みなさんこんにちわ
そろそろ民放ドラマが最終回を迎えています おいらは木村文乃の「マザーゲーム」がお気に入りで最初から最後まで欠かさず観てました
途中で観るのを止めちゃうドラマもありましたもん(汗)
初主演ドラマでこの時間帯はTBSで最高視聴率だったそうです
数字の獲れない時間帯で他のドラマには圧勝したようです
7月から始めるドラマで期待しているのは「探偵の探偵」です
これはおいらが大好きな北川景子の久々の主演ドラマです
笑ってますがドラマの中ではクールな役割でアクションも派手なようです
グローブ着けて格闘技の練習をしているようなのでハードなアクションを期待しています
彼女は小柄なのでしっかりと魅せるアクションが出来るか心配ですけどストイックなので楽しみです
全国ネットで「笑神様は突然に」ってバラエティがありますよね 関西ではその時間にローカル番組を放送していて観れないんです
ネットで佐々木希が鉄ヲタと電車見に行って面白かったと書いてあって観たいなぁと思ってたら偶然に夜中に放送されてた!
しかもその佐々木希の回で全国ネットの番組がこんな深夜に放送してる事にもビックリでしたが、相変わらず佐々木希も可愛かった~
もちろん番宣でしたけどね(笑)
ほなっ!(^_^)
1280タイトル(^_^)
麦子さんと
『麦子さんと』
2013年 「麦子さんと」製作委員会
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 吉田恵輔
脚本 仁志原了
撮影 志田貴之
音楽 遠藤浩二
出演 堀北真希/松田龍平/余貴美子/温水洋一/麻生祐未/ガダルカナル・タカ/ふせえり/岡山天音/田代さやか
《解説》
お母さんはアイドルだった!?
「銀の匙」の吉田恵輔監督・脚本による親子愛を描いたハートフルコメディ 声優を目指すヲタク系女子・麦子は、兄とふたり暮らし そんなある日、自分たちを捨てた母親が突然舞い戻って来て…
「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で国民的女優となった堀北真希を主演に迎えて描くヒューマンドラマ
《物語》
3年前に父を亡くして以来、パチンコ店で働く兄の憲男と2人暮らしの小岩麦子のところに突然、母の彩子が戻って来た

麦子がまだ幼い頃に彩子が出て行ったので記憶がない為、母の出現に戸惑ってしまう 憲男は自分が両親の代わりに麦子を育てたとしつこい程言い、その度に麦子は感謝してますと返事をしていた

次の日、麦子の働く本屋に彩子が現れた 彩子は父を亡くしてからの3年間振り込んでいた15万円を振り込めなくなるので一緒に暮らした方が節約できると言う

振り込みの事を初めて聞いて麦子は憲男に詰め寄る 結果、一緒に暮らすことになるが憲男は彼女と同棲すると言って出て行ってしまい、麦子は彩子と2人きりになった

朝に鳴りっぱなしの目覚まし時計や麦子の大切なマンガを捨ててしまったりと彩子のやることにイライラする麦子だったが朝食の用意をして出勤する彩子に母親を意識してしまう

しかし声優を目指す麦子が入学しようと思っている学校の案内書を彩子が勝手に見てしまい、デリカシーのない彩子に麦子は母親とは思っていないと悪態を吐く
その言葉を最後に、彩子は亡くなってしまう 彩子は末期のガンだった 憲男と麦子の2人だけの葬式 迷惑がっていた憲男だが陰では涙を流して泣いているのを麦子は見てしまう

母親が死んだ事実を飲み込めないままの麦子は迎えた四十九日の日、憲男に言われて納骨の為に母の故郷へと向かう麦子

そこで麦子は周囲から母と間違われ、実は彩子は数十年前に地元でアイドル的な存在だったのだ 商店街を歩くとみんなが振り返るようなね
町の人々に振り回されながら、麦子は母の人生を初めて知ることになる

《感想》
おいらはあんまり堀北真希って好きな女優ではないんです 「白夜行 」も原作とドラマは好きなんですが堀北真希主演の映画版は全然ダメでした

なので避けてるくらい堀北真希出演作は観てなかったのですが、「さんかく 」の吉田恵輔監督作品はちょっと観たかったんです
感想は面白かったです それに堀北真希も凄く良かったです 美少女のイメージが強いんですけど、本作はアニメ声で喋ったりしてヲタクなんです


そんな彼女の前に記憶のない母親が登場するんです 正直こんな状況ってビックリしますよね その辺の心境を堀北真希は繊細に演じています
母親が実は末期ガンで最期くらいは子供たちと一緒に居たかったのかと知ると心がキューってなりますよね それもあってか麦子は母の故郷に納骨に行くんです
そこで最初に出会う温水洋一演じるタクシー運転手は麦子を見て驚愕!彩子が帰って来たと驚くんです 冷静さを取り戻して娘だと知って旅館に連れて行くと、そこでも麦子を見て驚く、ふせえり演じる女将 役所に行くと彩子の親友だったと言う、麻生祐未演じる女性も冷静を保ちつつもビックリ



本当にこの脇を固める俳優たちがみんないい味出してるんです この彩子の故郷では色々と出来事が起こるんです、住民は彩子の昔話を麦子に聞かせて記憶のない母の事を知って感慨深いんです

彩子に母親として接することが出来なくと後悔している麦子は、ふせえりの息子がドラ息子で麦子は思わずビンタをしてしまったりとかね
故郷に納骨してその帰りには母とのわだかまりが解けたのか電話で憲男と話してるシーンは本当に良かったですよ

この憲男を演じるのが、「舟を編む 」の松田龍平 ニヒルな感じで無責任な兄なんですけど彩子が亡くなったときは人知れず泣いている姿はリアルでしたね
堀北真希が2年ぶり主演映画でヲタク系女子に! それが『麦子さんと』です。
出来過ぎかもしれませんが面白かったですよ
ニンフォマニアック Vol.1
アメンバー限定公開記事です。
日常の出来事
日常ノ出来事
みなさんこんにちわ(^.^)
「スター・ウォーズ エピソードⅠ」でアナキン・スカイウォーカー役のジェイク・ロイドが逮捕されました
なぜハリウッドの子役ってみんな破滅するの? 過去にもいっぱいいますよね
マコーレ・カルキンとか、エドワード・ファーロングとか、ハーレイ・ジョエル・オスメントとかね 大体がアルコールや薬物で逮捕
かつてはドリュー・バリモアも転落しましたが見事に復活しましたからそういう例もあるんでしょうね
ジェイク・ロイドはスピード違反でパトカーとカーチェイスして激突、しかも偽名を使う悪質さ
やはりダース・ベイダー同様に暗黒面に堕ちたのでしょうか それが言いたかっただけ(笑)
今週の日曜日には春のグランプリ「宝塚記念」が開催されます
注目はゴールドシップによる宝塚記念3連覇なるかという事
GⅠレースによる3連覇は過去になくて達成すれば史上初の快挙
そういうのに逆らいたくなるエルコンなんです(笑)
なでしこベスト8進出! ほなっ!(^_^)
ニンフォマニアック Vol.2
アメンバー限定公開記事です。
スイートプールサイド
『スイートプールサイド』
2014年 松竹
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 松居大悟
原作 押見修造
撮影 塩谷大樹
音楽 HAKASE-SUN
出演 須賀健太/刈谷友衣子/松田翔太/谷村美月/木下隆行/利重剛/落合モトキ/荒井萌/太賀/井之脇海
《解説》
わたしの毛を… 剃ってくれない?
押見修造による同名コミックを映像化した青春ドラマ 高校の水泳部を舞台に、毛のないことに悩む少年と毛深いことに悩む少女の奇妙なつながりをユーモラスに描く
思春期特有の苦悶をみずみずしくとらえた心情描写に加えて、不器用で切ない恋の物語が見る者の胸に迫る 「アフロ田中」で好評を得た松居大悟監督の、現実味がにじむ演出に注目
《物語》
高校一年生の太田年彦は男子なのに毛が生えてこないことに悩んでいた 肌がツルツルで女子にも触らせてと冷やかされる
水泳部の先輩には全裸で外に出されて生えてないアソコを女子にも見られ裸で逃げ出した しかし同じ水泳部の後藤綾子は目を背けずにガン見
そんなある日、部室で綾子に呼び止められた年彦はツルツルの肌の秘訣を教えてほしいと綾子の毛深い腕を見せられた
毛のない年彦は毛深い彩子を羨ましがり、綾子は毛深いことに悩んでいて毛のない年彦が羨ましかったのだ
そこで綾子は年彦に毛を剃ってくれと頼む 断りきれなかった年彦は自転車の後ろに綾子を乗せて橋の下へと行き、そこで綾子の腕の毛を剃った
あまりに上手に剃る年彦に感激した綾子は脚の毛も剃ってと頼む 平静を装って脚の毛を剃るものの、そのスカートの奥にあるものが気になってしまうが綺麗に剃ることが出来た
その夜、まだ手にその感触が残る年彦は持ち帰った綾子の毛を腕に擦り付けて悦楽に浸る
一週間が過ぎ綾子の平泳ぎのタイムは良くなりレギュラーとなった そこで綾子は再び年彦に毛を剃ってほしいと頼み、そしてワキも剃ってほしいと水着に着替えた
ワキに泡を付けていると綾子はくすぐったくて腕を下ろしてしまい、弾みで年彦の手が綾子の胸に当たりその感触に興奮する年彦
ワキを綺麗に剃ってもらい涙を流して喜ぶ綾子 その夜、綾子の毛を見て悶々とする年彦は綾子に恋心を抱くようになる
毎週月曜日の部活終りに裏門で待ち合わせ 夏休みになり2人の関係を年彦に想いを寄せる女子・坂下に知られ、綾子は年彦を避けるようになり坂下は年彦に付きまとうようになるが…
《感想》
これは面白かったのですが、後半で年彦と綾子が秘密の毛剃りの儀式ができなくなると年彦はなんだかおかしくなって暴走するんです これはちょっとやり過ぎな感じがしました
この暴走には綾子もちょっと引き気味でしかも年彦はアソコの毛も剃らせろと要求すると綾子は「イイよ」と返事 それに「水着からはみ出そうだからイイよ」だって
でも毛を剃ったら水泳のタイムが良くなるんだね しかもワキが気になるからクロールが出来なかったけど剃ってもらってからクロールでも良いタイムが出るんです
でも坂下に知られて2人は離れ離れになって綾子のタイムは落ち、自分で剃ったら傷だらけで父親にはリストカットだと勘違いされてしまいます
この年彦を演じるのが「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの須賀健太 あの頃に比べると大きくなりましたね
毛深い女子・綾子を演じるのは「中学生円山」で注目を集める刈谷友衣子 水着の彼女はこの年頃の女子独特の肉付きでムチムチしてます
でも残念ながら彼女はこの作品の後から芸能活動を休止してるんです このまま引退なんてしてほしくないです これからが楽しみな女優さんなのでね
年彦に想いを寄せる坂下に荒井萌 彼女は2人の秘密の写真に撮り、それをネタに年彦に近づくなと迫ります それで2人は距離を取ってしまうんですけどね
でも好きになったら会えないなんてどうしたものか、これで年彦は徐々に暴走していくのですけどね 綾子の毛を食べたり爆弾を作ろうとしたりね(笑)
年彦の兄貴に松田翔太、その彼女に谷村美月 その他にも個性的なキャストが出ていて笑えます 教師役のTKOの木下隆行はハゲネタでスベッてます
毛が無いことに悩む男の子と毛深いことに悩む女の子の切なくて、なんかエロい青春剃毛映画! それが『スイートプールサイド』です。
大人にはなんてことない悩みですがこの年頃には深い悩みなんでしょうね 太田年彦の気持ちがわかりますよ
宝塚記念SP
みなさんおはようございます(^_^)
本日は春のグランプリ、「宝塚記念」が開催されます 天気が心配ですがフルゲートで楽しみです
今年の皐月賞と日本ダービーを勝った二冠馬のドゥラメンテが骨折 今年は全休で三冠馬誕生はレースの前に夢となりました
勝ったGⅠの2つのレースはおいらの目には完勝で圧勝に見えました ぜひとも菊花賞でもその走りを観たかったです
そして有馬記念では今日、宝塚記念で走る馬たちとの激突もあったでしょう 残念ですが来年まで持ち越しです
そこで今日の宝塚記念の予想はこれです
◎⑯ラブリーデイ
○⑮ゴールドシップ
▲⑤カレンミロティック
△⑦ワンアンドオンリー
×⑭トーホウジャッカル
こんな感じです 春から追いかけてるラブリーデイが距離的にチャンスかと
世間の注目はゴールドシップの宝塚記念3連覇ですが、やっぱ簡単ではないと思います
今からレースが楽しみです ほなっ!(^_^)
なでしこベスト4進出!
ニューヨークの巴里夫(パリジャン)
『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』
2013年 フランス・アメリカ・ベルギー
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 セドリック・クラピッシュ
撮影 ナターシャ・ブレイア
音楽 ロイク・デュリー/クリストフ・ミンク
出演 ロマン・デュリス/オドレイ・トトゥ/セシル・ドゥ・フランス/ケリー・ライリー/ピーター・ハーマン/サンドリーヌ・ホルト/マルゴー・マンサール/パブロ・ジェイコブ/フローラ・ボナベンチュラ/ブノワ・ジャコ
《解説》
この恋、最後から何番目?
同世代の観客の心を射止めて大ヒット、共に成長してきた人気シリーズの最新作にして完結編が、遂に完成!
パリジャンが肌で感じるNYの魅力満載! グザヴィエが足で走る、自転車で走る、タクシーで渋滞にハマる… 巴里夫が肌で感じるNYの街は、色んな映画で描かれてきたNYとも一味違う横顔を見せてくれる
40歳になったグザヴィエ役をロマン・デュリスが続投 前作同様セドリック・クラピッシュが監督を務め、家庭も仕事も行き詰ってしまったグザヴィエが失意の底から這い上がる様をユーモラスに綴る
《物語》
40歳となったグザヴィエは妻のウェンディと2人の子供に囲まれ小説家として幸せに生活を送っていた、10年間は

グザヴィエは高いギャラでもくだらない脚本執筆は断り、同じく脚本家のウェンディと衝突 ウェンディは生活の為に書くけど魂を売った女ではないと2人の仲はギクシャクしてしまう
更にかつてのスペイン留学仲間でレズビアンのイザベルが中国系アメリカ人の女性ジューとカップルとなり、ニューヨークでの生活とママになることを夢見てグザヴィエに精子提供を頼んでくる
打ち明けたウェンディはもちろん反対だったがグザヴィエは提供することに、それによってウェンディとグザヴィエは気まずい雰囲気に

その上、ニューヨーク出張から戻ったウェンディがニューヨークで運命の出会いがあったと告白 ウェンディは2人の子供を連れてニューヨークに引っ越してしまう
息子にはニューヨークに住みたくない、パリに住みたいと言われてグザヴィエは妊娠中のイザベルを頼ってニューヨークへ向かう

恋人のジューと暮らすイザベルの世話になりながら、ウェンディが子供2人と暮らす家を訪れてみるとそこはセントラルパークを見下ろす高級マンションでウェンディの恋人ジョンは金融マンで優しいイイ男だった

片言の英語しか話せないグザヴィエは劣等感を覚え、まるで子供扱いされている感じで惨めだった それに子供を制服のある学校に通わせていることで教育方針が合わないと激怒するがイザベルには文化の違いだとなだめられる
グザヴィエはしばらくニューヨークで暮らすことを決意し、ジューにチャイナタウンの部屋を貸してもらう ビザ取得の為に定職に就き、グリーンカードを手に入れる為に中国系アメリカ人のナンシーと偽装結婚


そこへかつての恋人マルティーヌが中国系企業との仕事でニューヨークに現れたことからグザヴィエの人生はますます混迷を極めていく

《感想》
このシリーズは好きでダメ男グザヴィエが大学時代の「スパニッシュ・アパートメント」、30歳の「ロシアン・ドールズ 」に続く完結編なんです 年を取りましたね

本作はグザヴィエが40歳となり、またしてもトラブルが発生します 前作で結ばれたウェンディがグザヴィエに見切ってニューヨークで出会った男の元に子供を連れて行っちゃいます
このやり取りのシーンは結構簡単でフランスって離婚とかでもこんなドライなのかと思います かと思ったら息子が制服のある学校に行ったらグザヴィエは激怒します なんでなん?
ウェンディがジョンとの出会いを告白した時に激怒する方が普通なんじゃないの? やはりこれはお国柄なんでしょうか? 制服があるとフランス人は何か嫌なのかな? まったく謎です でも子供思いなんです

そんなこんなでグザヴィエはニューヨークで暮らすことになるのですが当初はイザベルとジューの世話になるんです ジューは中国系アメリカ人でレズビアン 2人はカップルになると同時に子供も欲しいと

グザヴィエは中国人のタクシー運転手を助けたことから彼の姪の中国系アメリカ人女性のナンシーとグリーンカード入手の為に偽装結婚をします

グザヴィエのかつての恋人のマルティーヌがニューヨークに来た理由は中国系企業との仕事なんです そう、今の時代は中国が世界の中心なのかもしれませんね

イザベルを演じるのはセシル・ドゥ・フランス 彼女はサンドリーヌ・ホルト演じるジューとレズビアンの関係なんですが、ベビーシッターのフローラ・ボナベンチュラと浮気 これはまた複雑な関係でしかも2人は浮気がバレそうになって裸で逃走(笑) このシリーズはそんなの多いね
マルティーヌを演じるのがオドレイ・トトゥ 仕事でニューヨークにやってきてグザヴィエの部屋に泊まります 泊まるだけかと思ったらセックスしちゃいます

妻のウェンディを演じるのがケリー・ライリーで今回は前作ほどの出番はなく、ちょっと嫌な女っぽかったです

これだけの女がいきなりグザヴィエの部屋に勢ぞろいしちゃうんです しかもグザヴィエとウェンディの子供2人にイザベルの子供にマルティーヌの子供、それにジューに偽装結婚の相手に移民局員の人達と大勢 このシーンがドタバタしてました
その後に元妻と元彼女と親友のレズビアンに囲まれるシーンはなんだか居心地悪そうでした(笑)
グザヴィエがイザベルの為に精子提供するシーンでは自分で出すんですけど、その時の妄想がなんだか笑えました マニアックな感じでね
過去二作と比べると群像劇というよりはグザヴィエ中心の物語でしたね ラストもこうなって欲しかったラストでおいらとしてはニヤリ
セドリック・クラピッシュの傑作、青春三部作が遂に完結! 愛すべきダメ男グザヴィエの人生、またも大ピンチ! それが『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』です。
フランス映画は必要ないのにヌードシーンをサービスしてくれる粋なはからいが好きです
1285タイトル(^_^)
みなさんこんにちわ(^_^)
いつも見に来てくれるブロガーさんのおかげで1285タイトルとなりました 我ながら続いています
春のGⅠシーズンも宝塚記念で終わり、更に難しい夏競馬となります 今年の夏は暑そうですね
世界的に暑くなるそうでその影響で災害も増えそうです 台風など水害とかね
ここ数年は日本でも竜巻が起こるのはもう珍しくないです
この間、「イントゥ・ザ・ストーム」って竜巻の映画を観たんです
CGで作られた竜巻の迫力は凄かったです 特に竜巻が出来上がる瞬間の恐ろしさと不気味さはよく出来てました
火事にも竜巻が襲いかかり、火柱の竜巻なんて実際にあるのかわかりませんが人が焼かれながら吸い上げられる映像は残酷やね
内容は竜巻ハンターと一般人の親子が竜巻から町の人々を救い逃げるだけなのでレビューは控えます
見どころは竜巻なのでね さすがにハリウッド作品でCG以外にも暴風に襲われるシーンや竜巻が去った後の町などのシーンもお金掛かってるね
でも知ってる人がいないので低予算で作られたような感じがします
観た映画を全部レビューするわけではないですけどこんな暇つぶしで得した感じの映画は拾いものですね
ブルーレイを購入した「日々ロック」も近いうちにレビューいたしますね やっぱ特典映像は欲しいもんね
ほなっ!(^_^)
なでしこガンバレ!
日常之出来事
ハン・ゴンジュ 17歳の涙
『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』
2014年 韓国
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 イ・スジン
撮影 ホン・ジェシク
音楽 キム・テソン
出演 チョン・ウヒ/チョン・インソン/イ・ソヨン/イ・ヨンナン/クォン・ボムテク/キム・チェヨンジュン/チョ・デヒ/キム・ヒョンジュン/ユ・スンモク/ソン・ヨジン/ソン・スルギ/イ・チョンヒ/キム・イェウォン/イ・ジャヨン
《解説》
「泣かないで」なんて、とても言えない
17歳の少女・ゴンジュは、ある事件をきっかけに家庭を崩壊させられ、転校することに 新しい生活が始まるかと思われたが、事件にまつわる悪意が再び彼女を襲い始める
主演は「サニー 永遠の仲間たち」のチョン・ウヒ 監督・脚本は本作が第1作となるイ・スジン 大鐘賞、釜山国際映画祭ほか各国の映画祭で10冠達成
《物語》
ある事件の為に家庭崩壊、生まれ育った場所に住むことも出来なくなった17歳の少女、ハン・ゴンジュは転校を余儀なくされ、元担任の教師の実家に居候して新しい学校に通い始める
ゴンジュは婦人科で性感染による陰部の消毒を受けている 転校先の学校では誰とも親しくなろうとせず、関わらないようにしていた
ただ、水泳を習い始める 何かを忘れるかのように没頭し、水泳の授業の後にシャワーを浴びながら鼻歌を歌っていると1人の生徒ウニが話しかけてきた 彼女はアカペラ同好会に入って欲しいと言うがゴンジュは素っ気ない態度
寂しさのあまり母に会いに行くが母は再婚していてゴンジュを邪魔者扱い、もう2度と会いに来るなと
放課後に学校の音楽室でギターを弾いて歌うゴンジュにウニはアカペラ同好会に引き込んだ しかし同好会の1人が歌うゴンジュの姿をこっそり撮影し、それを芸能事務所に送ると是非会いたいと返事があった
静かに平穏に暮らしたいゴンジュは断るものの、ウニとの友情を深め歌う楽しさにゴンジュの生活は明るくなっていった
改めて動画を撮り直し芸能事務所に送ると一次審査を通過した 同好会のみんなは大喜びで、しかもゴンジュに内緒で応援サイトを作った
みんなはゴンジュが喜んでくれると思ったが消してくれと怒り、ゴンジュとみんなと溝が出来てしまう
しばらくしてそのサイトを見て大勢の大人が授業中のゴンジュの元へ押し寄せてくる それによりゴンジュの暗い過去が明るみに出てしまう
《感想》
これは本当に酷い話です 観ていて心が重たくなりましたよ ゴンジュのセリフで「私は何も悪いことをしていない」と言うのですがその通りなんです ゴンジュは何も悪くない
でも被害者であるゴンジュは守られる事もありません それは母親もそんな事件の被害者の娘を世間体を気にして邪魔者扱い
父親は時折電話を掛けてきますが酒に溺れてゴンジュに何かの書類にサインさせてそれを加害者家族に売り付けてるんです それは示談書のようなもので、それによってゴンジュの平穏が脅かされるんです
病院でも女性の医師を希望するのですが現れたのは男性医師です 17歳の女の子が男の前で足を開いて性器を消毒されるなんてもう少しデリカシーがあればいいのにって思いましたよ
でもそんなゴンジュの姿を淡々と描写しています 観ているこちらとしては胸が張り裂けそうになります 中学生の女の子が43人に集団暴行されたんですよ
それもゴンジュの幼馴染の男の子がいじめられっ子でそれを何とかしようとした結果が薬をその幼馴染に飲まされて43人に集団で性的暴行されたんです
この暴行シーンはほんの少ししか描写はしてないのですが演じるチャン・ウヒの演技の上手さで胸が痛くなるほどの悲痛なシーンでした
ウォンビンの「母なる証明 」でも大胆な演技だったチャン・ウヒはこの作品で最優秀主演女優賞を総なめ、涙を流して受賞を喜んでいました
しかしこの作品は韓国で起きた実際の事件を映画化しているんです 内容は少し変えてはいるのですが被害者の人権が侵害される等、社会的な問題を浮き彫りにしています
3人の中学生が高校生の不良グループの集団暴行され続け、金品も巻き上げられて個人情報をインターネットに流されたのですが、加害者は1人も刑事罰を受ける事がなかったらしいです
警察の調べでは加害者は70人以上とされたのですが、結果的に41人を確認して公表 それに加害者の家族から被害者家族が脅迫を受けるなどしたそうです
これが韓国社会における女性の人権意識の低さを象徴するとされる事件なんです 韓国では性犯罪が世界的にも多くて、しかも刑が軽いのでしょうか、性犯罪は後を絶ちません 韓国の暗部なんでしょうね
女子中学生集団性暴行事件を基にひとりの少女を犯し続けた悪意を描く衝撃作! それが『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』です。
韓国ではこのような実際の事件を基にした作品がたくさんあります どれも胸が痛くなります
日々ロック
『日々ロック』
2014年 「日々ロック」製作委員会
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 入江悠
原作 榎屋克優
脚本 吹原幸太
撮影 谷川創平
音楽コーディネーター 高石真美
出演 野村周平/二階堂ふみ/前野朋哉/岡本啓祐/落合モトキ/古館佑太郎/喜多陽子/蛭子能収/毬谷友子/竹中直人
《解説》
史上最強のロックバカが超凶暴なトップアイドルを救う?
監督は、いま最も旬な日本映画界の新鋭・入江悠 主演の野村周平がアフロヘアに全裸でギターを演奏し、まさに体当たりでロックバカを熱演 原作のキャラを忠実に再現した
また、二階堂ふみはデジタル系トップアイドルとして歌やダンスを披露し、新境地に挑む
普段はさえない主人公が、ロックにだけは情熱を注ぎ、アツい気持ちでバンド活動を続ける姿を描く
《物語》
勉強もスポーツも彼女もできないいじめられっ子の高校生の日々沼拓郎はロックをこよなく愛し、友人と一緒にザ・ロックンロールブラザーズというバンドを組んでいた
拓郎はギターとヴォーカルを担当、ベースの草壁とドラムの依田と路上でライブをするも同級生のいじめっ子と乱闘
メンバーは高校卒業後に上京、ライブハウスのモンスターGOGOで活動開始をするも客は呼べず、オーナーの松本のはからいで住み込みで働きながらバンド活動をしている
まだまだ未熟ながらもロックを愛する気持ちやストレートな歌詞、そしてヒートアップすると全裸になる拓郎のパフォーマンスは己を解放していた
そんなある日、ロックンロールブラザーズの演奏中に1人の酔っぱらった少女が乱入し、拓郎をビール瓶で殴りマイクとギターを奪うと迫力の演奏で熱唱
ロックを愛する彼女はロックンロールブラザーズに刺激され、客に言われるままにおっぱいまで披露し、草壁とライブハウスの外に出て大乱闘
そこで彼女がトップアイドルの宇田川咲だとわかった すかさずマネージャーが現れて彼らに金を渡してリムジンに乗せて行ってしまった
拓郎がほのかに想いを寄せるライブハウスのウエイトレス町子をめぐって女子に人気のバンド、ザ・ランゴリアーズとCD売り上げ勝負をすることになる
それによって拓郎が新曲を作り演奏し、ランゴリアーズに勝利 このライブを見に来ていた宇田川咲が拓郎に曲を作って欲しいと頼みにきた
「お願い、曲を書いて 私には時間がないの」、こうして出会ったロックバカと凶暴なトップアイドルの運命が動く
《感想》
おいらはとにかく二階堂ふみの凶暴さが見たかったんです でもね、メチャメチャ有名なデジタル系トップアイドルなんです
「私の男 」とはガラッと変わった強烈にインパクトのある役柄で二階堂ふみの新たな一面が見れた気がしました
客もまばらなザ・ロックンロールブラザーズの演奏をトップアイドルの宇田川咲が聴きそのロックに対してストレートな感情に刺激されて乱入
そこで宇田川咲はギターを弾いてRCサクセションを歌うんです 二階堂ふみはメイキングでギターの練習をずっとしていて「優しい先生で良かった」って
そのロックな宇田川咲もカッコ良かったですが、本来のデジタル系のライブもめちゃ良かったよ もっと見たいと思ったもん でも映像特典で「ラブリーサマータイム」の全編のPVがあってそれがめちゃ良いんです
この作品はロックをテーマにしてるせいか音楽がすごくカッコイイんです ザ・ロックンロールブラザーズもロックの魂を歌ってる感じで胸にグッときた
野村周平もギターの練習をずっとやっていて様になっていました でもね、なぜか野村周平演じる拓郎はすごい猫背でついにはおばあさんみたいになってました
ちょっとヤリ過ぎかと思ったんですけど監督は野村周平はカッコイイのでカッコ悪くするために必要以上に猫背になってたようです
地方で漁業のバイトすることになった拓郎が宇田川咲の危機を知って東京に戻るんですが片手に魚を握ったままずっと走って帰ってきて干物になってるのはヤリ過ぎの演出では?
そしてヤリ過ぎなのはいつもの竹中直人です ライブハウスのオーナーで宇田川咲のおじさんで、援助してもらってるみたい
それでもこんなエンディングとは映画を観る前には思いもしなかったです おいらは原作マンガは読んでないのですが、ちょっとショッキングでした
爆笑・爆音・ちょっぴり涙の「ムチャぶり」エンターテイメント! それが『日々ロック』です。
爆弾ジョニーの主題歌の「終わりなき午後の冒険者」が映画を締めてくれるカッコイイ曲でした
日常乃出来事
みなさんこんにちわ(^_^)
残念ながら女子サッカーワールドカップ日本代表なでしこジャパンは準優勝
それでも二大会連続のファイナル進出は立派です 準優勝ではありますが結果を出しましたね
前半にアメリカに4点も取られたのが響きました 結果は5対2でした
アメリカはランキング2位、なでしこはランキング4位 下馬評ではドイツとフランスが優勝候補でしたが実際は前回と同じカード
やはりワールドカップやオリンピックではその力を存分に発揮出来るのかもしれません
アメリカは前回、なでしこに負けてめちゃめちゃ悔しかったそうですから、今回めちゃめちゃ悔しいので次のオリンピックでは雪辱しましょう
そして次回のワールドカップをもう一度優勝して欲しいです
澤穂希は今回で代表最後のようですがやっぱレジェンドの姿を見れてよかった
ほなっ!(^_^)
7月7日、晴れ
『7月7日、晴れ』
1996年 フジテレビジョン
《スタッフ&キャスト》
監督 本広克行
脚本 戸田山雅司
撮影 袴一喜
音楽 中村正人
出演 観月ありさ/萩原聖人/田中律子/榊原利彦/うじきつよし/西野妙子/升毅/西村雅彦/大高洋夫/西岡徳馬/伊武雅刀
《解説》
一度でいい、こんな恋がしたい
超人気アーティストと平凡な会社員の恋を七夕伝説になぞらえてつづるロマンティック・ラブ・ストーリー 全編に、DREAMS COME TRUEの音楽が全編を彩っている
「踊る大捜査線 THE MOVIE」の本広克行監督のデビュー作 主演は「走らなあかん 夜明けまで」の萩原聖人と「超少女REIKO」の観月ありさ
《物語》
友人たちとキャンプにやってきた山部健太は、1人で渓流釣りをしていると笑顔の美少女に声を掛けられた 人懐こく近づいてきて健太とおしゃべり
そして「知ってる?」と健太に質問、健太は「知らないよ、初対面」と答えると「初めて!」と驚かれて健太の手の平に電話番号を書き、「東京でデートしようよ」と去って行った
その少女は今をときめく世界的なアーティストの望月ひなただった 芸能情報に疎い健太だったが東京に戻ってそれを知って驚いた ひなたは森の中でPV撮影していたのだ
友人たちに本物か偽者かと賭けて電話をすると本人だった 待ち合わせ場所に運転手付きのリムジンで登場し、映画館や高級レストランは全て貸し切り セレブなデートに健太は落ち着かない
友達がいないと言うひなたに健太は次は自分が誘うと約束 七夕生まれのひなたがまだ一度も天の川を見たことがないと知った健太はひなたをキャンプに誘い友人の絵里子や正道や英一郎たちを紹介
ひなたは健太の友人たちと気を使うことなく意気投合し、自然の遊びを満喫 そしてその夜、ひなたは生まれて初めて本物の天の川を見て感動 来年の七夕も一緒に天の川を見ることを健太と約束
ひなたにとって健太は元気の源となり会えなくても電話で元気をもらう 健太の勤めるパシフィック自動車の宣伝部長の岸和田は偶然に健太とひなたの仲を知り、新型RV車の発表会にひなたを担ぎ出そうと画策
12月15日にひなたは久しぶりに健太と会う為に新車の発表会にやってきた 絵里子と客席でイベントを見ていたがひなたはスポットライトを浴びせられまんまと利用されて発表会のステージに立たされてしまう
ひなたのマネージャーの三ツ木は、ひなたのイメージが傷付けられたと健太を脅し、ひなたの前から消えるように言う
健太の身を案じたひなた 健太はひなたを利用していたとウソをつき、ひなたも健太をからかっていたと言い、クリスマスの夜に別れを告げるのだが…
《感想》
この日にあわせてのレビューです、雨ですが 最近になってCSで放送していたので懐かしくて観ました バブル期が終焉を迎えた時代の作品ですがテレビ局はまだ景気が良かった感じがしましたね
この作品ももう約20年前の作品になるんですね 観月ありさが20歳くらいで若さ弾けるようでした 見せ方が上手いのかキラキラしてましたね
バブル期の頃は車も高級車やスポーツカーだったんですがこの時代はRVブームがやってきてファミリー層や若者向けにRV車が大量に製造・販売されてましたね
その自動車会社に勤める萩原聖人演じる健太は冴えないサラリーマンなんですが、休日には仲間とアウトドアを楽しんでます
森の中でPV撮影をしていたアーティストのひなたが休憩中に釣りをしている健太と会って自分を知らない健太に興味を持って一般人とスーパースターの交際が始まります
健太はひなたを普通のデートに誘うと当然みんなにバレて街を追い掛け回されます これこそこのジャンルの映画の見せ場です こんなところにスーパースターがってね(笑)
おいらはこういう設定の作品って好きなんです スーパースターと一般人の恋愛ってなんだかギャップがあって面白いと思いません?
本作の2人は若いのですがもう少し年齢が上の物語も面白いね 「ノッティングヒルの恋人」みたいなね
でもね公開された後にビデオで観たきりだったんでめちゃ久しぶりだったんです なんとDVD化されてないんです
発売元のポニーキャニオンは過去作品をソフト化するのが消極的なのか、ドリカムの音楽の権利の問題のクリアが面倒なのかソフト化されてません
そうなんです、ドリカムの曲が16曲も使用されています、音楽も中村正人です それがなかなか効果的で良いんです ドリカムもいまだに一線で活躍中ですしね
世界的に活躍するアーティストの少女と平凡なサラリーマンが出会い、愛し合っていく それが『7月7日、晴れ』です。
ロマンティックでもありますがファンタジックでもあります 特に東京が真っ暗になるシーンはね
日常の出来事
フロム・ダスク・ティル・ドーン
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
1996年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 ロバート・ロドリゲス
脚本 クエンティン・タランティーノ
撮影 ギレルモ・ナヴァロ
音楽 グレーム・レヴェル
出演 ジョージ・クルーニー/クエンティン・タランティーノ/ハーヴェイ・カイテル/ジュリエット・ルイス/アーネスト・リュー/サルマ・ハエック/ダニー・トレホ/チーチ・マリン/フレッド・ウィリアムソン/トム・サヴィーニ/マイケル・パークス
《解説》
アタシの心臓はアタシが守る!
ハリウッドの二大風雲児、Q・タランティーノとR・ロドリゲスがコンビを組んだホラー・アクション 凶悪な強盗犯兄弟の逃走劇と彼らを待ち受ける事件をスタイリッシュに描く
前半はヴァイオレンス・ロードムービーで、後半は一転してホラー・アクションと化すという、1本で2本分楽しめるといったテイストを狙った、勢いある映画オタクのお遊び的試みでもあり、その奇想天外さはどこかキテレツながらも憎めないものがあり、後に2本の続編が作られた
《物語》
冷徹な兄セスと残忍な弟リチャードの凶悪な犯罪コンビのゲッコー兄弟は銀行強盗をして警官ら8人を殺して中年女性銀行員を人質に取り、ニューメキシコに逃走中で朝からこのニュースでもちきり
途中のドライブインでもリチャードは保安官を撃ち殺し店主と銃撃戦の末に店に火を放ち車を走らせた モーテルに隠れるがセスが買い物に行っている間にリチャードが人質を強姦して殺してしまう
同じモーテルに泊まっているジェイコブ・ブラーは元牧師で妻を亡くしたことで信仰心を失い、19歳の娘ケイトと16歳の息子スコットの3人でトレーラーハウスで旅をしていた
その部屋にゲッコー兄弟が押し入り、親子3人を人質として国境越えの為にトレーラーハウスでメキシコを目指す
国境ではケイトとゲッコー兄弟がトイレに身を隠すが、そんな時にリチャードがセスに文句を言って騒ぎ始める セスがリチャードを殴って失神させるが物音に気付いた警備隊が車内を調べるがケイトが下着を下ろして機転を利かせて入国に成功
ゲッコー兄弟が仲間の落ち合う予定の酒場「ティティ・ツイスター」に向かった そこは荒野の真ん中でネオンが点滅するけばけばしい下品な店

店内は薄暗い照明の中、トップレス・ダンサーがエロティックな踊りをするいかがわしい雰囲気で、そこは欲望剥き出しのむさ苦しいバイカーやトラックドライバーたちで満員
5人がテーブルに着くと妖艶な美女、地獄のサンタニコの踊りが始まった その踊りに見惚れていると用心棒たちが現れ、ゲッコー兄弟とトラブルになるがその時にサンタニコが恐ろしい形相に変わりリチャードの首に咬みついた
それと同時に店のダンサーや店員が変身し、大勢の客たちに咬みつき始め、店は阿鼻叫喚に包まれる ここは吸血鬼の巣窟! こうして夕暮れから夜明けまでの戦いが始まる
《感想》
とにかく、前半と後半で映画の色がガラッと変わるのが面白いです まったく別物になってしまうんです 強盗犯と人質の逃亡劇かと思ったら吸血鬼が襲い掛かってくるホラー・アクションに変わります
それにタランティーノの怪演が笑っちゃいます リチャードはすぐに殺してしまいますし、女は大好きで犯して殺したりね 最初にケイトを見た瞬間に妄想しちゃいます 「私のアソコを舐めて」ってケイトが言ってると思うんです何故か(笑)

それでケイトに「さっきのことだけど、君さえよければ…」とケイトに言うのですがケイトには何が何やら分かりません 曖昧な返事をしてリチャードはその気になるんです
それにトレーラーハウスにゲッコー兄弟とケイトがトイレに隠れたときもセスがちょっと言った事に文句を言いだして結局セスに殴られて失神 警備隊が外にいるのにね
ちょっと頭のおかしい弟リチャードに手を焼いてる兄のセスですが兄弟ですから仕方ないんです 変なところで兄弟愛でしょうか
前半はケイト役のジュリエット・ルイスに目が釘付けですよ 彼女はキレた感じが素晴らしく好きで幼い顔立ちもカワイイです
後半はサンタニコ役のサルマ・ハエックに目を奪われます 出番はそんなに多くないのですが彼女の印象は本当に強いです
ここからはエログロなんです ゲッコー兄弟が待ち合わせした酒場が何故か吸血鬼の巣窟で今までトラックドライバーたちを餌食にしてるんです だから店の裏にはトラックがいっぱい

あの顔面凶器のダニー・トレホも吸血鬼に変身して大暴れしてます 素顔でもいいのにね(笑)
特殊メイクアップアーティストのトム・サビーニも役者として吸血鬼退治に奮闘、おかしな銃を股間に取り付けてます

さすがに男前のジョージ・クルーニーもやりたい放題の展開にどう思ったのでしょうね やはり楽しんで演じてたのでしょうか?
タランティーノも今までとは打って変わった脚本でこれまでのしっかりとした話からハチャメチャな展開に目覚めたのでしょうか?
返り討ちにしてやるぜ! それが『フロム・ダスク・ティル・ドーン』です。
ちなみに続編は観てないんです 悪しからず
ドラゴン怒りの鉄拳
『ドラゴン怒りの鉄拳』
1972年 香港
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 ロー・ウェイ
製作 レイモンド・チョウ
撮影 チェン・チンチュー
音楽 ジョセフ・クー
出演 ブルース・リー/ノラ・ミャオ/ティエン・フォン/ジェームズ・ティエン/トニー・リュウ/リー・クン/マリア・イー/橋本力/勝村淳/ボブ・ベイカー/ウェイ・ピンアオ/ハン・インチェ/ワン・チュン・シン/ロー・ウェイ
《解説》
ブルース・リーの人気を決定づけた、語り継がれる伝説の傑作!
20世紀初頭の上海 師匠の急死を知り、中国拳法の道場「精武館」に帰って来たチェンは、師匠の死が日本人による暗殺だったことを知り、決死の復讐を開始する
実在した伝説の武道家の弟子を主人公にした熱血抗日英雄談は、アジア各国で「ドラゴン危機一髪」の記録をすべて塗り替える大ヒットを記録
リーが演じた主人公の物語はその後映画やテレビで何度もリメイクされることになる
《物語》
日本軍国主義が吹き荒れる中国、1909年清朝末期の上海 ホー・ユン・チアが死んだ ロシアや日本の武術家を倒して名を轟かせ中国の英雄となった伝説の人物 その死の真相は謎に包まれていた
そのさなか上海に1人の青年が精武館へやってきた 名はチェン、彼の武術の師匠であるホーの葬儀に参列するためだった しかしチェンはその不可解な死に疑問を感じる
そして初七日の日に上海で一派をかまえる日本武術の虹口道場の者が数人現れた 彼らは中国人を侮辱する「東亜の病人」と書かれた看板を届けにきたのだ
これに激怒したチェンは虹口道場に殴り込み 館長の鈴木は不在だがその師範代や門下生を叩きのめした
鈴木はこれに対してすぐさま報復 大勢で精武館に乗り込みメチャクチャにし、3日以内にチェンを引き渡さなければ精武館を閉館させてやると脅してきた
仲間たちはチェンを逃がそうとするがチェンはホーを料理人たちが毒殺したと知り、その料理人のフォンとティンを拳で殺害
チェンは殺人容疑で警察に追われるが、虹口道場の通訳のフーが全て鈴木の仕業だとチェンに白状する 全てを確信したチェンは虹口道場へと乗り込む
チェンは鈴木の弟子たちを倒して鈴木に迫るが彼の用心棒のロシア人のペトロフが立ちはだかる 激しい戦いの中でチェンはペトロフを倒した
鈴木は日本刀を振り回して襲い掛かるがヌンチャクで応戦 そして壮絶に鈴木を倒して、師匠のホーの仇を討った
全てが終わりチェンが精武館に戻ると門弟たちが虹口道場の者によって大勢殺されていた チェンは精武館を守る為に自首を申し出る
外に出ると警察が銃をかまえて待ち受けていた
《感想》
久しぶりにブルース・リー作品のレビューをしてみました おいらが映画に目覚めたのはブルース・リーと言っても過言ではありません
とにかくパンチや蹴りのキレのあること! 日本ではブルース・リー第3弾と銘打って一周忌の命日に公開されました
香港では興行成績を塗り替えた「ドラゴン危機一髪」の記録を更に更新、その次回作の「ドラゴンへの道 」に更新されるまで
とにかくアジア最大のヒーローです 主演作はわずか4本なんて少な過ぎですがそれだけでいまだに人気があります
内容は中国にありがちな抗日作品です 出演者のほとんどは中国語なんです、なので中国人と日本人の見分け方が分からないです でもね腹巻してたら日本人なんです(笑) 左の人が日本人だって
本作で描かれる精武館を舞台にした作品は続編も含めて多々ありますよ 本作の正当な続編で「レッド・ドラゴン/新・怒りの鉄拳」と言うのがブルース・リー以外のキャストが揃い、主役はなんとジャッキー・チェンです
たしかスリのジャッキー・チェンを鍛えて強くなり日本人と対決みたいな内容だったと思います ラストはさらに凄惨で全員死亡だったような
他にも「ドラゴン怒りの鉄拳2」なるチェンの弟という設定でブルース・リィなるパチもんが登場します(笑) 同じくブルース・レが主演する内容は関係ない作品も(笑)
「少林サッカー」のチャウ・シンチーが1991年には「新精武門」もあって内容はほとんど関係ないです
1994年にはジェット・リーがリメイク作「フィスト・オブ・レジェント」を製作 日本人俳優も出てるので抗日度は割りと低めです
2010年にはドニー・イェン主演のリメイク作「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」は完成度が高かったですね なぜかグリーンホーネット風なんです それに日本軍役にEXILEのAKIRAが出ています
話しは逸れましたが本作ではブルース・リーが唯一キスシーンがあります チェンの幼なじみで恋人のリーを演じるノラ・ミャオ ブルース・リー作品のほとんどに出演しています
久々に観たら面白かったです おすすめはやはりブルーレイのエクストリーム・エディションが素晴らしいディスクです
本作で初めてヌンチャクとアチョーって声が披露されたんです このヌンチャクとアチョーはブルース・リーのトレードマークですね 本当にカッコイイです
怪鳥音が響き渡り、ヌンチャクが唸る! 無敵の中国人ヒーロー陳真が大活躍する興奮と感動のリベンジ・アクション! それが『ドラゴン怒りの鉄拳』です。
チェンの師匠ホー・ユン・チアはジェット・リーが「スピリット 」で演じています フォ・ユァンジアと言う名前です その辺は時代によって発音や読み方が変わると言う事で(笑)
1290タイトル(^_^)
みなさんのおかげで1290タイトルとなりました もうすぐ1300ですよ!
毎回このキリのいい数字はなんだか感慨深く気持ちいいです
また1296~1300タイトルにはおいらの思い出深い作品をレビューしたいと思ってます
土曜日にスカパーでポール・マッカートニーの武道館ライブが放送されてたんです
もうすっかりおじいちゃんのポールでしたがその年齢を感じさせないパワフルさでした

前回の来日の時に体調不良でライブが中止になった時にはポールはもう日本には来ないのかもと思いました
でもきっちり戻ってきてくれて嬉しかったですもん
おいらはその世代ではないですがビートルズにハマったときがありまして、一曲目からビートルズの曲でなんだかテンション上がりましたね
MCも日本語を交えて初来日の武道館ライブはみんな行儀が良かったって(笑)
最後まで観れなかったのですがポールの気持ちの伝わるライブでした
ほなっ!(^_^)
マカブル 永遠の血族
『マカブル 永遠の血族』
2009年 インドネシア・シンガポール
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 キモ・スタンボエル/ティモ・ジャイアント
製作 エリック・クー
撮影 ロニー・アーノルド
出演 シャリーファ・ダーニッシュ/アリオ・バーユ/ジュリー・エスティール/シギ・ウィマラ
《解説》
新しい命が生まれる夜、贖いの謝肉祭が始まる
世界中のホラーファンから一躍注目を浴びたインドネシアのモー・ブラザーズが作り上げた長編残酷ゴア・ムービー チェーンソー、銃、弓矢、ナイフ、日本刀、ハサミ、ヘアピン、手当り次第の凶器、画面のいたるところを染める血飛沫、血糊、転がる首、殺戮の痕
絶体絶命の恐怖とパニックがジェットコースター展開で襲ってくるゴア・ムービーの王道を、ねっとりとしたモンスーン風ともいえる独自の気配で染め上げた、世界各国で配給されるアジアン・ホラーの新たな金字塔
《物語》
レストランでウエイトレスとして働くラディアの元へ兄のアジがやってきた 両親が事故で亡くなってからは2人は不仲となり、アジが一緒に暮らそうと言うが兄のせいで両親が事故死しているので受け入れられないラティア
アジの妻アストリッドは出産を控え、夫婦はオーストラリアでの出産を希望していて、今夜インドネシアを発つことに 兄とは確執はあるものの義姉の体が心配のラディアは生まれてくる子にプレゼントを用意
アジ夫婦を空港まで見送る友人たちと一緒にラディアも車に乗り込むが突然の大雨 走行中に女性に接触しそうになった
その女性はマヤと名乗り、強盗に遭ってずぶ濡れ、気の毒に思ったみんなは彼女を家まで送ることに マヤを家まで届けると母に会ってほしいとせがまれ家の中へ
マヤの母ダラが出迎えてくれたが、ラディアはその若さと美貌とその雰囲気に違和感を感じる ダラは妊娠中のアストリッドに興味を持った
食事を一緒にどうぞと強引にみんなを招待 そしてダラの息子アダムとアルマンも現れ、アジとアストリッドを除いたメンバーで食事
しかし食事には薬が入っていてみんなは深い眠りに落ち、ダラはアルマンに地下に運ぶように言いつけ、アダムには道具の用意をさせる
1人残されたアラムはマヤとアダムに襲われ、それを見たアジとアストリッドは2階に逃げようとするがアジは捕まり、アストリッドは部屋に逃げ込み内側から閉じた
地下に閉じ込められたラディアたちが目を覚ますとロープで縛られ、ドアの隙間から見た光景は今まさにアラムがチェーンソーで殺され解体されていた
アストリッドが閉じ籠る部屋の前でアジがダラに拷問され、「あなたのマヤへの親切心がみんなを連れてきてくれた ありがとう」とダラはアストリッドに言う
地下ではラディアが解体されようとしていたが反撃をして仲間を救出して脱出 その頃アストリッドが破水してしまい…
《感想》
徹底して残酷描写に徹しています それが女であっても妊婦であってもお構いなしです ハリウッド映画だったら処女と妊婦は助かりそうな感じですがインドネシアではそうはいきません
この作品の凄いところはやはりダラを演じたシャリーファ・ダーニッシュでしょうか その美貌と声に冷たい目つきとこの世の者かと思うくらい怖い
このダラが本当に怖い 拷問したりして臓器売買をしてるようですが人肉を食してるようでもありますが不老不死なようでもあります
このダラと対峙するのがラディアなんですが一応ヒロインなのですが容赦なくボコボコにされます
こんなに可愛いのですが、こんなにされます
それにこのダラの家族もなんか不思議でイケメンの兄に美人の娘と不細工な次男 次男は死体をバラバラにする作業を担当しています 内蔵を小分けして首はゴロンと転がしたりね
いろんなところでのレビューではインドネシア版の「悪魔のいけにえ 」とか「屋敷女 」とか言われていますがまさにその通りです
変態一家の主が女主人なんです 家の中には武器がいっぱいあって警察が来ても動じず、いつでも殺せるような態勢なんです
銃やナイフ類だけではなく日本刀やボウガンまであってバラエティにとんでます しかもどれにでも精通していて上手なんです
ラストにはチェーンソーと日本刀の対決も見せてくれて残酷なホラー好きにはたまらない展開です 最初の数分だけがストーリーっぽいんですけど後はずっと血塗れです
結局ダラは産み落とされたアストリッドの子供を自身で抱き、最初からアストリッドに興味を持っていたのは子供が欲しかったのかもね
ゴアホラーの新たな金字塔!インドネシアの鬼才二人組 モー・ブラザーズ監督作 それが『マカブル 永遠の血族』です。
ここまで徹底したゴア描写はストレス解消してくれます 血の量はハンパないです
裏237号室の「マカブル 永遠の血族」のレビューはこちら