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Channel: 237号室 タカの無事是名作映画烈伝 A級からZ級まで
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暗黒女子

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『暗黒女子』

 

 

 

 

 

2017年 「暗黒女子」製作委員会

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 耶雲哉治

 

原作 秋吉理香子

 

脚本 岡田麿里

 

撮影 中川光一

 

音楽 山下宏明

 

 

 

出演 清水富美加/飯豊まりえ/清野菜名/玉城ティナ/小島梨里杏/平祐奈/升毅/千葉雄大

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

イヤミスの傑作!「全員悪女×ダマし合い」裏切りエンターテインメント

 

秋吉理香子の同名ミステリー小説を、清水富美加と飯豊まりえのダブル主演で実写映画化、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」など数々のヒットアニメを手がけた岡田麿里が実写映画の脚本を初めて担当し、「百瀬、こっちを向いて。」の耶雲哉治監督がメガホンをとった

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

聖母マリア女子高等学院は由緒正しいお嬢様学校、一学期の最後の日に文学サークルで定例会となっている闇鍋が催されて、その後に自作の小説の朗読会が開かれる

 

サークルでの現会長である澄川小百合によって進行していき、闇鍋の時は朗読会が終わるまで不要な発言は禁止、闇鍋の後はそれぞれが書いてきた小説の朗読でテーマは小百合が用意した元会長の白石いつみの死だった

 

 

なぜいつみはあんな死に方をしたのか、屋上テラスの下の花壇の中で、この学院内では文学サークルの中の誰かが殺したと噂されていた、小百合は各自が小説にすることで何かが見えてくる気がすると

 

 

学院の経営者の娘で学院のカリスマ的存在だったいつみは屋上から飛び降り自殺、その真相を解明するために順番に朗読していく

 

まずは二谷美礼からだ、美礼の家庭は裕福ではなく必死に勉強をして特待生として学院に入学、だけどこの学院に美礼のいる場所はなかった

 

 

しかし学院の太陽と言われるいつみに声を掛けられて、選ばれた人しか入れない文学サークルに入部した、そんなある日にいつみが父が高岡志夜に誘惑されていると相談された、美礼は高岡志夜が犯人だと書いた

 

小南あかねは華やかないつみが嫌いだった、老舗料亭の娘だが店を継ぐのは男である兄、その反動で将来は洋食屋を経営しようと考えていたが読書感想文が学院で評価されて文学サークルに誘われた

 

 

サークルのサロンのキッチンでスウィーツを作るあかねはある日、妹の家庭教師に二谷美礼を雇っているが家の物を盗んでいるといつみに相談された、あかねは二谷美礼が犯人だと書いた

 

ディアナ・デチュヴァはブルガリアにホームステイにやってきたいつみと出会った、いつみのはからいでディアナは学院に留学し、文学サークルに誘ってくれた

 

 

あかねの実家が火事になり夢は消えた、いつみが卒業したら文学サークルのサロンが閉鎖と聞かされたあかね、スウィーツ作りが生き甲斐だったあかねが犯人だとディアナは書いた

 

高岡志夜は中学の時に書いた小説で賞を獲りデビュー、学院でいつみに誘われて文学サークルに入部、いつみの父にはマスコミとの間に入ってもらって友人のように仲良くなった

 

 

今後も留学生を受け入れると言ったいつみの言葉を信じていたディアナだったが留学生制度は廃止が決定し、志夜はディアナ・デチュヴァは犯人だと書いた

 

そして小百合はいつみが書いた小説があると言い、この事件の真相を語る小説が読まれた

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

若手女優が揃って出ているので観ないわけにはいきません(笑) でもこの騙し合いとなる展開の映画は結構好きでよく観ますね、監督は美少女が好きなのか「百瀬、こっちを向いて。」の耶雲哉治です

 

学院のカリスマと呼ばれる白石いつみが自殺して実は真犯人は文学サークルにいると噂されて、澄川小百合が定例会で闇鍋といつみの死をテーマにした小説を朗読させるんです

 

 

みんなが書く小説は思い思いに犯人を決めつけての小説で、こんな事したら文学サークルがギクシャクするんじゃないかと思います、実際は仲良さそうです

 

 

この学院のカリスマで経営者の娘で太陽と言われる白石いつみを演じるのが「きょうのキラ君」の飯豊まりえでなんだか独特の雰囲気でしたね

 

 

もうみんながいつみを憧れの眼差しで見ていて、いつみに声を掛けられるだけでみんな羨ましくれちょっとしたステイタスなのです、でも声を掛ける相手にはいつみのある魂胆があったんです

 

そして副会長の澄川小百合を演じるのが「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」の清水富美加で小百合はいつみにある意味理想を持っていたのですがそれが変わってしまうんです

 

 

彼女は本作の公開時に出家騒ぎとなりました、試写では飯豊まりえが泣いてました、でも出家後の千眼美子となって告白本を出して音沙汰なかったのですが、CSのバラエティ番組で観たのですがそのポテンシャルの高さは素晴らしかった、勿体ないです

 

プロ作家の高岡志夜を演じたのが「少女は異世界で戦った」の清野菜名でアクション作品で輝いていたのですが本作でのいつみの父親を誘惑するなどの演技は珍しかったです

 

 

留学生のディアナ・デチュヴァを演じるのが「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」の玉城ティナでいつみの死んだ花壇を綺麗に世話をしていました、双子の姉にケガをさせたくらい日本に来たかったようです

 

 

老舗料亭の娘の小南あかねを演じるのが小島梨里杏でおいらは彼女は本作で知りました、男が店を継ぐというその反動で洋食のスウィーツをサロンで作っているんです

 

 

裕福ではない二谷美礼を演じるのが「きょうのキラ君」の平祐奈で一年生を演じているので見た目はめっちゃ子供です、でも色々と後ろめたいことのある美礼なんです

 

 

どの女生徒も一癖あるようでそれも後半に一気にわかるんです、こんなお嬢様学院なのですが中身は腹黒い女の子だったりするんです、でも一番怖い女は…

 

 

 

 

あなたの予測をすべてブチ壊す驚愕のラスト24分!学園一の美少女を殺したのは誰? それが『暗黒女子』です。

 

 

 

 

千葉雄大が教師役で出ていますが、どうでもいい役かと思ったら、まさかのね(笑)

 

 

 

 


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