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マイティ・ソー バトルロイヤル

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『マイティ・ソー バトルロイヤル』

 

 

 

 

 

2017年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 タイカ・ワイティティ

 

脚本 エリック・ビアソン

 

撮影 ハビエル・アギーレサロベ

 

音楽 マーク・マザースボウ

 

 

 

出演 クリム・ヘムズワース/マーク・ラファロ/トム・ヒドルストン/ケイト・ブランシェット/テッサ・トンプソン/アンソニー・ホプキンス/イドリス・エルバ/ジェフ・ゴールドブラム/カール・アーバン/浅野忠信/ベネディクト・カンバーバッチ/タイカ・ワイティティ/レイチェル・ハウス/レイ・スティーブンソン/ザカリー・リーバイ/クランシー・ブラウン

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

死の女神の復讐がはじまる

 

マーベル・コミックのヒーローが集う「アベンジャーズ」シリーズにも参戦している、クリム・ヘムズワース扮する雷神ソーの活躍を描いた「マイティ・ソー」シリーズ第3作

 

ソー役のヘムズワースのほか、義弟ロキ役のトム・ヒドルストン、父オーディン役のアンソニー・ホプキンスらが続投し、「ドクター・ストレンジ」のベネディクト・カンバーバッチも出演、ヘラ役はオスカー女優のケイト・ブランシェットが演じている、

 

ニュージーランド出身でコメディアン、俳優、映画監督と幅広く活躍し、「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」で注目されたタイカ・ワイティティがメガホンをとる

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

ウルトロン軍団との戦いから2年、ソーは強大な力を持つインフィニティ・ストーンを探して宇宙を旅していたが、炎の魔界国ムスペルヘイムに囚われて炎の巨人スルトは終焉を意味するラグナロクに従い、ソーの故郷であるアスガルドを滅ぼすと

 

ソーは拘束を解き、ハンマーのムジョルニアを武器に敵を蹴散らしてスルトを倒して頭部の冠を奪して空間転移装置ビフレストを使ってアスガルドに無事生還

 

 

しかしアスガルドの様子がおかしい、ソーの父でアスガルドの王オーディンが王宮で芝居見物、ソーはムジョルニアで化けの皮を剥がすと弟のロキがオーディンになりすましていたのだった

 

ロキがオーディンを追放し、地球の老人ホームに入れたと言い、連れ戻すために2人でニューヨークへ移動するが老人ホームは取り壊されていてオーディンの姿はない

 

 

その時にロキの足元に光の輪が現れてロキは消えてしまい、そこに残された1枚の紙切れに書かれていた住所に向かうと魔術師のドクター・ストレンジがソーを出迎えた

 

世界の脅威になる存在のロキは要注意人物で2人が地球に来た目的を確認してストレンジはオーディンがノルウェーにいると教えて2人をワープゲートから送り出した

 

 

ソーはオーディンと再会するが彼は寿命が尽きかけていて今まで抑えていた彼女が復活すると言う、それは死の女神ヘラで彼女はソーの姉であまりにも暴力的な性格に手を焼き、投獄して閉じ込めた

 

語り終えたオーディンは光の粉となって消えてしまい、その瞬間に空間に穴が開いてヘラが出現、ソーはムジョルニアを投げて攻撃するもヘラは片手で受け止めて粉砕

 

 

ロキは不利とみてビフレストでソーと脱出しようとするがヘラも追い付きソーとロキを吹き飛ばしてしまいヘラはアスガルドに到着、アスガルドの地から力を得てヘラはパワーアップしてアスガルドの兵士たちを皆殺しにし、九つの全世界を支配すべくビフレストの鍵となる剣を探す

 

 

一方ソーは空間を飛び越えて惑星サカールに流れ着きヴァルキリーに捕らえられ、統治者のグランドマスターに売られてしまい、主催する格闘大会でチャンピオンに勝てば望みを叶えると聞いたソーは大会に参加するが、チャンピオンとして現れたのはハルクだった

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

「マイティ・ソー」 神々の王の息子ソーは傲慢な性格を咎められ、謙虚さを学ぶために人間界へ送り込まれ、医師として人間界で暮らしていたソーは記憶を取り戻し、魔法のハンマーのムジョルニアでソーとなり、人類の敵と戦う

 

「マイティ・ソー ダーク・ワールド」 ロンドンで原因不明の重力異常が起こり、ソーの恋人で天文学者のジェーンが調査するがそこでジェーンは地球滅亡の鍵となるダーク・エルフを宿してしまう、ソーは最後の手段として弟のロキの力を借りる

 

と、ここまでが前2作の簡単なあらすじですが本作は「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」からの直接な続編となるのですが、「ドクター・ストレンジ」にもソーは少し出ていて、マーベル・シネマティック・ユニバースでいえば「スパイダーマン:ホームカミング」からの続編です

 

主人公のソーを演じるのは「スノーホワイト/氷の王国」のクリム・ヘムズワースでその野性的な魅力はソーにハマり役ですね、弟のロキを演じるのは「キングコング:髑髏島の巨神」のトム・ヒドルストンなのですがロキはいつも嫌な奴です

 

 

そしてソーの最強の敵とも言える死の女神ヘラを演じるのが「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のケイト・ブランシェットでオスカー女優がこんな怪物の役を楽しんで演じています

 

 

「ヒッチコック」のアンソニー・ホプキンスが演じるオーディンの最初の子でその暴力的な性格のためにオーディンによって投獄されていたのですが、実はオーディンと共に世界を血の海にしてアスガルドを強大な帝国にしたのですが裏切られた形で封印されていたのです、こうなったらどちらが悪いのかわかりません

 

そしてヘラによって空間を飛び越えたソーは惑星サカールに辿り着きそこで格闘大会のチャンピオンであるハルクと再会するんです、そこでのハルクはブルース・バナーに戻る事なく2年間ハルクのままでソーと戦います、演じるのはもちろんマーク・ラファロです

 

 

ソーを捕らえたヴァルキリーを演じるのが「ストレンジャー・コール」のテッサ・トンプソンで、ヴァルキリーは元々はアスガルド王に忠誠を誓う女戦士でしたがヘラを倒すために多くの仲間を失ってサカールで酒飲みの賞金稼ぎになり果てているんです

 

 

少しの出演ですがベネディクト・カンバーバッチが演じる「ドクター・ストレンジ」がソーに協力する形で出ています、サカールの統治者のグランドマスターとして「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」のジェフ・ゴールドブラムが悪い奴を演じています

 

話しの内容としてはヘラを倒すのが大前提なのですがサカールからの脱出のためにハルクと戦ったりと見せ場は豊富でラストのソーやハルクやヴァルキリーらとヘラの軍団との戦いはいつもながら凄いです、だからマーベル・シネマティック・ユニバースを観てしまうのかも

 

 

浅野忠信は頑張ったのですがヘラの圧倒的な力に吹っ飛ばされてしまいます、もうマーベルは卒業ですかね

 

 

 

 

 

 

死の女神VS破天荒チーム それが『マイティ・ソー バトルロイヤル』です。

 

 

 

 

 

ただ残念なのはこれまでの恋人ジェーン・フォスターと破局したのでナタリー・ポートマンの出演がなくて、ちょっとね

 

 

 

 

 


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