『アトミック・ブロンド』
2017年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 デビッド・リーチ
原作 アントニー・ジョンソン/サム・ハート
脚本 カート・ジョンスタッド
撮影 ジョナサン・セラ
音楽 タイラー・ベイツ
出演 シャーリーズ・セロン/ジェームズ・マカボイ/エディ・マーサン/ジョン・グッドマン/トビー・ジョーンズ/ジェームズ・フォークナー/ソフィア・ブテラ/ビル・スカルスガルド/サム・ハーグレイブ/ティル・シュワイガー
《解説》
最強の女スパイ、現る
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」や「ワイルド・スピード ICE BREAK」など近年はアクション映画でも活躍の幅を広げているシャーリーズ・セロンが、MI6の女スパイを演じた主演作
アントニー・ジョンソンによる人気グラフィックノベルを映画化したアクションスリラーで、「ジョン・ウィック」シリーズのプロデューサーや「デッドプール」続編の監督も務めるデビッド・リーチがメガホンをとった
共演に「X-MEN」「ウォンテッド」のジェームズ・マカボイ、「キングスマン」「ザ・マミー 呪われた砂漠の女王」のソフィア・ブテラ
《物語》
1989年11月にベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦は終結した
ロンドンで氷を張ったバスタブから身を起こした美しい女性ローレン・ブロートン、その全身にはアザと傷があり身支度を整えてMI6へと向かった、彼女はMI6の凄腕の諜報員
そこで諜報局主任のエリック・グレイとCIAエージェントのエメット・カーツフェルドを前にしてベルリンで行ったミッションを語り始めた
10日前にベルリンに潜入していたMI6の諜報員ガスコインがKGBの殺し屋バクティンに殺された、ガスコインは東ドイツ保安省のスパイグラスと会い、マイクロフィルムに収めた活動中のスパイ・リストを隠した腕時計を受け取った
それをバクティンに奪われたのだ、彼をアメリカ、フランス、ソ連、そしてCIAベルリン局で最も優秀な諜報員のデヴィッド・パーシヴァルも追っている、ローレンは彼と組んでリストを奪還するミッションを受ける
ローレンは偽名で西ドイツへ入国するが、極秘任務にも関わらずKGBに襲撃されるが対処してパーシヴァルと合流
東ドイツではブレモヴィッチ率いるKGBがリストを持ったまま消えた裏切り者のバクティンを追っている、バクティンはリストを売るつもりだ
ローレンはガスコインの住んでいた部屋に行くがそこはすでに荒らされた後だったが、そこでパーシヴァルとガスコインが写っている写真を発見するが、警察官が密告により大勢現れるがローレンは全員を倒してその場を去った
バクティンの目的を探る為にクラブに行くとそこでローレンを尾行していたフランスの女諜報員のデルフィーヌ・ラサールと出会う、その夜に2人は熱い情熱的な一夜を過ごす
東西ベルリンの裏社会の仕事を請け負う時計屋の力を借りて東ベルリンへ密入国したローレンだったが、KGBに襲われるが間一髪で逃げた
実はローレンにはもう一つのミッションがあった、それはガスコインを裏切った二重スパイのサッチェルを殺す事、サッチェルは東西両国に追われている
混沌とした政治情勢の中、ローレンは二つの極秘ミッションを完遂できるのか?
《感想》
凄かった、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のシャーリーズ・セロン!あの美貌の彼女がここまでボロボロになるまで殴り合いをするなんてビックリです、格闘技の基礎があるアクション女優なら分かりますが彼女はそうでないのでかなり体を鍛えたんじゃないかな?
ガスコインの部屋で警官隊との肉弾戦は部屋の道具を使って大柄な男を6人ほどを全員倒してしまいます、それも動きにくい服でね、この道具を使った闘いはジャッキー・チェンを意識したそうです
終盤にも凄まじい闘いがあります、KGBの男たちを相手に銃とナイフと拳でボロボロになりながら倒していくんです、このシャーリーズ・セロンは鬼気迫ります
その格闘シーンも長回しでの撮影で階段から落ちるシーンは痛そうだし、ナイフを男にサクサク刺すシーンは躊躇なくて凄かったです
ベルリンでローレンと組む諜報員のパーシヴァルを演じるのが「X-MEN アポカリプス」のジェームズ・マカボイで、自分の為に活動しているようでローレンは混乱してしまいます
そしてそしてフランスの諜報員デルフィーヌを演じるのが「ザ・マミー 呪われた砂漠の女王」のソフィア・ブテラで、シャーリーズ・セロンとのラブシーンもあるのである意味ビックリでした
シャーリーズ・セロンもソフィア・ブテラもヌードを披露していて本当に女優としての仕事を果たしてますね、特にシャーリーズ・セロンは40歳を超えているのにめちゃ美しいですよ
監督は「ジョン・ウィック」のデビッド・リーチで華麗なアクションには定評がありますね、アパートの階段での長回しのアクションはカッコ良かったもん
シャーリーズ・セロンも製作に名を連ねていてこの作品にかけているのが分かります、オープニングから氷を張ったバスタブからヌードを披露するので目を奪われてしまいます、これまでもヌードを披露しているシャーリーズ・セロンですが売れても脱いでくれるのはさすがです!
とにかく監督はシャーリーズ・セロンを美しくカッコよく撮ってます、何よりもカッコ良さを優先して撮影したと監督は言ってます
それでもローレンの事は謎だらけなので続編があればその辺りも少し見せてほしいですね
誰も信じるな それが『アトミック・ブロンド』です。
諜報員の仕事ってこんなに派手とは思いませんが、これだけのことをする訓練はもちろん積んでるでしょうね、女スパイってエロいね(笑)
裏237号室の『アトミック・ブロンド』はこちらです