日常乃出来事
日本ダービーSP
みなさんおはようございます(^_^)
ナイト・チェイサー
『ナイト・チェイサー』
2015年 フランス
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 ジュリアン・セリ
脚本 シリル・フェルマン/パスカル・シド
撮影 ジャック・バラール
音楽 アレックス・コルテス
出演 ジョナサン・ハワード/ジョナサン・ドマルジェ/ファニー・バレット/ジェス・リアウディン/エドゥアルド・モントート
《解説》
奴らを怒らせたのは、人類最強のタクシードライバー
深夜のパリを舞台に、狂気のタクシー運転手に狙われた若者たちの運命を描くサスペンススリラー!、フランス版「美女と野獣」のジョナサン・ドマルジェがリュック役を、「マイティ・ソー ダーク・ワールド」のジョナサン・ハワードがクリス役をそれぞれ演じた、共演に「デッドクリフ」のファニー・バレット、「MAXX!!!鳥人死闘篇」のジュリアン・セリ監督がメガホンをとった
真夜中のパリを疾走する大迫力のカーチェイス、銃火器や日本刀など様々な武器が入り乱れる壮絶なバイオレンス・アクションが展開、プチョン国際ファンタスティック映画祭ほか多数のジャンル系映画祭で賞賛を浴びるなど、そのクオリティは折り紙付き
《物語》
イギリス人のクリスはロンドンからパリ行きのバスに乗って旅から帰国、リュドヴィーヌとリュックが迎えに来てくれて久しぶりの再会に喜ぶ一方でリュドヴィーヌは険しい表情、2人は付き合っている様子
その後に3人はパーティに参加、そこでリュドヴィーヌは突然いなくなったクリスを責め、あれ以来ヤケになってクスリに溺れた、やり直したいというクリスにリュドヴィーヌはもう忘れたと言ってパーティを後にした
パーティも終わりクリスは帰ろうとするがリュックはまだまだこれからだと昔のように車を盗もうとするがクリスが制止、そこにタクシーが通り掛かり呼びとめて2人は乗り込んだ
その真っ黒な車体のタクシーの運転席の後ろには、「踏み倒しは許されない、負債は必ず返済される」の文字、駅に到着してリュックはカードで払おうとするが運転手は何も言わず現金のみのようだ
リュックはATMで現金を下ろしてくると言ってドアを開けてもらいクリスにも声を掛けて逃げ出した、思わず便乗してしまったクリスはバッグを忘れてしまい後悔、タクシーのメーターは上がり続ける
駅から出たクリスとリュックはタクシーに見付かり追い掛けられるが低いトンネルに走り込みタクシーを撒いたかと思ったが再び目の前に現れてロータリーをグルグルと回り去って行った
そこにパトカーが現れて警官らは札付きのワルのリュックに職務質問して持っていた現金を取り上げた、現金を巻き上げられてギャングに支払う金がなくなりリュックはタクシー運転手に盗られたと話す
ギャングのアパートの前にまで現れたタクシー運転手にギャングが日本刀で脅しに行くが返り討ちにあい、日本刀を持って運転手が部屋に乗り込んできて、ギャング全員を皆殺し
リュックとクリスは外に逃げ出して警察に連絡、やってきたのはさっきの警官たちでリュックたちがギャングを殺したと疑うがそこに現れた運転手に警官らはほぼ殺されてしまう
執拗に追い掛けてくるタクシーだったがその魔の手はリュドヴィーヌにも迫る
《感想》
タクシーの料金を踏み倒したらこんな恐ろしい目に遭うんです、キャップを被っていてほとんど顔の見えないタクシー運転手の不気味なこと、それに巨体です
このタクシー運転手を演じるのがフランス出身の総合格闘家のジェス・リアウディンです、かなりの巨体で腕もめっちゃ太くてこんなタクシー運転手から料金を踏み倒そうなんて思ったね
執拗に狙われるイギリス人のクリスを演じるのが「マイティ・ソー ダーク・ワールド」のジョナサン・ハワードで過去はリュックと一緒に悪いことばかりをしてましたがある事件をきっかけにパリを出たんです
フランス人のリュックを演じるのがフランス版「美女と野獣」のジョナサン・ドマルジェでクリスがパリを出て行ってからは残されたリュドヴィーヌと付き合っていたのですがクリスに嫉妬しているんです
リュックと付き合いながらも元カレのクリスを想いクスリの溺れていたリュドヴィーヌを演じるのが「デッドクリフ」のファニー・バレットで色気が体中からムンムンしています
前半で少し出てきたリュドヴィーヌはパーティから帰ってしばらく出てきません、次にはタクシー運転手に捕らえられて出てきます、この時の服装が胸元の大きく開いたTシャツで揺らして走ってます
パーティ会場にいた女性も色気ムンムンでクリスに色目を使ってましたね、イメージではフランス人やイタリア人はエロいムードを出すのが得意ですね(笑)
タクシー運転手がギャング共や警官らを殺戮するシーンは凄かった、アクション映画かと思ったらホラー映画になるんですから、日本刀を持った男の攻撃をかわして殴って倒してから顔面を踏み潰すんです
ギャングの部屋では男はもちろん、女も日本刀で斬りまくります、なんで日本刀?って思ったんですけどこのタクシー運転手の過去というかルーツに日本が大きく関係しているんです、少し日本をリスペクトしてくれてる感じがしましたね
このタクシー運転手の謎には賛否ありそうですが決して悪人というわけではなかったです、その辺がハリウッド映画と違ってるところですね
夜明まで生き残れ!真夜中のパリで繰り広げられる壮絶な逃走劇 それが『ナイト・チェイサー』です。
時間も80分と短くサクサクっと観れます、でも面白かったのでもっと観たかったです
日常之出来事
万引き家族
『万引き家族』
2018年 フジテレビ・ギャガ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 是枝裕和
撮影 近藤龍人
音楽 細野晴臣
出演 リリー・フランキー/安藤サクラ/松岡茉優/池松壮亮/城桧吏/佐々木みゆ/緒形直人/森口遥子/山田裕貴/片山萌美/柄本明/高良健吾/池脇千鶴/樹木希林
《解説》
盗んだのは、絆でした
「三度目の殺人」「海街diary」の是枝裕和監督が、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ、2018年・第71回カンヌ国際映画祭で日本映画としては21年ぶりとなる最高賞のパルムドールを受賞したほか、海外でも高い評価を獲得、第42回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む8部門で受賞した
息子とともに万引きを繰り返す父親・治にリリー・フランキー、初枝役に樹木希林と是枝組常連のキャストに加え、信代役の安藤サクラ、信江の妹・亜紀役の松岡茉優らが是枝作品に初参加した
《物語》
とある街角のスーパーで父の治と息子の祥太は慣れた手つきと連係プレーで万引きをした、いつものように万引きをした帰り道に肉屋でコロッケを買って帰り道を歩いていると団地の一階の廊下で小さな女の子ゆりが寒さに震えていた
その様子を見かねた治はゆりを母の初枝の家に連れて帰った、そこには妻の信代と彼女の妹の亜紀も一緒に暮らしている、信代はぼやきながらも温かいうどんを出してやる
ゆりの腕の火傷に気付いた初枝がシャツを捲ると、お腹にもたくさんの傷や痣があった、深夜に治と信代がゆりをおんぶして団地へ返しに行くがゆりの両親がケンカする声が聞こえてきた、それを聞いた2人はゆりを残して帰ることはできなかった
翌朝、ゆりのおねしょで一家は始まった、治は日雇いの工事現場へ、信代はクリーニング店へ出勤、学校に行っていない祥太もゆりを連れて仕事に出掛ける、それは駄菓子屋で万引きだ
初枝は亜紀を連れて年金を下ろしに行く、それは家族のみんながあてにしている定収入だ
亜紀はサヤカと名乗り風俗店で働いている、マジックミラー越しに客と接するJK見学店で働き、4番さんと名付けた常連客と何か感じるものがあり交流が始まった
足の骨を折って仕事が出来なくなった治は祥太とゆりを連れて釣り具店で釣竿を万引き
そんなある日、5歳の女の子が行方不明というニュースがテレビで流れ、両親が二ヶ月以上も放置していたため重要参考人として調べられているという
ゆりの本当の名前はじゅりで呼び名をりんと変えて髪を短く切ってりんとして生きることを選んだ、こうして家族として絆が生まれるが、ある事件が起こってしまう
《感想》
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞、中でも審査委員長のケイト・ブランシェットが手放しで絶賛したのが「娚の一生」の安藤サクラ
ケイト・ブランシェットは安藤サクラの泣きの演技を大絶賛、これからの泣きの演技は安藤サクラの真似をするとまで言わしめた最高の泣きの演技です、たしかに女優さんが泣くときとは違いました、ポロポロと涙をこぼすのではなくて目を擦りまくってました、リアルでした
信代の夫の治を演じるのが「サニー 32」のリリー・フランキー、おいらは元々イラストレーターの彼がこんなに演技が上手くて腹が立ちます、作品によっては怖かったり、面白かったり、切なかったりと凄いです
そんな2人が想像もしていなかった濡れ場があります、しかも安藤サクラはヌードを披露していてちょっとびっくりしましたね、映像特典で安藤サクラは胸よりお尻が見られるのが恥ずかしいらしいです(笑)
そのシーンは真夏に汗をかきながらそうめんを食べているんです、信代はエロい下着姿で治と始めるんです、行為を終わったあとに治は不安だったのか「やったよ」と呟いています、普段は中折れしてるのかも、そこに祥太とゆりが帰ってきて治はパンツだけで雨で濡れた2人の体をタオルで拭いてやってその間に信代が服を着てるんです、そのバタバタが面白かったですね
信代の腹違いの妹の亜紀を演じるのが「ちはやふる 結び」の松岡茉優、しかも今までの清純なイメージを覆すような風俗嬢役で下着姿を披露、家族で海に行くシーンではビキニ姿で意外に豊満な胸でした
亜紀のJK見学店での常連の4番さんを演じるのが「セトウツミ」の池松壮亮、彼はこんな無口で地味な役がハマりますね、そんななんだけど風俗には行くんです、しかもガッツリとした風俗ではなくて覗きのような店です
治と信代の子供の設定の祥太を演じるのが城桧吏、ゆりを演じるのが佐々木みゆです、この2人が万引きする駄菓子屋の主人が柄本明で万引きをする祥太に商品を渡して「妹には万引きさせるな」と言うんです、おいらはこのシーンが響きました
ゆりをネグレクトしている両親を演じるのが最近売り出し中の「あゝ、荒野」の山田裕貴と、グラビアアイドル出身で話題の作品に出演している片山萌美、この2人もマスコミに晒されてしまいます
家族を取り調べる刑事に「彼女の人生は間違いじゃない」の高良健吾と、「怒り」の池脇千鶴でこの取り調べのシーンで予定になかったセリフを監督は急遽書き足して池脇千鶴が演じて、それを知らない安藤サクラは感情が揺り動かされたのか涙があふれました
そして初枝を演じるのが「海よりもまだ深く」の樹木希林で是枝作品には欠かせないバイプレーヤーです、彼女がいるだけで映画がピリッと締まりますね、18年9月に永眠されました、でもまだ数本レビューしていきたいです
監督は「三度目の殺人」の是枝裕和で念願のカンヌ国際映画祭でのパルムドールを受賞してその授賞式は感無量の表情でしたね、彼の作品はおいらにはよく合います(笑)
家族を描き続けてきた是枝裕和監督が、家族を超えた絆を描く衝撃の感動作 それが『万引き家族』です。
高層マンションの谷間にある平屋が舞台となっているのが世間から外れている感じが出ていますね、平屋のセットも素晴らしいです
1850タイトル
みなさんこんばんわ(^_^)
親愛なるブロガーさんたちのおかげで1850タイトルとなりました、いつも思いますがこんなに続くとは思ってなかったです、暇つぶしや自己満足で始めましたが今やライフワークとなっています
この1850タイトルには「万引き家族」にしたくて少し前に記事は書いていたのですがずっと下書きのままで待っていました、やっぱ好きな監督作品なのでキリのいい数字でレビューしたくなりました(笑)
近い目標は2000タイトルですけどそれ以上にもっと先を目指していきたいです、もう10年以上の映画や競馬や日常の出来事を書いていますがネタがなくてグダグダな時もありました(汗)
これからもグダグダだと思いますがどうぞよろしくです、もっとグログロやエロエロも規制なしで書きたいです、でもコンプライアンスの厳しい世の中ですから仕方ないですね
日曜日には春のマイル王決定戦の「安田記念」が開催されます、このレースには凱旋門賞を断念した現役最強馬のアーモンドアイが登場します、迎え撃つのが一昨年の2歳チャンピオンのダノンプレミアム

この牡馬と牝馬が同世代のトップが戦うのはすごく興奮します、海外も含めてGⅠ5勝のアーモンドアイは敵なしですが海外レース帰りの馬は疲れが取れないのか不振ですね
ダノンプレミアムは3歳時は調子が悪かったのですが現在は重賞を勝つくらいの走りで、今年の東京コースはタイムが出るのでまたレコードが出るのではと楽しみですね
最初から逃げ馬が飛ばして好位に付いたアーモンドアイとダノンプレミアムが直線で追い出して叩き合いの末に1分30秒台で決着とかね(笑)
妄想は止まりません
ほなっ!(^_^)
安田記念SP
オークスSP
みなさんおはようございます(^_^)
安田記念SP
スカイスクレイパー
『スカイスクレイパー』
2018年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 ローソン・マーシャル・サーバー
撮影 ロバート・エルスウィット
音楽 スティーブ・ジャブロンスキー
出演 ドウェイン・ジョンソン/ネーブ・キャンベル/チン・ハン/ノア・テイラー/パイロン・マン/パブロ・シュレイバー/ハンナ・クィンリバン/マッケンナ・ロバーツ/ノア・コットレル/エイドリアン・ホームズ/エルフィナ・ラック
《解説》
史上最大に、デカい建物、史上最高に、ヤバい救出
「ワイルド・スピード」シリーズや「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」などの大ヒット作で活躍する人気アクション俳優ドウェイン・ジョンソンが、高さ1000メートルを超える超高層ビルを舞台に、犯罪組織が巻き起こした火災から家族を救出するため孤軍奮闘する主人公を演じたアクション大作
監督・脚本は、「セントラル・インテリジェンス」でもジョンソンとタッグを組んだローソン・マーシャル・サーバー、「ダイ・ハード」「タワーリング・インフェルノ」と並ぶ、絶対に外さない超高層アクションの決定版!
《物語》
10年前のミネソタ州、人質事件が発生し、既に警官が撃たれて死亡、容疑者は元妻よ子供2人を人質にして籠城、FBIの人質救出部隊のリーダーであるウィルはチームと突入し、成功したかに思えたが犯人は爆弾を体に巻き付けており家族やFBIを巻き添えにして自爆
それから10年が過ぎ、事件で片足を失い義足となったウィルはその事件で救ってくれた軍医のサラと結婚、2人の子供に恵まれて香港のパール・ビルの98階に住んでいる
ウィルはパール・ビルのセキュリティシステムスタッフとして働いていた、香港の実業家のジャオ・ロンジーが建てたパール・ビルは無限の象徴と言われて類を見ない最も高いビルで914メートル
オーナーのジャオは最上階の220階にオフィスを構え、ウィルに全体のセキュリティシステムをコントロールできるタブレットを渡されてウィルは顔認証登録をする、それはウィルのみが使えるタブレットだ
同僚のベンと街を歩いていると突然カバンを奪われて腕を切り付けられてしまった、その頃パール・ビルでは地下の壁からテロリストの一団が侵入していた
サラと子供たちはパンダ見学を終えて自宅に戻ってくるとメンテナンススタッフに化けたテロリストとすれ違った、テロリストらは98階の床に薬剤を撒いて発火させて火事を起こした
ベンに手当てをしてもらうがタブレットを上着の内ポケットに入れていて無事、それを見たベンがタブレットを奪おうとウィルに銃を向けて争いとなる、ベンはテロリストの一味で銃が暴発してベンの胸に当たった
ベンはウィルに逃げろと言って息絶え、そこにテロリストの集団がウィルに襲い掛かる、ウィルはタブレットを奪われて銃を向けられる、このパール・ビルには隠されたある秘密があった、果たしてウィルは家族を救えるのか?
《感想》
「タワーリング・インフェルノ」と「ダイ・ハード」をくっつけたような展開で面白いはずなのにそれがそうでもないのが非常に勿体ないです、もっと面白く出来たはずだと
「ランペイジ 巨獣大乱闘」のドウェイン・ジョンソンが主演なのでそれなりに期待しちゃうじゃないですか、あんなバケモノみたいな体してるんですから、それに元FBIの救出部隊のリーダーなのです
そのウィルは人質救出を失敗して犯人が自爆、人質と救出部隊が被害に遭います、ウィルも左足を失う大怪我を負って退職、そしてその時に手術をしてくれた軍医のサラと結婚して2人の子供に恵まれます
このサラを演じるのが「スクリーム4 ネクスト・ジェネレーション」のネーブ・キャンベルでティーン作品に出ていたイメージが強かったのですがいつの間にかお母さん役をしていて時間を感じますね
ウィルをボコボコにしてサラには顔面を蹴られて失神してしまうテロリストのシアを演じるのがハンナ・クィンリバン、凄く細身で強そうには見えないのですが身体能力は高いです
見るからに強そうなウィルが義足というハンデを背負いつつテロリストらに立ち向かいます、でもこんな男なら敵無しの強さかと思いますよね、だから義足にしたのかも
でも最初はビルの外にいるのですが、妻子がビル内にいると知ったらめちゃくちゃな方法で警察を突破してビル内に入り込みます、そんな方法はまず無理ですよ
レジェンダリー・ピクチャーズが中国資本になって舞台が香港になったのかなと勘ぐってしまいますよ、香港を舞台にした「ダイ・ハード」を作りたかったのかも
そのビルも約1000メートルで中国の技術力を見せ付けたい理由もあったりして、最上階に住むオーナーのジャオ・ロンジーは下の階で火事が起こっても冷静で避難なんかしませんよ、このジャオ・ロンジーを演じるのが「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」「ゴースト・イン・ザ・シェル」のチン・ハン
このビルはジャオ・ロンジーとテロリストの間である秘密があったんです、それに巻き込まれたのがウィルの家族なんです、もちろんテロリストはウィルを追い詰めていくのですがしぶとく抵抗するんです
無茶な方法で妻子をエレベーターを落下させて脱出させたりと実際にその方法は有効なのか知りたいです、完璧ではない主人公なんですが十分強くてビルも知り尽くしているので劣勢ではありますが戦えるんです、だからつまらなくなったのかも(汗)
超高層、超豪華、超安全なビルで、超危険な大事件発生! それが『スカイスクレイパー』です。
監督のローソン・マーシャル・サーバーはドウェイン・ジョンソンとは2作目で気心知れてたのかもしれません
日常ノ出来事
日常の出来事
リリイ・シュシュのすべて
『リリイ・シュシュのすべて』
2001年 ロックウェルアイズ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本・原作 岩井俊二
撮影 篠田昇
音楽 小林武史
出演 市原隼人/忍成修吾/伊藤歩/蒼井優/大沢たかお/稲森いずみ/市川実和子/細山田隆人/松田一沙/伴杏里/五十畑迅人/勝地涼/内野謙太/高橋一生/吉岡麻由子/杉本哲太/田中要次/藤井かほり
《解説》
十四歳の、リアル
「Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二がインターネットで展開した実験的な同名小説を、岩井俊二自ら映画化、美しい田園風景の中、イジメや援助交際など現代の少年少女たちにまつわるさまざまなダークな問題を、これまでにないほど身近なものとして織り込みつつ、彼らのリアルな心の声を繊細に描き上げていく
《物語》
田んぼの広がる地方都市で暮らす中学生の蓮見雄一は同級生の星野修介に強要されて万引きなどの犯罪行為に手を染めていた、そんな腐った毎日の中で唯一の救いはカリスマ的な人気を誇る女性歌手のリリイ・シュシュ
リリイ・シュシュのニューアルバム「呼吸」が発売され、雄一はCDショップで万引きをしようとするが失敗、店に駆け付けた音楽教師の小山内が店に謝り許してもらい、小山内にCDを買ってもらった
後日に雄一は星野から呼び出されて学校にチクったと雄一はリンチを受け、CDは星野に割られてしまう、そして裸にされてマスターベーションを強制的にさせられる
雄一が星野と出会ったのは中学に入学し、剣道部に入部したころ、部活仲間となった星野に誘われて彼の家に泊まった、そこで彼の部屋に飾られているリリイ・シュシュのポスターで雄一はその存在を知った
三年生が部活を引退し、以前にも増して厳しい練習に雄一や星野ら一年生5人は付いて行けず嫌気がさして夏休みに沖縄旅行を計画するが、全員の金を集めてもまったく足りない
彼らは犯罪で金を稼ごうとするが目の前で不良高校生が中年男から恐喝している札束を、飛び出した星野が奪って逃げた、雄一たちは呆然とするがその金で沖縄へと旅行ができた
夏休みが終わり新学期が始まりクラスメイトが見た目を派手にする中、特別派手な髪形をした生徒に星野は襲い掛かり失神させて髪の毛を切った、星野のイジメはエスカレートし登校拒否にさせてしまう
星野は部活には出なくなり、放課後にはスクラップ置き場で仲間とつるみ、雄一もまた星野のグループに強制的に入れられて犯罪行為を強要させられる
《感想》
蒼井優結婚記念レビューとなりました、いつかはこの作品をレビューする日が来るとは思ってましたがこのタイミングでのレビューとなりました、何と言っても蒼井優の衝撃の映画デビュー作です
監督は「Love Letter」「四月物語」の岩井俊二で、「遺作を選べたら、これにしたい」とまで言わしめる作品です、中学生によるイジメ、恐喝、万引き、援助交際、レイプ、殺人、自殺など社会の闇の部分を描いています
当初は映画以外の表現も可能ではと考えて、その媒体をインターネットに移して小説として発表した、インターネット小説の連載終了後に映画版のシナリオが執筆されて映画化されることになりました
主人公の蓮見雄一を演じるのは市原隼人、当時は本当に普通の少年で気の弱そうなおどおどしているのが印象的でした、星野に強要されて犯罪行為を嫌々ながらも逆らえずに手を染めていくんです
その星野修介を演じるのが忍成修吾で、中学生にしては大人びた顔出ちでそれでいて少し怖さも持ち合わせています、元々は雄一とは友達たのに夏休みを境に変わってしまいます、実際にもそんな中学生がいるでしょうね
星野に弱みを握られた津田詩織を演じるのが蒼井優、援助交際を強要されていて実行して手にした金を星野に遣わされた雄一に渡すんです、最初は雄一に暴力を振るう詩織でしたがお互い同じ境遇なので分かり合うんです
雄一が密かに思いを寄せる久野陽子を演じるのが伊藤歩、その綺麗な容姿で男子の人気は高いが女子には嫌われている、不良女子グループに妬まれて星野のグループに頼み集団でレイプされてしまう、その時に陽子を誘い出す役が雄一なんです
凄いのが星野の母親の星野いずみがまるで姉かと思うほど若いんです、クラスメイトも稲森いずみ似の美人だと噂をしているんです、演じるあ稲森いずみ(笑)
雄一はリリイ・シュシュの非公認のファンサイトを運営していてフィリアというハンドルネームでネット上には崇拝されているくらいです、そこに投稿する常連で青猫がいるんですけどこちらの正体が…
おいらはこの作品はあまり共感は出来ませんでしたね、こんなに酷くて残酷な中学生時代なんて嫌ですよ、観ていてしんどくなってくるくらい重い、それにパソコンの文字の羅列もおいらは邪魔になりました
それに特に蒼井優と伊藤歩が酷い扱いで、まだまだ若い女優2人が援助交際をしたり制服でびしょびしょになったり、男数人に追われて集団で暴行をされて丸坊主になったりね、きつかった~
僕にとって、リリイだけが、リアル、今まで誰も描けなかった十四歳の世界がここにある それが『リリイ・シュシュのすべて』です。
蒼井優の記念レビューで最初に思いついたのが本作でした、それだけインパクトあったのかな?
日常乃出来事
スピード
『スピード』
1994年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 ヤン・デ・ボン
脚本 グレアム・ヨスト
撮影 アンジェイ・バートコウィアク
音楽 マーク・マンシーナ
出演 キアヌ・リーヴス/デニス・ホッパー/サンドラ・ブロック/ジョー・モートン/ジェフ・ダニエルズ/アラン・ラック/グレン・プラマー/リチャード・ラインバック
《解説》
ラッシュ・アワーは命がけ
時限爆弾を抱え、猛スピードで失踪するバスの乗客を救うSWAT隊員の活躍を描いたノンストップ・アクション大作、監督は「氷の微笑」「ダイ・ハード」のカメラマン出身で、本作がデビューのヤン・デ・ボン
主演は「リトル・ブッダ」のキアヌ・リーヴス、共演は「トゥルー・ロマンス」のデニス・ホッパー、「デモリションマン」のサンドラ・ブロック、全世界で約3億5000万ドルの興行収入を記録した
《物語》
ロスアンゼルスのオフィスビルのエレベーターに爆弾が仕掛けられて十数人が閉じ込められてしまう、犯人は大金を要求し、SWATチームが派遣され、ジャックとハリーは志願して現場を偵察
爆弾を確認してエレベーターに屋上から工業用ワイヤーを掛けて人質を全員救出、ジャックは犯人が近くで様子を伺っていると考えて後一歩まで追い詰めるが扉の向こうに消えて大爆発が起こった
事件を解決したジャックとハリーは表彰され、その様子がテレビで中継された、爆発で死を偽装した犯人もその様子を見ていたがこの身代金事件に2年を掛けていた犯人はジャックに逆恨み
翌日に何時ものようにカフェでコーヒーを買いに行くと目の前のバスが突然爆発、呆然とするジャックだったが公衆電話が鳴っていることに気付き電話に出ると犯人から
エレベーター爆弾の一件をジャックに邪魔されて犯人はジャックに挑戦、今度はバスに爆弾を仕掛けた、時速50マイルを過ぎると起爆装置が作動し、時速50マイル以下に落ちると爆発する、ジャックは犯人に聞いたバスに向かう
アニーはバスに飛び乗り走り出しフリーウェイへと向かった、そこで50マイルに達して起爆スイッチが入ってしまう、ジャックは何とかバスに乗り込むことに成功し、運転手に事情を説明
しかし警官が乗り込んできたことで焦った乗客の1人が銃を取り出し、それを取り押さえようとした乗客ともみ合いとなり誤って発砲してしまい、弾丸は運転手に命中し、代わりにアニーが運転を始めた
ジャックは乗客に爆弾のことを説明して警察本部と連絡を取りながら対策を練る、事件の知らせを聞いたテレビ局はヘリを飛ばして中継し、犯人はテレビを見ながら楽しんでいる
果たしてジャックとアニーはこの危機を防いで乗客を全員助けることができるのか?
《感想》
とにかく当時はめちゃくちゃ面白くて全世界で約3億5000マンドルの興行収入で日本でも45億円を記録しました、ジャック役で「ドラキュラ」のキアヌ・リーヴスはこの作品で一躍スターダムに上り詰めました
キアヌ・リーヴスはスターになっても庶民的で来日の際にはお気に入りのラーメン屋に一般客と一緒に並んで食べるほどラーメン好きです
そしてヒロイン役のアニーを演じたサンドラ・ブロックも一気に有名女優の仲間入りで続編の「スピード2」ではキアヌ・リーヴス不在で主役を演じてました
ちなみにサンドラ・ブロックは社会貢献活動を積極的に行っており、アメリカ同時多発テロ事件やスマトラ島沖地震・津波被害に赤十字を通じて100万ドルを寄付しています、もちろん東日本大震災でも義援金として100万ドルが寄付されました
監督は「ダイ・ハード」や「氷の微笑」のカメラマンのヤン・デ・ボンで本作が監督デビュー作です、脚本のグレアム・ヨストも初脚本で黒澤明の脚本の「暴走機関車」にインスパイアされたそうです
バスが50マイル(約80キロ)になると起爆スイッチが入り、次に50マイル以下になると爆発する、そんなバスを止められない、暴走させるしかない展開がめっちゃ面白いです
いきなりバスに乗り込んできた警官に不信感を示す乗客たちなんですけど状況を把握して恐怖に引きつるのです、しかも運転手はケガをして代わりにアニーが運転、しかもアニーはスピード違反で免停中(笑)
しかもこのジャックが危ないことばかりしてハラハラドキドキですよ、いくらSWAT隊員だったとしてもあまりにもクレイジーなことばかりするんです
犯人を演じるのが「悪魔のいけにえ2」のデニス・ホッパーでエレベーター爆弾で身代金をせしめるつもりでしたがジャックに阻止されてこのバス爆弾事件を起こすんです、これがなかなか頭が良くてね
ご老人の域に入っているのですが爆弾を作っては身代金要求ってやっぱ賢いです、だって人質がいくらでもいるもんね、でも爆発させたら意味がないですけどね、自分の家は爆発させたけどね
エレベーターから始まってバスになって最後は地下鉄となります、バスからの脱出と地下鉄からの脱出で興奮したのかジャックとアニーはセックスから始めようって感じで恋人となるんです、アメリカらしいね
絶体絶命、男と女、とびきり熱い胸騒ぎ… それが『スピード』です。
とにかくありえないくらい危険が連続して見応えたっぷりです、久しぶりに観ても面白かったです
ケンとカズ
『ケンとカズ』
2016年 「ケンとカズ」製作委員会
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 小路紘史
撮影 山本周平
出演 カトウシンスケ/毎熊克哉/飯島珠奈/藤原季節/高野春樹/江原大介/杉山卓也
《解説》
容赦なき衝撃のハード・ノワール誕生
2015年・第28回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門の作品賞受賞作、ロッテルダム国際映画祭などで上映された2011年製作の同名短編を、小路紘史監督が自身のメガホンにより長編初作品として再映画化した
《物語》
幼なじみの悪友同士のケンとカズは寂れた小さな自動車整備工場で整備士として油にまみれて働いている、しかし工場の稼ぎだけでは足りず、後輩のテルと共に覚醒剤の密売をしていた
この日も3人は商売敵に殴り込みをかけて痛めつけ、この縄張りで売るなら許可がいると脅し、運転免許証を取り上げて今度は拉致すると脅して去った
ケンには同棲している恋人の早紀がケンの子を身籠っていた、ケンにとって早紀は殺伐とした現実を忘れさせてくれるかけがえのない存在だ
カズはケンに安い薬を売ろうと持ち掛ける、いわゆる横流しだ、元締めの藤堂を裏切って裏取引きをしているのではとケンはカズを疑う、テルはカズが敵対する松戸一家と電話で話してトラブっているのを聞いたと話す
ケンがカズの自宅に行くとそこには認知症を患うカズの母の姿があった、カズの口から裏取引きや松戸一家の話しを聞き出すことはできなかった、ケンはかつてカズが藤堂を裏切ってリンチを受けた日を思い出していた
カズはケンに母親を施設に入れなければならない、それに子供の頃に虐待を受けていたと、いっそのこと母を殺して埋めようかと考えているケンはカズに手伝ってくれと頼まれて戸惑ってしまう
ある日、ケンは何者かに襲われて運転免許証を奪われてしまう、ケンの手当てをする早紀は危険なことをしているケンをなじるが、ケンは知り合いが工場を経営している愛知に引っ越そうかと持ち掛ける
一方でカズは藤堂と敵対する勢力と手を組んで薬を売ろうとしていた、藤堂の薬をくすねて横流しもしていてケンは反対するも、カズに強制的に手伝いをさせられてしまうのだが…
《感想》
すごくこれが現実的な裏社会なのでしょうか?ケンとカズは悪友で自動車整備工場で働きながら薬を売りさばいてます、小さな組の組長が元締めとなってるんです
でもこの組長の藤堂はいつもヘラヘラしていて全然怖さがないんです、普通の兄ちゃんって感じなのですがその横にいつもいる手下が笑う事なく怖いんです
実質はこの2人だけの組って存在するのでしょうか?薬をさばくのもたいした量ではないのでは、この2人にケンとカズが加わってる感じなんですが組というよりチンピラ集団って感じです
このケンを演じるのがカトウシンスケで薬を売り、商売敵をボコボコにもするのですが自分なりに一線を引いているのです、それに恋人の早紀との未来を思い描いています
ケンの恋人の早紀を演じるのが飯島珠奈で、危ない仕事をしているケンを心配している普通の女性です、最初は自動車整備士だと思って付き合ったのでしょうね、ケンは早紀のために足を洗おうかと考えているんです
そんなケンや早紀の未来もメチャメチャにしてしまう後先考えずに行動する危ないカズを演じるのが毎熊克哉で、本当にどうしようもないチンピラでクズなんです、裏切りや薬の横流しも平気で仁義や任侠もありません
それに一番とばっちりを受けるのが後輩のテルで演じるのは「イニシエーション・ラブ」の藤原季節、こんな自動車整備士でチンピラではなくもっと楽に生きれたはずだと思うようなイケメンなんです
暴力的なカズに振り回されるケンなのですがカズの面倒を看たがために破滅へと落ちていきます、でも薬を売って生活している人生が正解だとは思いませんので最初から落ちていたのかもしれませんね
ここから這い上がるんだよ それが『ケンとカズ』です。
これがリアルなバイオレンスなのかなぁ?まあピストルも出てこないしリアルと言えばリアルなのかな?
日常之出来事
クローバーフィールド・パラドックス
『クローバーフィールド・パラドックス』
2018年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 ジュリアス・オナー
脚本 オーレン・ウジエル
撮影 ダン・ミンデル
音楽 ベアー・マクレアリー
出演 ググ・バサ・ロー/デビッド・オイェロウォ/ダニエル・ブリュール/ジョン・オーティス/クリス・オダウド/アクセル・ヘニー/チャン・ツィイー/エリザベス・デビッキ/クローバー・ニー/
《解説》
未来は明るいはずだった
J・J・エイブラムス製作による「クローバーフィールド HAKAISHA」「10クローバーフィールド・レーン」に続く「クローバーフィールド」シリーズの第3弾で、Netflixオリジナル映画として世界配信
出演は「美女と野獣」のググ・バサ・ロー、「グローリー 明日への行進」のデビッド・オイェロウォ、「ラッシュ プライドと友情」のダニエル・ブリュール、「キングコング 髑髏島の巨神」のジョン・オーティス、「ラスト・ナイツ」のアクセル・ヘニー、「グランド・マスター」のチャン・ツィイーら
《物語》
政府によると世界のエネルギー資源は5年以内に完全に枯渇すると言われている、宇宙ステーション「クローバーフィールド」は本日完成し危険な実験を行うために設計されている
軌道上の実験室にあるシェパード粒子加速器が起動されればエネルギーを生み、地球のエネルギー危機を永久に解消することが出来る
エヴァ・ハミルトンは宇宙ステーションの乗組員として誘われる、夫のマイケルは理解してエヴァを乗組員として送りだした、エヴァはその直後から起動実験をするが失敗
それから約2年、乗組員は何度も起動実験を試みるが失敗続き、もう点火エネルギーは3回分しか残されていない、これが成功できないと何が起こるか考えることさえできない
乗組員のイライラも積り、地球ではドイツが戦争の準備をしてロシアに侵攻すると報道され、ロシア人とドイツ人が殴り合いのケンカに発展する
地球のテレビではクローバーフィールド・パラドックスの著者がこの実験が従来の1000倍強力なので実験するたびに時空の膜を引き裂き複数次元を衝突させて現実を粉砕する恐れがある、この実験には混沌を解き放つ可能性があり、モンスターや悪魔を解き放つのではないかと示唆
今回はシェパードが成功することを信じて祈る思いで起動させると順調に出力が上がり50%を超えた、成功したと思われたがオーバーロードが起こり停止
ガラスが割れ体が浮き上がるほどの衝撃が起き、デッキで火災が発生し、システムはスクランブル状態、エヴァは地球との通信をするができなかった、目の前にあった地球がどこにもなくなってしまった、シェパード粒子加速器が地球を消滅させてしまったのか?
《感想》
J・J・エイブラムス製作のクローバーフィールドのシリーズに続く第3弾で「クローバーフィールド HAKAISHA」の前日譚に当たる作品で、製作費がかさみ過ぎたために劇場公開は断念されて、Netflixで独占配信された作品です
主人公のエヴァ・ハミルトンを演じるのは「美女と野獣」のググ・バサ・ローでイギリス出身で父親は南アフリカ出身で母親はイングランド出身です
宇宙ステーションの司令官キールを演じるのが「猿の惑星:創世記」のデビッド・オイェロウォでイングランドオックスフォードでナイジェリア系の両親の元に生まれます、
シュミットを演じるのが「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」のダニエル・ブリュールでドイツ人の父親とカタルーニャ人の母親の間にバルセロナ生まれで、ドイツ育ち
医師のモンクを演じるのが「キングコング 髑髏島の巨神」のジョン・オーティスでニューヨーク出身ですがプエルトリコ系の家系です
腕を壁に取られて分離した腕が勝手に動き出すマンディを演じるのが「嗤う分身」のクリス・オダウドでアイルランド出身です、一番残酷な死に方をするヴォルコフを演じるのが「ラスト・ナイツ」のアクセル・ヘニーでノルウェイー出身です
エンジニアのタムを演じるのが「グランド・マスター」の中国出身のチャン・ツィイーでおいらは久しぶりに彼女を見た気がしましたね、以前は中国で四代若手女優と呼ばれていましたもん
壁の配線スペースの中から現れる謎の女性ミーナを演じるのが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」のエリザベス・デビッキでポーランド人の父親とオーストラリア人の母親の間にパリで生まれます
主な俳優の出身地を書いたのはこの宇宙ステーションにはいろんな国の乗組員が乗っています、それに言語は英語と中国語となっています、近い未来は中国がいろんな世界で主導権を取っているのでしょうね
そこでチャン・ツィイーがキャスティングされたのでしょうね、彼女は映画はペラペラなのですが本編では中国語を普通に喋り、他の人も普通に受け答えしてましたね、それが誰が聞いてもわかる中国語なのかはわかりませんけどね
今回のクローバーフィールドは宇宙ステーションの名前ですが、第1作目では国防総省の保管する事件映像記録の総称で、第2作目の「10クローバーフィールド・レーン」では地下に軟禁する家の住所でした
とにかく突然に色々と起こるので混乱してしまって考える時間をくれません、なのでたたみかけるように展開していってスピード感がありましたね、おいらはこれぐらい色んなことが起こる方が好きです
ただ、まだまだ謎の多いシリーズなので続けて欲しいシリーズではありますね、次は前日譚ではなく第1作目のしっかりとした続きが観たいですね
ヤツが出現した謎が、ついに明かされる! それが『クローバーフィールド・パラドックス』です。
いろんな次元が一緒になってしまう展開はそれなりに良かったですけど、それでHAKAISHAが登場するのはちょっとね(汗)
1855タイトル
ラプラスの魔女
『ラプラスの魔女』
2018年 「ラプラスの魔女」製作委員会
《スタッフ&キャスト》
監督 三池崇史
原作 東野圭吾
脚本 谷津弘幸
撮影 北信康
音楽 遠藤浩二
出演 櫻井翔/広瀬すず/福士蒼汰/志田未来/佐藤江梨子/TAO/玉木宏/高嶋政伸/檀れい/リリー・フランキー/豊川悦司
《解説》
未来予知×殺人事件⁉自然現象を利用した完全犯罪とは…?
東野圭吾のベストセラー小説を三池崇史監督のメガホンで実写映画化し、櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰が初共演を果たした史上最も異色なサスペンスミステリー
遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きた、検証に赴いた地球科学者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する、東野圭吾が小説の常識をくつがえして挑んだミステリー
《物語》
妻と温泉地を訪れた初老の映画プロデューサーの水城義郎が硫化水素中毒で死亡する事件が発生した、事故が起きた温泉の職員は地球科学専門の教授・青江修介に温泉から出る硫化水素で人は死ぬかと調査依頼
温泉地は人が死んだことで営業中止となっていて青江に安全を証明してもらい、一刻も早く営業を再開したいのだ、現場を視察した青江は致死量に達しないと事件ではなく事故だと結論を出した
しかし麻布北署の刑事・中岡祐二は事故を装って致死量の硫化水素を吸わせることはと質問、中岡は妻の千佐都を疑っていた、千佐都には大きな遺産が入ってくる
そしてまた硫化水素で人が死ぬ事件が発生する、同じ温泉で水城が死んだ場所とは別の場所、亡くなったのは那須野五郎で俳優、中岡はわずか一か月の間に硫化水素による不可解な事件が2件
これが単なる偶然の事故死と言えるのか、さすがに青江は頭を抱えるがありえない、あの場所は地形が入り組んでいて致死量には至らない、しかし那須野は温泉街で水城の妻・千佐都といるところを目撃されていた、千佐都による連続殺人だと中岡は推測
温泉地の部屋に戻り悩んでいると部屋に以前に事故現場で目撃した少女・円華が入ってきた、その後に女性と男性が現れて、家出をしている円華を捜していると部屋の中へ
窓から円華は逃げて2人は追って外へと行くが円華は部屋の中にいて2人をまいた、円華は事故現場に連れて行ってほしいと青江に頼む、そこで円華は人を捜してほしいとスマホの写真を見せた
そして円華は自分のことをラプラスの魔女だと名乗る、円華はこれから起こる自然現象を言い当ててみせた、円華の秘密とは?そして第三の事件が起こる…
《感想》
2020年をもって活動休止をするジャニーズ事務所のアイドルグループ・嵐の全員の出演作品レビューをしようと考えて、今回は櫻井翔です、櫻井翔作品は「謎解きはディナーのあとで」や「ヤッターマン」や「ハチミツとクローバー」などをレビューしております
櫻井翔が演じるのは地球科学者の青江修介で、正直言って地球科学者ってどんなことを研究しているのかピンときませんでしたがまあ自然を研究しているようですね
その青江に協力を求める羽原円華を演じるのが「ちはやふる 結び」の広瀬すず、自らをラプラスの魔女と呼んで特殊能力を持っています、最初は机の上にこぼれたジュースを見て、ジュースの通り道を瞬時に判断するのです
ラプラスとはピエール・シモン・ラプラス(1748~1827)のことで18世紀のフランスの数学者でラプラスの悪魔の提唱者です、ある瞬間における物質の力学的状態と力を知ることができ、それらのデータを解析できる能力と知性が存在するならば、その目に未来も過去同様に見えているだろう、すなわち予知です
円華は幼い頃に母親と竜巻に巻き込まれて円華は母親に守ってもらい、母親は竜巻に連れ去られて亡くしているんです、その罪悪感から自然現象を操り、未来を予知してコントロールする能力を持ちたいと願望があったんです
そんな円華が捜している甘粕謙人を演じるのが「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の福士蒼汰、サイコロを投げて転がる前に目を察知して言い当てることができるんです
サイコロの回転と空気抵抗と摩擦熱で落ちる自然現象を見抜くことができる特殊能力を持っているんです、円華は謙人と友達になって、8年間、謙人から能力を使う方法を教えてもらっていたんです
硫化水素で死んだ2人を繋ぐのは甘粕才生という映画監督、彼が47歳のときに事件が起こり、娘の萌絵が硫化水素で自殺を図り、萌絵と母親が死に、息子の謙人が意識不明となるんです、この甘粕才生を演じるのが「娚の一生」の豊川悦司
青江修介の助手をする奥西哲に「伊藤くん A to E」の志田未来、水城千佐都に「抱きしめたい 真実の物語」の佐藤江梨子、円華の父親の全太朗に「サニー 32」のリリー・フランキー、円華の側近の桐宮玲に「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」のTAO、そして中岡刑事に「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」の玉木宏
豪華キャストなんですけど「土竜の唄 香港狂騒曲」の三池崇史監督とはなぜか相性が悪いようであまり好きな作品と出会えません、本作もかなり製作費がかかっているのがわかるくらいですがやはりピンとこなかったですね
櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰が挑む、東野圭吾ミステリー史上最も異色な衝撃作! それが『ラプラスの魔女』です。
ほんとうに三池崇史監督とは相性が悪いのか他の人のようにハマりません、もっと楽しめたらと思います