『KG カラテガール』
2010年 アマゾンラテルナ
《スタッフ&キャスト》
監督 木村好克
脚本 西冬彦
撮影 相馬大輔
音楽 安川午朗
出演 武田梨奈/飛松陽菜/中達也/入山法子/横山一敏/リチャード・ウィリアム・ヘセルトン/滝沢沙織/堀部圭亮
《解説》
危険で過激で美しい、実闘!カラテアクション映画の誕生!
磨き上げた空手を駆使し、父を殺し、妹を奪った悪の組織に立ち向かう女子高生の姿を描く過激アクション
主演は空手全日本チャンピオンで「ハイキック・ガール」で衝撃的なデビューを果たした武田梨奈 現役の空手チャンピオンたちを相手にノーCG、ノーワイヤー、ノースタントのアクションを披露する
《物語》
200年前の沖縄に最強と言われた伝説の空手家・紅宗次郎 その血筋と意思を受け継ぐ継承者の紅達也 その世界に名を轟かす紅空手を我が手にしようとする謎の組織により達也は2人の娘を人質にとられ命を落とす 姉の彩夏は殺され、妹の菜月はさらわれ、宗次郎の黒帯を奪われた
時は流れて10年後の横浜 達也は死ぬ間際に彩夏を蘇生し、亡くなっていたのだ 彩夏は紅空手の継承者であることを隠し、名前も変えて親戚の池上美樹の元で普通の女子高生として暮らしていた
そんなある日、バイト先の映画館で引ったくり騒ぎ 彩夏は犯人2人を空手で捻じ伏せて周りにいた客から喝采を浴びる
目立たぬように生きていた彩夏は戸惑いの表情 しかし見ていた客たちがネットで話題となってしまう 「池上彩夏18歳 実は空手の達人」と
この事は謎の組織の会長の田川周の耳にも入り、組織は彩夏へと迫る 田川は10年前に達也を襲ったときに半身不随の体にされ、しかも宗次郎の黒帯は偽物だった その恨みは彩夏へと向けられる
空手道場を経営する男性から招かれて指導をしていると少年と少女の2人が入ってくると瞬く間に練習生を倒し、彩夏に攻撃をするが彩夏は撃退
池上彩夏を紅彩夏だと確信した田川は彩夏が持つ本物の宗次郎の黒帯と彩夏の命を狙う
1人稽古に励む彩夏の前に先日闘った少女が現れた 彼女は田川が教える殺す空手と彩夏の言う守る空手の意味を考え葛藤していた
彩夏との組手の中で同じ構えをする それは紅空手の型 それで彩夏はその少女が幼い頃にさらわれた妹の菜月だと知る
運命的な再会を果たすも菜月は洗脳されサクラと名乗り、組織に殺人マシーンとして育てられてきたのだ
妹を取り戻すべく彩夏は紅空手の封印を解き、たった1人で組織へと乗り込んでいく
《感想》
何かと話題となっていた武田梨奈主演作です 「ハイキックガール 」に続く主演作品ですが内容的にはどうってことはないのですが、目を見張るのはやはり武田梨奈のアクションです
とにかく彼女のハイキックは本当に美しい 簡単にしてるようですが中々出来ませんよ 本編でも180センチを超える男の頭に乗せたペットボトルを蹴るシーンがありますが簡単にしてます
女性や子供が大人の男をバッタバッタと倒す作品は多々ありますが、おいらは基礎体力の違いから現実感がなかったんですけど、武田梨奈に関しては現実感あります
ただ攻撃を受けるとやはり女の子なのでもろいイメージがあります ですから攻撃を受ける前に倒してると強さが際立ちますね
妹の菜月を演じるのが飛松陽菜 彼女も空手のチャンピオンで本物です とても身軽で飛んで3人に蹴りを浴びせる空中殺法はマンガのようです
この2人の美少女空手家は本当に努力家ですよ アクションシーンは実際に当ててるんですが当てる方も痛いのよ 武田梨奈は骨折しても撮影続行してたそうですから
オープニングの中達也のアクションシーンは怖いくらい凄い 決して派手ではないですが迫力満点です 人間を壊すような蹴りに突き、そして頭突きまで ザ空手って感じです
最近、武田梨奈が話題と言ったのはカードのCMで頭突きで瓦を割るアレね あのCMで引っ張りだこになってましたよ
いろんな番組で頭突きさせられて大変ですよ わざわざ大阪の番組「ミヤネ屋」にも生放送で瓦割ってました これからアクション女優として世界に羽ばたいてほしいです
制服の下に秘拳が眠る それが『KG カラテガール』です。
女子高生の制服と美少女アクション 海外に売れる要素はばっちりです(笑)