『グレムリン』
１９８４年 アメリカ
《スタッフ＆キャスト》
監督 ジョー・ダンテ
脚本 クリス・コロンバス
撮影 ジョン・ホラ
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
出演 ザック・ギャリガン／フィービー・ケイツ／ホイト・アクストン／フランシス・リー・マッケイン／ポリー・ホリデイ／コリー・フェルドマン／ケイ・ルーク／ジャッジ・ラインホルド／ディック・ジョセフ
《解説》
可愛くて、いたずら好き、不思議な生き物モグワイがクリスマスに巻き起こす大騒動
父親からクリスマス・プレゼントとして貰った小動物モグワイ 飼うには３つの約束があったのだが、その約束は次々と破られ、モグワイは怪物グレムリンへと変身してしまう
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、ジョー・ダンテ監督で贈る、とっておきのクリスマスの悪夢 優れた映画の資質を全て持った作品という評価に相応しい傑作エンターテイメント
《物語》
発明家のランド・ペルツァーはセールスと息子のクリスマス・プレゼント選びのためチャイナタウンにやってきた 客引きの少年に連れてこられた骨董店で珍しい生き物を見付けた
布で覆われた籠の中で歌を歌う生き物の名はモグワイ このモグワイがすっかり気に入ったランドは値段を聞くが、老人の店主はモグワイは売り物ではないと断る
しかし店主の孫がランドを店の外で待たせて家が貧窮していると告げてモグワイを売った そして少年は約束が３つ守って欲しいと
モグワイは明るい光を嫌う、日光は死をもたらす 水で濡らさないように そして真夜中過ぎに食べ物を与えてはいけない
キングストン・フォールズは雪に覆われペルツァー家では妻のリンと息子のビリーがクリスマスを祝おうと待っていた
帰宅したランドがビリーにプレゼント 箱の中から出てきたモグワイを見て興奮するビリーはギズモと名付けて３つの約束を守って育てることを教えられる
近所の少年ピートが遊びに来た時に誤ってギズモに水をかけてしまった ギズモは悲鳴と共に毛玉が飛び出し５匹のモグワイが誕生
新たなモグワイはストライプをリーダーとし、ずる賢く時計を止めて真夜中過ぎに食事にありついた 次の日の朝、ギズモを除くモグワイ５匹はサナギとなり、その中から狂悪なグレムリンが現れた
グレムリンは暴れまわり、リンとビリーは自宅で４匹までは自宅で殺したがストライプは窓を破って外へ逃走
ビリーはストライプを追うがスポーツセンターに逃げ込みプールへと飛び込み仲間を増殖 グレムリンは群れとなり、キングストン・フォールズの街はパニックに落とし入れられる
《感想》
これを初めて観たときはギズモの可愛さに悶絶しましたよ（笑） 当時のＳＦＸでここまでリアルな生物を作れるのかと
当時はヒットメーカーと言えばスティーヴン・スピルバーグ とにかくこの時期はスピルバーグは監督作品や製作作品を大量に量産 ひょっとして名前貸しみたいなこと？（笑）
監督は低予算ホラー「ピラニア 」「ハウリング 」のヒット作で売出し中のジョー・ダンテ ショックシーンがあるのかと思いきや、スピルバーグ印では無理だったようです
でもね、グレムリンが暗闇から集団でゾロゾロ現れるシーンはゾクゾクしました（笑） あとは母親リンがグレムリンを殺していくシーンがおいらとしては一番盛り上がったかな 母は強しでした
おいらとしてはフィービー・ケイツが出演しているのが嬉しかった 「初体験リッジモントハイ 」や「プライベート・スクール 」などのヌードありきの出演作が多かったのですがスピルバーグ印の大作に出るなんて
主人公ビリーの恋人役なんですが、設定が冬なんでフィービー・ケイツはめっちゃ厚着です 肌なんて露出なし、でもその可愛さはたまりません
でもフィービー・ケイツ演じるケイトが父親の死の話をするシーンで、サンタの格好をした父親が煙突から入ったものの転落して死亡 これはブラックジョークみたいでちょっと困りますね
それにしてもこんな飼うのが難しい動物って売っちゃだめですよね もし増やして売ったなら地球はグレムリンに占領されてしまうもん それを考えると立派なホラーやね
５匹のモグワイがギズモと比べて下品だしガサツなんです モグワイがカワイイのに他のモグワイはなんだか可愛くないんですよ
モグワイの設定は他の惑星で作られた生物のモグワイが他の惑星での環境に耐えれるのか実験で地球の台湾に送り込まれ、中国の老人の手に渡ったらしいです ３つの約束は他の惑星の科学者も予想出来なかった副作用のようです
スピルバーグからの贈り物 それが『グレムリン』です。
クリスマスに楽しく観れる作品です もう３０年前の作品なんですね
