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『ウィッチ』
2015年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 ロバート・エガース
撮影 ジェイリン・ブラシケ
音楽 マーク・コーベン
出演 アニヤ・テイラー・ジョイ/ラルフ・アイネソン/ケイト・ディッキー/ハーベイ・スクリムショウ/エリー・グレインジャー/ルーカス・ドーソン
《解説》
闇だけが少女を救う
「魔女」をテーマに、赤子をさらわれた家族が次第に狂気の淵へと転落していく姿を描き、第31回サンダンス映画祭で監督賞に輝いたファンタジーホラー
第70回英国アカデミー賞で新人賞にあたるライジングスター賞にノミネートされM・ナイト・シャラマンの「スプリット」でもヒロインを務めたアニヤ・テイラー・ジョイが家族から魔女と疑われるトマシン役を演じた
《物語》
1630年イングランドからニューイングランドに移り住んだ者たちがいた、故郷を捨ててこの荒れ地へと来た、それは深い信仰心をもって福と神の王国をこの地に広めるため
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しかし同じキリスト教でも新約聖書の解釈に相違があり、ウィルは法と教会を侮辱し続けた、自らを唯一の信者と考えたことから、この入植地から追放されてしまう
ウィルの家族は村から離れた森の近くに小屋を建てて生活をするが荒れ地では作物が育たず、ウィルと妻のキャサリンと5人の子供たちは貧しいながらも慎ましく生活をしている
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そんなある日、森の近くで長女のトマシンがサムの子守りをしていると、ほんの一瞬目を離した間にサムが姿を消した
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トマシンは必死に捜すが見付からない、疲れ果てたトマシンの代わりに父ウィルと長男のケイレブが捜すが見つからない
ウィルは捜索を打ち切り、ケイレブを連れて森の中へ入り、蓄えが底をつくため冬になる前に食料を手に入れたいのだが何も手に入らない
空腹の一家の中でサムを失った母キャサリンが精神的に追いつめられていく、ケイレブは姉のトマシンの成長した胸を意識して見てしまう
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サムがいなくなってからキャサリンはトマシンに強く当たり、双子の弟妹のジョナスとマーシーがトマシンがサムを魔女に渡したと言うのでトマシンは弟妹を怖がらせるために、「私が森の魔女よ」と信じ込ませて、両親には内緒だと脅かした
しかし信仰心の強い父ウィルはトマシンが魔女なのではと疑い、家族は疑心暗鬼となり狂気の淵へと落ちていく
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《感想》
欧米ではこの魔女の話ってポピュラーなのかよく映画の中で聞きますが日本ではもう一つピンと来ない人は多いでしょうね、おいらはそれなりです(笑)
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信仰心が強すぎて逆に悪魔の存在も信じてしまうのは何だか矛盾してるような気がしないでもないですね、神がいるから悪魔もいるみたいなね
その信仰心によって主人公の一家は村から追放されてしまって、僻地で一家だけで生活をするのです、こんな父親だったら家族は大変ですよね、同じ神を信じていても父親の言う事は絶対ですもん
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5人兄弟で長女のトマシンが末っ子のサムの子守りをしていて、いないいないばあっ!ってした瞬間にサムは消えてしまうんです、目の前にいて手で顔を隠したほんの数秒の間でです
これによって家族内でなんか変な感じになるんです、双子の弟妹は姉のトマシンを魔女だと母親に言いつけたりして、家族内を混乱させるんです
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母親のキャサリンはナーバスになっていて双子の言う事を喪に真に受けて自分の娘を魔女だと思い込んで、ヒステリックになってウィルにも暴言を放つんです
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父親のウィルにもその疑念が広がっていって、ケイレブも行方不明になるんです、それは森の中にいる魔女が現れてケイレブをさらってしまうんです
もう何がなんやらって感じでトマシンを演じるのがアニヤ・テイラー・ジョイでこれから大人の女性になっていく段階です
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弟のケイレブはトマシンの膨らみかけた胸を見てドギマギするんです、姉弟でも性的に見る事もあるのでしょうか?それともただの興味なのか、それが魔女としての魅力なのかも
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でも家族同士でも魔女なのかと疑うほど信仰心や神や悪魔なんてのが当然のようにあると思われていたそんな時代があったんですね、西洋では悪魔で日本では狐憑きのように考えられてたのかも
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最も不気味で、最も美しい、至極のダーク・ファンタジー・ホラー それが『ウィッチ』です。
特に怖いという作品ではなかったですが、それはおいらが日本人だからかな?