ホラーの先駆といえる


「悪魔のいけにえ」より早くチェーンソーを使っているのも話題 物語の下敷きとなっているのはイングリッド・ベイルマンの「処女の泉」






《物語》



郊外に住むマリー・コリンウッドは17歳の誕生日を迎えた 一人娘として大切に育てられたマリーに父親からはネックレスのプレゼント 母親からはノーブラを咎められる


images (27).jpg


近所に住む仲良しのフィリスと森の中でガールズトーク、少女から女性へと体が変化をする年頃で話題は性のこと 2人は車に乗ってロックコンサートに向かった


images (22)~01.jpg


その頃、白昼堂々と2人の殺人犯が脱獄して世間を騒がしていた 脱獄犯のクルーグ・スティローは神父と修道女の2人を殺し終身刑に服していた


もう1人はウィーゼル・ポドウスキーは子供への性的虐待暴行などの犯罪歴があった クルーグの息子とクルーグの女セイディの手引きで脱獄を成功させた




コンサートの前にマリファナを買おうとして売人を捜しジュニアと呼ばれる男に導かれてあるアパートの一室に入った


images (40).jpg


そこには脱獄犯のクルーグとウィーゼル、そしてセイディがいた 危険と気付いた時には既に遅く、2人はナイフで脅されて囚われてしまった


images (23)~01.jpg


翌朝、人質としてトランクに詰め込まれて移動 その頃マリーの両親は誕生日パーティの準備をしてマリーの帰りを待つが翌朝になっても戻ってこない


images (35).jpg


心配した両親は保安官に捜索依頼をして行方を捜してもらう クルーグたちは車が故障し、その場に乗り捨てマリーとフィリスをトランクから出して森へと入る マリーはそこが自宅近くだと気付いた


images (19)~01.jpg

images (6).jpg


マリーとフィリスは森の中で屈辱的な行為を強いられ、レズ行為を強要される しかし隙を見て逃げたフィリスだったが捕まってしまい刺殺されてしまう


images (34).jpg

images (21).jpg


マリーはクルーグに胸にナイフで文字を彫られた上にレイプされてしまう


images (12).jpg

images (9)~01.jpg


絶望したマリーは湖に入水自殺を図るがクルーグに撃たれて殺されてしまう


images (7).jpg



夕方になり服を着替えたクルーグたちは近くの家に立ち寄り、車の故障で助けてほしいと頼むと出迎えた夫婦は快く受け入れてくれ食事を出してくれた


images (17).jpg


しかし罪の意識に苛まれるジュニアがマリーのネックレスをしていた事で夫妻は彼らが何者で、マリーとフィリスが殺されたことを知り、復讐を開始する


images (31).jpg







《感想》



実のところ、おいら的にはそんなに好きな作品ではないんです 殺伐とした雰囲気は良いんですけど、テンポも悪くて所々で笑いがあるんですけどそんなのいらないです


せっかくの恐ろしい雰囲気が保安官がパトカーをガス欠にして延々と歩いてコリンウッド家に向かう場面は映画のテンポを殺してます


ヒッチハイクしたトラックの屋根に乗って落ちたりとギャグを入れてるのですが見ていて痛々しいもん それになんで保安官は太ってるの?(笑)


それでもオープニングに実際にあった事件をモチーフにしているとテロップが入ります 脱獄犯が少女をレイプして殺害なんて親なら耐えられないでしょう


images (36).jpg

自分の手で死刑執行してやろうと思いますよ その両親の復讐の仕方が強烈です 母親はウィーゼルを誘惑して口淫をしてそのまま噛み千切ってしまいます


こんなのを見たら怖くてその行為自体を躊躇してしまいますよ この母親が頭をグリグリ振って噛み千切りウィーゼルは絶叫して絶命 アソコを噛み千切られても死なないと思いますけど


父親はクルーグを殺そうとするのですが殴り合いでは敵わずチェーンソーを取り出して追い掛け回してシェービングクリームで転ばしたり感電させたりしてチェーンソーで殺します


images (18).jpg


逃げ出したセイディはプールに落ちて上がってきた所を母親がナイフで喉元をサックリと切ります これがなかなか爽快なシーンです


このクルーグとウィーゼルとセイディが悪い奴の見本のような感じで悪い奴はどこまでも悪いですね でも映画のワルは徹底的にワルであってほしいです


unnamed (2)~02.jpg


製作に後に「13日の金曜日 」を撮るショーン・S・カニンガムと後に「エルム街の悪夢 」を撮るウェス・クレイヴン なんだか黄金コンビですね


でもこの2人は他にあまり代表的な作品はないような気がしますけどね それでも「13金」も「エルム街」もホラー映画を代表するキャラクターが誕生してますもんね


クルーグを演じるデヴィッド・ヘスは本作以外にも「ヒッチハイク 」や「真夜中の狂気」などでも狂った男を演じています



犠牲となるルーシー・グランサムとサンドラ・カッセルも体を張って頑張っています 森の中で全裸にされてしまうのはなかなかですね、枝とかでケガをしてしまいますから



本作は2009年にリメイクされています 「ラスト・ハウス・オン・ゼ・レフト 鮮血の美学 」そちらも胸くそが悪くなる作品ですが出来は良かったです リメイクとしては成功だと思います





監督ウェス・クレイヴン×製作ショーン・S・カニンガム それが『鮮血の美学』です。





レイプ・リベンジというジャンルを確立してその原点でもあります ホラー映画を語る上で外せない本作はやはり傑作なのでしょうね










裏237号室の「鮮血の美学」のレビューはこちら

日常之出来事

$
0
0

みなさんこんにちわ(^_^)




昨日の鬼怒川の氾濫は凄かったですね テレビではずっと救助の様子を放送してましたね


あの流された母子がヤバいと思ったら二人とも助かってホッとしましたよ


家が流されて大変だと思いますが助かった人たちは本当に良かったです


これから色々と大変ですがまず命が無事だった人は頑張って欲しいですね




この間、CSで実写版の「魔女の宅急便」を観たんです





感想は残念でした 監督は誰かな~って見ると清水崇監督でした 「呪怨」シリーズの監督です


ホラーの監督にはファンタジーは合わなかったのかな?


主人公キキを呪いを運ぶ魔女と噂される嫌なシーンは本当に嫌で上手かったです


でも友人トンボとの交流も弱くてクライマックスはアニメ版の飛行船からトンボを助けるのではなく病気のカバの子を運ぶ


個人的には飛べなくなったキキがトンボを助ける為にモップで飛ぶんですけどそのシーンがなかったのがショックでしたね





恥ずかしいのですがおいらはアニメ版の「魔女の宅急便」が好きなんです


実写化の噂を聞いた時から期待はしてませんでしたが残念過ぎました


おばあさんや森のお姉さんのエピソードもなくてまったく違う作品でしたね




そうそう、10月のドラマでマンガ「サイレーン」がドラマ化されます 好きなマンガで悪女の橘カラを誰がやるのかと話題でした


主人公2人は松坂桃李と木村文乃、そしてカラ役に菜々緒でした


おいらは菜々緒か森カンナかなって予想してたんですけどね でも菜々緒は黒髪なので金髪のカラはなしですね







ほなっ!(^_^)

バトルフロント

$
0
0








『バトルフロント』






2013年 アメリカ






《スタッフ&キャスト》



監督 ゲイリー・フレダー


原作 チャック・ローガン


脚本 シルヴェスタ・スタローン


撮影 テオ・ヴァン・デ・サンデ


音楽 マーク・アイシャム




出演 ジェイソン・ステイサム/ジェームズ・フランコ/ウィノナ・ライダー/ケイト・ボスワース/レイチェル・レフィブレ/フランク・グリロ/クランシー・ブラウン/イザベラ・ヴィドヴィッチ/マーカス・ヘスター/オマー・ベンソン・ミラー






《解説》



娘に手を出す奴は容赦しない 忍び寄る脅威に、男は怒れる凶器へと変貌する!


シルヴェスタ・スタローンが製作と脚本を手掛けたアクションサスペンス この世を去った妻の故郷で一人娘と静かに暮らしていこうと決意した麻薬潜入捜査官だった男が、自分たちを執拗に付け狙う麻薬密売人を相手に壮絶な戦いを挑んでいく


主演に数多くのアクション作を誇るジェイソン・ステイサム、彼と対峙する密売人に「127時間」などのジェームズ・フランコ その脇をウィノナ・ライダーやケイト・ボスワースら実力派女優が固める ジェイソン・ステイサムのアクションに加え、良き父親ぶりもクール






《物語》



大規模な麻薬製造工場で潜入捜査官ブローカーの指示で警官隊が突入、ギャング団と激しい銃撃戦となり逃走を計ったボスのダニーTは逮捕、息子のジョジョは射殺され、ダニーTはブローカーに復讐すると言い残して連行され、刑務所へ






2年後、ブローカーは妻を病気で失い、捜査官を辞職し、9歳の愛娘マディと共に妻の故郷へと引っ越して、平穏な暮らしを望んでいた




ある日、マディがいじめっ子のテディに帽子を奪われる嫌がらせをされ、マディはテディを殴り倒しTシャツを血で染めた


学校に呼び出されたブローカーに謝罪しろと激しく詰め寄る母親のキャシーが夫のジミーに叩きのめすようにけしかけ殴りかかるジミーを投げ飛ばし捻じ伏せたブローカー






キャシーはだらしないジミーを罵り、兄のゲイターに仕返しを頼んだ ゲイターは表向きは修理工場の経営者だが裏では麻薬を製造密売する危険な男




興奮して怒るキャシーの依頼でゲイターは手下2人にブローカーを襲わせるが、ブローカーは逆に2人を叩きのめしてしまう


ゲイターはブローカーが只者ではないと感じ、留守中のブローカーの家に侵入し保管してあった書類からブローカーが元潜入捜査官だと知る


そこでゲイターはある女を呼び寄せた 娼婦のシェリルはかつてダニーTと麻薬絡みの仕事をしたことがあったのだ




ゲイターはシェリルにダニーTの弁護士に会い、ブローカーの居場所を教える見返りに麻薬の販売網を手に入れようと目論む


ブローカーは家に侵入者がいたことに気付き、ジミーの仕業かと疑うが家の修繕を手伝う男の情報でジミーではなく妻のキャシーの兄ゲイターではないかと聞かされる


食事をするゲイターとシェリルに警告をするブローカーだったが、ダニーTの重武装のギャングの暗殺部隊6人がブローカーの家に襲いかかる










《感想》



おいらは舐めてた奴が実は殺人マシーンみたいな作品が好きなんです 本作は最初から潜入捜査官だと分かってるんですけどね それでいて娘思いなんです




オープニングの麻薬捜査のシーンを回想みたいに後にまわした方がおいらの好みかな ハリウッド作品は観客に分かりやすく作るからね


それでもジェイソン・ステイサムの体を見たら只者ではないことは一目瞭然 ジミーとトラブルになってアッと言う間に捻じ伏せるんですけどジミーはちょっと貧弱に見えるもんね


ジェイソン・ステイサムの作品はそこそこ観てるんですけどレビューは「トランスポーター 」以来です この人はいつの間にかアクション映画になくてはならない存在となりましたね




本作でも彼の作品らしくスカッとする感じでした ブローカーをちょっとビビらしてやろうと手を出してくる奴らは簡単に倒してしまいます


本作には3人の女優が火花を散らします まずはジャンキーで息子テディを溺愛する母親のキャシーを演じるのがリメイク版「わらの犬 」のケイト・ボスワース




強烈なモンスターペアレンツでものすごく気が強いんです ブローカーを逆恨みして兄のゲイターに仕返しを依頼 でもね、マディがテディを誕生日会に誘ったことでブローカーとキャシーは和解するんです




でもゲイターは止まりません ブローカーの情報をダニーTに売って麻薬密売の拡大を狙ってね このゲイターの女シェリルに「ドラキュラ 」「ブラック・スワン 」のウイノナ・ライダー




シェリルはゲイターに呼び出されて速攻でセックスですよ この女も過去は何回も逮捕歴があってブローカーを恨むダニーTとも仕事をしていてゲイターとのパイプ役になるんです


そしてマディの学校の教師ハッチ先生を演じるのが「トワイライト 」シリーズでヴィクトリアを演じたレイチェル・レフィブレ 物語にはあまり関係ないですがマディが自分の父親とくっ付けようとするんです ませた子供やね




シェリルがダニーTの弁護士と接触してダニーTの暗殺部隊がやってくるんです もちろんゲイターみたいな小物の言う事なんか無視してブローカーを狙うんです ゲイターの計画は狂ってしまいとんでもない方向に進みます 小物が大物をどうにかなんて出来ないんです





これ以上、近づいたら容赦しない それが『バトルフロント』です。





正直なところ昔からスタローンの脚本はあまりイケてないと思うのはおいらだけ?












日常乃出来事

$
0
0

みなさんこんにちわ(^_^)




ドラマ版「デスノート」が終わりましたね そのおかげかおいらの映画版デスノートをレビューした記事がよく読まれていたようです


特に週末には読まれているランキングで急激に伸びます これは嬉しかったです


おいらはドラマ版は一回も観てないのにありがたい話ですよ


映画版は好きなんですけどドラマ版は天才対天才ではないと聞いて観なかったんです


でも来年公開予定で映画版「デスノート2016」なるものが始動してるようです


それは噂では映画版の続編のようで、それならドラマ版はなかったことになるの?


なんだかわからなくなってきましたが、最初から映画化ありきだったのかな?


最低視聴率だったフジの「HEAT」だったかな?あれも映画化ありきでドラマがスタートしたのですがあまりの低視聴率で頓挫しそうです


「探偵の探偵」もドラマでは原作の1~3巻を映像化してますがまだ4があるのです これも映像化の予感がするのはおいらだけ?




ほなっ!(^_^)

メビウス

$
0
0

アメンバー限定公開記事です。

日常の出来事

$
0
0

みなさんこんにちわ(^_^)




昨日の夜に国税調査をネットで済ませました 便利な世の中になりましたね


聞いた話しでは書類を配る人は全部手渡しで受け取りも直接手で受けるんです


これは大変ですね、しかもオートロックのマンションだったらもっと大変らしいです


一階でインターフォン鳴らして開けてもらって手渡ししたらまた一階に戻ってインターフォン鳴らして開けてもらってってこれを繰り返し


女性の一人暮らしだったら怖いから見知らぬ人からのインターフォンだったら出ない人もいるでしょう


これは大変な仕事ですよ、ネットでの国税調査が一般的になれば楽になりますもんね


それにネットでの解答は簡単でしたよ まぁまだちゃんと出来たか不安ですけどね(汗)




ほなっ!(^_^)

サード・パーソン

$
0
0









『サード・パーソン』






2013年 イギリス






《スタッフ&キャスト》



監督・脚本 ポール・ハギス


撮影 ジャンフィリッポ・コルティチェッリ


音楽 ダリオ・マリアネッリ




出演 リーアム・ニーソン/ミラ・クニス/エイドリアン・ブロディ/オリヴィア・ワイルド/ジェームズ・フランコ/キム・ベイシンガー/マリア・ベロ/モラン・アティアス/キャロライン・グッドール/デイヴィッド・ヘアウッド






《解説》



愛、信頼、裏切り3つの物語が一つになるとき、本当に大切なものが見えてくる


監督デビュー作「クラッシュ」でアカデミー賞作品賞&脚本賞に輝いたポール・ハギスによるミステリアスな愛のドラマ


パリ、ローマ、ニューヨークという3つの都市を舞台に繰り広げられる3組の男女の物語が、やがて意外な形で交差していく様が描かれる






《物語》



パリのホテルのスイートルームで新作小説を執筆中で缶詰状態になっている作家のマイケル 彼は一作目でピューリッツァ賞を受賞し、大きな成功を収めて二作目を期待されていたが煮詰まっていた




妻と別居中の彼は部屋に現れた若い小説家志望のアンナと不倫関係 アンナが濡れていると挑発して荒々しいセックスに持ち込む マイケルを愛しながら若さと美しさでマイケルを翻弄する楽しさを覚えていた




ローマではファッションブランドからデザインを盗んで金儲けをしているアメリカのビジネスマンのスコットがバー・アメリカーノという店に入った


そこでエキゾチックな女性モニカに心を奪われ一緒に酒を飲む 彼女は店に掛ってきた電話に出るとすぐに店を出た スコットは彼女の忘れ物の鞄を店主に見せるとロマ族の女が爆弾を置いていったと警察を呼ぶ大騒ぎ、中には子供の服と靴






後日に店に行くとモニカと店主が口論、鞄の中の5000ユーロが消えている、娘に会うための金だったと聞いてスコットは彼女の力になりたいと考える


ニューヨークでは元女優のジュリアは6歳の息子の親権をめぐって現代アーティストの元夫リックと争いの最中 経済的に困り、裁判費用を抱えたジュリアはかつて常連客だった高級ホテルで客室係として働き始めた






ジュリアの弁護士であるテレサは裁判所の心証を変えるために精神科医の鑑定を勧められるが約束の日に遅刻してしまう


この一見、何の接点もない3つの物語が交差していき全てが1つに繋がり思いもよらない真実が浮かびあがる








《感想》



この各都市の3つの物語がなんだか不思議に絡み合うんです でもね絡むのがおかしいんですよ だって距離があり過ぎません?


それとも絡み合ってると思ってるのは観てるおいらだけで、実は偶然似たようなことがあって実は絡み合ってないとか


まず「96時間」シリーズのリーアム・ニーソンが演じるマイケルが妻がいるのに若い作家志望の女アンナと不倫関係 アンナはマイケルを愛してるのですが作家になるために利用してる風です


マイケルも作家として限界なんですがアンナとの事を書いて再ブレイクを狙います アンナとの赤裸々な日々を書くんです こちらも利用してプライバシーまで売る悪い奴なんです


ビックリしたのはアンナ演じる「TIME/タイム 」のオリヴィア・ワイルドがバスローブだけでマイケルの部屋に行くんです、そこで部屋の前でマイケルにバスローブを取られてドアを閉めるんです


カードキーだけのアンナはそこから階下の自分が泊まる部屋まで全裸で廊下を走り抜けるんです このシーンが衝撃的で爽快なんです




プレデターズ 」のエイドリアン・ブロディ演じるスコットは「サスペリア・テルザ 最後の魔女 」のモラン・アティアス演じるモニカに一目惚れするんです 彼女はロマ族なんだって おいらはロマ族のことはまったく知らなかった




ロマ族はかつてはジプシーと呼ばれヨーロッパ内で数百年、数千年にわたって住む地を追われて差別されて迫害され続けてきた民族で異教徒と言われ、それは社会問題となってます




そのロマ族の女モニカを助けようとするのですがロマ族というだけでホテル側も拒否し、駅で寝たりするモニカを妻だと偽ってホテルの部屋で寝かせるんです




でもね金は無くなるし、モニカは娘を奪われその金がいるのですがマフィアみたいな男に脅されてスコットはどうしようもなくなるんです


そして「ブラック・スワン 」のミラ・クニス演じるジュリアは元夫「バトル・フロント 」のジェームズ・フランコ演じるリックと親権争い中なんですが、現代アーティストのリックとは経済的な差があってどうしようもないんです




ジュリアはかつてはセレブだったんですけど離婚して携帯電話の通話料にも困るほどになるんです それに子供にも会えなくて悲しい毎日です




それはジュリアが不注意で子供に怪我をさせてしまったからなんですけどね でもジュリアが無理矢理子供に会いに行った時の再会のシーンはグッときましたよ




ジュリアの弁護士にマリア・ベロ あまり目立つ役ではなかったですが、本作は美人女優揃いですね




でもやっぱ3つの物語が繋がってるとは思えなくてしっくりしないのはおいらだけかな? 電話番号を書いた紙だったり、白い花だったりね





でも登場人物たちは何かしら繋がっていたりしてハッとさせられるシーンがあります



観るほどに味わい深まる、極上のヒューマン・ミステリー それが『サード・パーソン』です。





3つの物語のそれぞれを交差させて、それをしっくりと魅せてくれます リーアム・ニーソンが嫌な男でしたね(笑)










裏237号室の「サード・パーソン」のレビューはこちら

1320タイトル

$
0
0

みなさんこんにちわ(^_^)




みなさんのおかげで1320タイトルとなりました よくここまで続いたと感心します(笑)




話は変わって、安保法案が成立で大混乱ですね 戦争法案とかとも言われてますね


おいらは反対です 戦後70年、ほとんど日本は戦争に参加はしてなくて平和だと思います


おいらが若い時は平和ボケしてる日本の強いとこ見せるために賛成だったと思います


でもね平和ボケの何が悪い、いつも戦争の不安を抱えてるよりいいでしょ


この法案でアメリカの要請で自衛隊が行くのですね アメリカが攻撃されたら日本が助けるみたいですね


テレビで言ってましたが、アメリカであるジャイアンがのび太の日本に助けられるとは思えません


この法案が通ってもすぐには戦争にはなりませんよ当然ね


飛躍した話ですが韓国と北朝鮮が戦争したとして韓国の同盟国のアメリカが韓国を支援したとして、そのアメリカを北朝鮮が攻撃すると日本が参戦して北朝鮮を攻撃すると日本に北朝鮮がミサイルを撃ち込むなんてことにならないかな?


ちょっと考えすぎなんだけど、この平和が永遠に続くことを祈るばかりです




ほなっ!(^_^)

薄氷の殺人

$
0
0








『薄氷の殺人』






2014年 中国・香港






《スタッフ&キャスト》



監督・脚本 ディアオ・イーナン


撮影 ドン・ジンソン


音楽 ウェン・ツー




出演 リャオ・ファン/グイ・ルンメイ/ワン・シュエピン/ワン・ジンチュン






《解説》



疑惑の女に堕ちていく…


中国北部を舞台に起こった、ある女性と接点を持つ者たちがバラバラにされる猟奇的な連続殺人事件を、虚無感漂う映像で描いたクライム・サスペンス


第64回ベルリン国際映画賞でコンペティッション部門最高賞にあたる金熊賞と銀熊賞(男優賞)を受賞した中国製のフィルムノワール


「第三の男」等の名作のカメラワークを踏襲しつつ、現代社会を描き切った俊英ディアオ・イーナンのシネフィル的センスに注目






《物語》



1999年、中国華北地方のある石炭工場で人間の腕が発見された 性別は不明だが100キロ以上離れた6都市15ヶ所の石炭工場でバラバラ死体が相次いで見つかった


身分証と服が見付かり被害者はリアン・リージョンだと判明、この猟奇的な事件を担当するのは離婚したばかりでプライベートに問題の多いジャン・ズーリー刑事



クリーニング屋で働くリアンの妻に話しを聞きに行くが泣いてばかりで話にならない、仕事仲間も恨まれるような人間ではないと



石炭工場の運転手のリウ・ファーリンという男が浮かび上がる 一般的に運転手は1~2ヶ所の工場へと運ぶがこの男は10ヶ所以上の工場へと運んでいた


しかし1人で15ヶ所を回るのは不可能、しかしリウ・ファーインという弟がいて2人を逮捕 だが、リウ兄弟は逮捕時に銃を発砲し刑事2人が死亡、ジャンはリウ兄弟を射殺 事件の真相は闇に埋もれてしまった





2004年、刑事を辞職し警備員として働くジャンはかつての同僚のワン刑事と再会、彼はある女、ウー・ジージェンを張り込み、尾行をしていた


1999年と同様のバラバラ殺人事件が2件起こった 2001年の事件と最近の事件にはウー・ジージェンが関係していると



2001年の事件は結婚前日にウーの婚約者が、最近の事件では付き合い始めてすぐ殺されている しかもウーは1999年の事件の被害者のリアンの妻


彼女に関係ある被害者が3人、ワンはウーに関わると死ぬとジャンに警告 ジャンは彼女の勤めるクリーニング屋に客として赴く



彼女の後を付けて家を突き止め、クリーニング屋の店主に彼女の話を聞く 1999年に仕事でミスをした後に夫が死亡してしまう可哀想な女性だと



しかしそのウー本人に、私に付きまとわないでと言われる ますます彼女に興味を持ったジャンはワンに邪魔するなと言われるも、ウーに惹かれていく










《感想》



これはなかなか雰囲気があって良かったです 中国の北部の寒々とした景色がこの映画のこの先の不安さを物語ってるようです


ウーを尾行して店の前で張り込みしてるジャンが自転車で去って行くウーを追おうとした時にそれまで綺麗だった雪の歩道に足跡が付いているシーンは秀逸でした


本作はベルリン国際映画祭で金熊賞と銀熊賞をW受賞しました





グイ・ルンメイがいい感じでしたよ 幸薄い顔ですが殺人事件に関係あるような悪女って顔ではなくて物悲しい感じでした


全体的に夜のシーンが多いのと雪の景色が寒そうなのがグイ・ルンメイにピッタリとハマってました ジャンとスケートするシーンもなんだか寒い(笑)





それにクリーニング屋の主人はウーのことを可哀想などと言ってるんですけど、店の奥ではアイロンを掛けるウーの体を触りまくるセクハラをしてるんです



このヅラみたいなセクハラおやじがまさにリアルなセクハラなのかも、地方の田舎町のクリーニング屋で行われるセクハラ このおやじもバラバラにされるのかもと


でもねウーが関係する男が殺されるのはある理由があるんです これがね、男は愛する女の為に一生をふいに出来るのに女はそんなの裏切るんです やっぱ女は怖いです


でもね、こんな彼女でもジャンに対して最後にはいい顔をするんです 何というか最後の男みたいに思ったのかも



ただね、おいらとしては1999年の事件とそれ以降の事件で納得してないとこがあるんです でも多分ああなんでしょうね





未解決連続殺人事件の闇に堕ちていく男と女 哀愁、官能、狂気をまとった危険な愛の果ての真実とは? それが『薄氷の殺人』です。





久しぶりに中国や香港の映画を観たような気がしましたね なかなかの傑作でした










日常ノ出来事

$
0
0

みなさんこんにちわ(^_^)




そう言えば、「悪魔のいけにえ」が40周年記念4K版ブルーレイが特典映像満載で発売されます


40周年版の予告を観ましたがこれも怖くてカッコよかった また観たくなります





おいらはかつてにLDやDVDを購入済みなんです それ以降も何回も手を変え品を変えて発売されてます


おそらくおいら以上のマニアな人は発売されるたびに購入してるのではないかな?


同じ映画を何回も買わせるメーカーって如何なものでしょう 45周年にも発売しそうです


某アイドルのCDの販売方法よりはマシですが、それでもマニア泣かせです


有名な作品でメジャー会社ではない作品はこういう販売が多いです 例えば「ゾンビ」とかね


「ゾンビ」なんてバージョンが3つあるからそのたびに3つ発売されるのでマニアは大変ですよ


何回も発売される作品もあれば発売されない作品もまだまだ多いです そんなのが発売されたらいつも歓喜の声を上げますもん(笑)


「悪魔のいけにえ」どうしようかな? 悩むな~




ほなっ!(^_^)


天使のはらわた 赤い教室

$
0
0








『天使のはらわた 赤い教室』






1979年 日活






《スタッフ&キャスト》



監督 曾根中生


原作 石井隆


脚本 曾根中生/石井隆


撮影 水野尾信正


音楽 泉つとむ




出演 水原ゆう紀/蟹江敬三/あきじゅん/水島美奈子/堀礼文/河西健司/草薙良一/佐藤恵子/影山英俊/藤波怜子/小島洋子






《解説》



水原ゆう紀主演による、暴力と性の狂気を描いた日活ロマンポルノ作品


官能のアナーキスト曾根中生が監督し、石井隆が共同脚本を手掛けたエロスドラマ 暴行現場を8ミリで撮られ、ブルーフィルムが市場に出回ったことから、どん底へと堕ちていく女の姿を描く


名美がヒロインの石井隆の劇画に基づく「天使のはらわた」シリーズ 転落する名美と救おうとする村木との悲痛なメロドラマを主演2人が全身全霊で体現し、シリーズ屈指の傑作となった






《物語》



女子高生が3人の男に教室で襲われ代わる代わる犯されている しかしそれは温泉街でのブルーフィルムだった


IMG_20150921_204852375.jpg

息抜きに来た温泉街でそのブルーフィルムを観た小さなポルノ雑誌の編集者村木哲郎は、迫真の“演技”でレイプされる女に釘付けになった




東京に帰った村木は、早速女の居所をつきとめようと捜すが、結局見つからなかった その女の表情はポルノ雑誌のモデルとは比較にならないほど迫真だったのだ


IMG_20150921_205241439.jpg

ある日、撮影でラブホテルに行った村木は、そのホテルで受付をしているあの女、士屋名美に出会う 村木は名美に、ブルーフィルムで観たあなたの顔が忘れられない


雑誌のモデルになってくれと頼むが、彼女にとって、そのブルーフィルムは忌わしい思い出だったのだ それは、彼女が学生時代に実際に強姦されたとき撮られたもの その後、それを見た男たちはそれをネタに彼女に近づき彼女の体を弄んだ


嫌がる彼女は村木をホテルに誘い早く抱けばと裸になった 村木はそんなつもりはないと彼女の手を掴むと手首には傷があった


IMG_20150921_205243147.jpg

なんとか説得した村木は明日の再会を約束して別れた しかし翌日、村木は雑誌のことで警察に呼ばれ、名美との約束の場所に行くことが出来なかった


それから3年が過ぎ、村木は結婚をして女の子も生まれた、名は名美 ある日、仲間と場末のバーに繰り出した村木はそこで、客引きをする女になり果てた名美に出くわした


IMG_20150921_205245634.jpg

しつこく追う村木を、名美はヒモのマーちゃんを使って店から叩き出した 翌日、名美のいる店を尋ねた村木は、マーちゃんにまたも痛めつけられてしまう


IMG_20150921_205247374.jpg

名美が止めに入ったときには意識朦朧となり、目覚めたときは村木は店の二階で寝かされていた そして隣室から洩れる声に気づき、ふすまの隙間から覗くと、そこで名美とマーちゃんが客の前でセックスショーを演じている


IMG_20150921_205246753.jpg

IMG_20150921_205247956.jpg

マー坊の終わった後に3万円で名美を客に抱かせる 次々と群がる客を相手にする名美と目が合い村木は見ていられなかった






客の帰った後、名美をここから救い出そうとする村木の言葉に名美はどうしようもない思いに言葉を荒げた 二人は互いの思いを振りきるように去って行く


IMG_20150921_205249420.jpg

IMG_20150921_205605804.jpg





《感想》



日活ロマンポルノ作品なんですが、本作は中々の秀作でしたね たまにCSなどで観る事がありますが結構面白い作品が多いです


撮影時には才能のある若い監督が数回の濡れ場を入れるなら後は自由に撮影させてもらえるらしいと聞きました


なので濡れ場さえ撮れば特に制約ははなくて思い通りに撮れて監督の意思がそのままの作品が出来上がるそうです


本作の主人公の名美は過去に凌辱されてそれを撮影されて裏社会に出回ってるんです その為に彼女に気付いた男たちが彼女に迫って体を要求するんです


なので彼女はその度に住む場所や仕事を変えて生きてるんです もしあの事件さえなければもっと普通の生活が送れてたはずなんです


名美は行きずりの男と身を削るようなセックスをして何回も何回も男を求めるのです このシーンは久しぶりに男を信じ、村木を待っていたのですが雨の中、村木は現れません


IMG_20150921_205243717.jpg

IMG_20150921_205244332.jpg

村木は撮影した19歳の女性が実は15歳で村木は警察に逮捕されてしまっていて約束の場所に行けなかったのです


信じた男に裏切られたせいなのかその夜に知り合った男とセックスをして自慰まで見せて何回も求めます 名美はもう誰も信じないと思えるような転落への意思を感じさせます




カメラワークも女性の体をねっちこく撮影していてそれでいて長回しで雰囲気あります 名美を演じる水原ゆう紀の赤らんだひと肌を美しく撮らえます


最後の名美が水たまりに自身の体を映す姿は素晴らしかった 名美のこの先を占うようなシーンでこのまま堕ちていくのか、それとも村木がいうようにそこから脱出するのか?


IMG_20150921_205605268.jpg





暴行現場を8ミリで撮られ、それがブルーフィルムとして街に出回ってしまったことから、地獄のような生活を余儀なくされた女の姿を描く それが『天使のはらわた 赤い教室』です。





当時、収監ヤングコミックに連載中の石井隆の同名劇画の映画化で前作は「女高生 天使のはらわた」に続くシリーズ第2弾 出来る事ならシリーズ全作を観たいですね










裏237号室の「天使のはらわた 赤い教室」のレビューはこちら

日常之出来事

$
0
0

みなさんこんにちわ(^_^)




シルバーウィークはいかがでしたか? お盆休み以来の長い休みでゆっくり出来ましたよ


おいらはツタヤのレンタル会員証の更新に行ったんです


サービスでレンタル1本無料だったので多分借りないであろう、映画版「テラスハウス」を借りました





上の人がほぼ主人公のてっちゃん テレビ版の第一回目から出ているオリジナルメンバーです


テレビ版の最終回でてっちゃんが家を出ていこうとしたらドアの前に女性が立っていたんです





それでまた期間限定でテラスハウスが始まるんです 正直な感想はなんで映画化?


テラスハウスから有名になったメンバーもいて、映画版ではカメオ出演した筧美和子と今井華





とりあえずは特に何も進展のない話でした これで終わりなのかと思ったら最近は新シリーズがネット配信してるようですね


フジテレビはもう地上波で視聴率が取れないのでコンテンツをネットで配信してそちらの強化をしたいのかな?


ドラマの映画化もあまり好きじゃないのですが、バラエティ番組の映画化ってどうなん?




ほなっ!(^_^)

ブラッディ・パーティ

$
0
0









『ブラッディ・パーティ』






2010年 ドイツ






《スタッフ&キャスト》



監督 デニス・ガンゼル


製作 クリスティアン・ベッカー


脚本 デニス・ガンゼル/ヤン・ベルガー


音楽 ハイコ・マイレ




出演 カロリーネ・ヘルフルト/ニーナ・ホス/ジェニファー・ウールリッチ/アンナ・フィッシャー/マックス・リーメルト/アルヴィド・ビルンバウム/シュテッフィ・クーネルト/ヨヘン・ニッケル






《解説》



永遠の中で観る愛の幻 女ヴァンパイアの破滅と再生


人間の生き血を飲み、パーティ三昧の日々をすごす美しきヴァンパイアたちの姿を描く、ドイツ発のサスペンス・ホラー。『パフューム ある人殺しの物語』のカロリーネ・ヘルフルトをはじめ、ドイツ映画界期待の女優が顔をそろえる。監督はサスペンス・スリラー『THE WAVE ウェイヴ』で注目を浴びたデニス・ガンゼル


望まずして不死のヴァンパイアとして生きることになるレナを主人公に、男たちを翻弄する美しさと、生き血を糧に永遠に生きることへの悲哀さを持つ女ヴァンパイアの姿を描く






《物語》



ベルリンで盗みをして生きている少女レナはある日いつものように男の財布をスリをした、その瞬間に警察が男を取り囲んだ


男はロシア人犯罪者で警察は張り込んでいたのだ、その捜査をかく乱した事でレナは若い潜入捜査官のトムに追われるが辛くも逃走できた



ある夜、レナは何気なく入ったナイトクラブで一際目を引く怪しげでゴージャスな女性ルイーゼに声を掛けられ、突然に首筋を噛まれてしまう





驚いてレナはルイーゼを突き飛ばしてその場を立ち去るが、その日から体に異変が起こった 体調不良による吐き気、太陽の光に触れた瞬間に焼けるほどの熱さの痛み


冷蔵庫の生肉に血を貪り、遂には鏡に映らなくなった レナはヴァンパイアとして生まれ変わってしまったのだ


再び夜にナイトクラブに行くとそこにはルイーゼと他に2人の女、シャルロッテとノラがいた 3人はヴァンパイアだ 最初はルイーゼを恨むレナだったが、以前とは比べ物にならないほど美しく生まれ変わった自分に陶酔していく


レナはルイーゼたちと行動を共にし、高級車を乗り回し、真夜中のデパートで高級品を買い漁る ノラは食べて飲んでセックスして、太らないし妊娠もしない 女なら楽しまないととレナを笑わせる



ルイーゼは仲間は世界中に100人、男のヴァンパイアは絶滅した 騒々しく欲が深く愚かだから男は仲間にしないと誓った


4人は血のカクテルを飲み毎夜、パーティ三昧の生活 しかしトムはレナを追い再会 2人は惹かれ合う仲となるが、レナは簡単に人を殺す仲間に嫌悪を感じていた



そしてレナが殺せなかった男が警察に捕まりルイーゼたちの暮らすホテルに特殊部隊が乗り込んでくる ヴァンパイアたちの歯車が狂い始めたのだ







《感想》



当初はなんとなくエロティック・ホラーみたいな感じがしてたんです ほんの少しだけヌードがある程度でした 小汚いレナが美しく変わる姿は綺麗でしたよ



ピアスとタトゥーは全部消えて傷も消えて短かった髪の毛も綺麗な色になって伸びるんです これはヴァンパイアになって一番嬉しい事かも


パッとしなくて男か女か分からないレナが美しくなるんですよ、これはまさにビックリでした このレナを演じるのがカロリーネ・フルヘルト



おいらは彼女のことはまったく知らなかったのですが、「パフューム ある人殺しの物語」に出演し、香水「ジル・サンダー イヴ」の顔なんだって


まだヴァンパイアに完全になってないころにルイーズに犯罪組織に放り込まれてレナは殺されそうになるんですけど何とか男どもを殺して脱出するんです その中に殺せなかった奴が警察に捕まるんです



ヴァンパイアたちはちょっと派手に生活しすぎだと思いますよ 高級車に乗り回してパーティ三昧でセックスしては殺すなんて警察に見付からないわけがないもんね





ランボルギーニにポルシェなんてこれは犯罪者から盗んだ物なのですぐに警察に足が付きますよ それでもレナは捜査官のトムに惹かれるんです



共演のヴァンパイア、ルイーズに「Yella」で第57回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞に選ばれたニーナ・ホス 知的なシャルロッテには「THE WAVE ウェイヴ」で主役を務めたジェニファー・ウールリッチ 天真爛漫なノラにはテレビ界で活躍するアンナ・フィッシャー


この若手実力派女優4人が男たちを翻弄する美しさと悲哀を併せ持つ女ヴァンパイアを好演





美しいものを全てとし、男の鮮血を貪り食らう美女集団の破滅と再生を描いたヴァンパイア・スリラー! それが『ブラッディ・パーティ』です。





ヴァンパイアがパーティ三昧の映画ですが、昼間に特殊部隊との戦いは凄まじいです









日常乃出来事

$
0
0

みなさんこんにちわ(^_^)








キリン味やカピバラ味だと思いませんでしたか?(笑)





女性用ラーメンのべっぴん味もあります(笑)


この間、ハリウッド版「ゴジラ」が地上波で放送されてましたが、なんとハリウッド版「キングコング対ゴジラ」の噂があるんです


体長が違い過ぎるのでその辺が問題ですが実現したらテンション上がります




ほなっ!(^_^)

日常の出来事

$
0
0

みなさんこんばんわ(^_^)




本日の2時頃に福山雅治と吹石一恵の結婚のニュースが飛び込んできました







このニュースに全国の福山雅治のファンはどんな思いでしょうか?


大阪の情報番組でも女芸人が悲鳴でしたよ それがテレビの前の女性と一緒だと


以前から噂をされていたカップルですが、破局報道もあって2人は終わったと思ってましたよ


それがなんと愛を育んでいたんですね 福山雅治は結婚しないものだと思ってましたよ


吹石一恵もずいぶん待ったね 派手な印象はありませんが彼女はユニクロのCMでもそうですがスタイル抜群です







見てください服の上からでもわかるこの膨らみ 爆乳ですね







セミヌードも美しいですね 綺麗な肌です 修正してるかな? 吹石一恵スペシャルでした


2人の出演作はこちらです 福山雅治出演作は「容疑者Xの献身 」「真夏の方程式 」「そして父になる 」「るろうに剣心 伝説の最期編 」 吹石一恵出演作は「紀子の食卓 」「手紙



しばらくはこのニュースで持ちきりになりそうですね





同じく昼過ぎに千原ジュニアの結婚のニュース このニュースが吹っ飛んで可哀想すぎてワロタ(笑)




ほなっ!(^_^)

Viewing all 2381 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>